がちゃのダンジョン  映画&本

PR

フリーページ

著者名索引:ファンタジー&児童文学 


☆指輪物語


☆ナルニア国物語


☆ゲド戦記


☆ハウルの動く城


☆ハリー・ポッター


☆ライラの冒険


☆ダレン・シャン


☆ダーク・タワー


☆バーティミアス


☆氷と炎の歌シリーズ


☆ランサム・サーガ


☆小人・人形・大草原 


E.L.カニグズバーグ


D.W.ジョーンズ


ローラ・E・ワイルダー


エラゴン・ザスーラ 等  



十二国記  


海外小説


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や行の作家


ら・わ行の作家


*


このミステリがすごい海外


ロマンス本


国内小説:


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や・ら・わ行の作家


このミステリがすごい国内


あ行の映画


か行の映画


さ行の映画


た行の映画


な行の映画


は行の映画


ま行の映画


や行の映画


ら・わ行の映画


アイ・ロボット 原作と映画


天国の口、終りの楽園


シェイクスピア映画


ハリー・ポッターと炎のゴブレット


外国映画あれこれ☆


イギリス映画


スペイン映画


フランス映画


欧州映画


イタリア映画


キューバ映画


メキシコ映画


ブラジル映画


アイルランド映画


映画俳優


ユアン・マクレガー


クリスチャン・ベイル


ゲーリー・オールドマン


アラン・リックマン


ジュード・ロウ


トビー・マグワイア


フランスの俳優さん


スペインの俳優さん


ジョニー・デップ


2007年02月21日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



謎の自動車事故から奇跡的に生還したものの、事故前後十日間の記憶を失った彼女。
傷ついた心身を癒やす間もなく、元婚約者と親友がその空白の期間に惨殺されたこと、自分が容疑者であることを、ジェインは相次いで知らされる。
誰を、何を信用すればいいのか。
二転三転する疑惑が読者の心を揺さぶる、ミステリの新女王による鮮烈な第四長編。










【舞台】
ウィルトシャー州ソールズベリー、ナイチンゲール・クリニック

【人物】
●ジェイン・キングズリー(ジンクス):不動産王娘で写真家。
●メグ・ハリス:ジンクスの親友 
●レオ・ウァラダー:ジンクスの元婚約者
●アダム・キングズリー:ジンクスの父
●ベティ・キングズリー:ジェインの継母 
●マイルズ&ファーガス・キングズリー:ジンクスの腹違いの弟たち
●チャールズ&キャロライン・ハリス:メグの両親
●サイモン・ハリス:メグの弟 司祭。
●アラン・プロザロウ:ジンクスの担当医




ウォルターズの刊行本、6冊のうちの最終本です。
これも、おもしろくて、一気読みでした。
だいたい、ヒロインが病院で目を覚ましたら記憶喪失だった、という設定はありがちですから、他作品などと比べられてしまいがちですが、これは、そんなことは問題になりません。やっぱり、確かな筆力で有無を言わせず読まされちゃいました。
曲者は、ヒロインの父アダムでした。
皆の話に出てくる、でも、実物は最後になるまででてこない。
この なかなか登場しないというやり方で、カリスマ性まで帯びてくるようでして。
そして、事件の解決後も、ホントにそうだったのか?
っと、つい疑いたくなる、納得が行かない終わり方です。警察の疑惑のように。

真の犯人は別にいるんじゃないか
本では 真実が隠されている、と。 

こんな風に スッキリ感のない読後感は、ウォルターズからの謎かけのようです。

***昏い部屋―the dark room―***
この言葉は本書において、いくつもの意味をもっています。
   ひとつは、完全犯罪。
   ひとつは、文字通り、写真家の暗室。
   ひとつは、記憶喪失。
   ひとつは、頭蓋骨の中。





『わたしでないわたし』 サンドラ・ブラウン

目が覚めたら病院だったという 同じシチュエーションで、面白かった本です。飛行機事故で奇跡的に助かるヒロイン、ところが別人に間違えられて、顔もひどい損傷だった為に 別人の顔に整形されてしまう。ところがその女性の夫を殺害する計画を聞いてしまった。 考えた末 そのまましばらく成りすますことにするのです。なぜなら、彼女は記者で、彼は次期大統領候補だったから。






■著作
『氷の家』 CWA 英国推理作家協会最優秀新人賞(1992)
『昏い部屋』
『女彫刻家』 MWA アメリカ探偵作家クラブ最優秀長編賞(1993)
『囁く谺』
『鉄の枷』 CWAゴールドダガー賞(1994)
『蛇の形』 Pelle Rosenkrantz Award(2002 デンマーク)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年02月21日 20時49分38秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: