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ジョニー・デップ


2008年03月11日
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カテゴリ: 日本文学
日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。

待望の最新刊!「貴志祐介」

このミステリがすごい2005年版 国内編 第6位
日本推理作家協会賞を受賞






『黒い家』が、なんといっても強烈です。
映画『黒い家』1999年< は、かなり怖かったというか、壊れた怪作のようです。
韓国版リメイク『黒い家』2007年に だそうですね。

一番のお気に入りは、『クリムゾンの迷宮』。
ゲーム感覚のストーリーに意外にもはまりました。

一番苦手なのが『天使の囀り』。
『パラサイトイブ』のような、人体への異常現象というのが、
肌に合わなかったし、描写が克明で気色悪いのだ!
それも筆力のなせる技なのでしょうが、。
あれで、ちょっと食傷して、。貴志さんの本からは遠ざかってしまいました。
人間の欲望を暴くことが、そのままホラーになってしまう。
話題となる作品ばかりなので、結局、読むことになっちゃいますね。
ジャンルも、当初よりホラーばかりとは言えなくなってますね。



『硝子のハンマー』は、初の本格ミステリ。
あとがきは、法月綸太郎さんとの対談という豪華おまけでありました。
『青の炎』では青春倒叙ミステリー。
『新世界より』ではSFに挑戦。


今作では、真正面からとりくんだ「密室トリック」
監視カメラや、介護サルや、ロボット、通風孔、と様々なトリックの可能性を主人公が試行錯誤してるのがすごいですね。 


そして後半では、宮部みゆきさんの『火車』のような身分詐称。
ついつい犯人に同情。



新作の『新世界より 』も読んでみたくなりました。

大友克洋氏の「アキラ」等に通じるというんでは、見逃せません。





黒い家

生命保険と現代社会が抱える根源的な病理を抉った、傑作サイコ・サスペンス。1997年 第4回日本ホラー小説大賞受賞作。








クリムゾンの迷宮

男は、この世のものとは思えぬ異様な光景のなかで目覚めた。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」。血で血を洗う、新感覚ゲームノベル。






天使の囀り

頻発する異常自殺事件。それは、人類への仮借なき懲罰なのか。迫りくる死の予兆と快楽への誘惑。漆黒の闇から今、天使が舞い降りる。前人未到のホラー大作!






青の炎

光と風を浴びて、17歳の少年は、海沿いの道を駆け抜ける。愛する妹と母のために――。氷のように冷たい殺意を抱いて。人間の尊厳とは何か。愛とは、正義とは、家族の絆とは――。熱き感動を呼ぶ現代日本の『罪と罰』。日本ミステリー史上、燦然と輝く永遠の名作、ここに誕生。






ISOLA-十三番目の人格-

ボランティアで阪神大震災被災者の心のケアをしていた賀茂由香里は、多重人格障害の少女に出会うが……。緻密で斬新、戦慄のデビュー作。1996年 第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作


貴志祐介:

大学卒業後、朝日生命保険に勤務。その傍ら執筆活動を開始、1986年 に第12回「ハヤカワSFコンテスト」に岸祐介名義で『新世界より』の原点となる短編「凍った嘴」が佳作入選。その後1996年 に『十三番目の人格(ペルソナ)-ISOLA』で第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作、 1997年 に『黒い家』で第4回同賞大賞を受賞、斯界の話題をさらった。特に『黒い家』はベストセラーとなり、その後専業作家となる。人間の欲望や狂気を呼び起こす恐怖を描いたホラー作品を多く発表しており、モダンホラーの代表格と称される機会が多い。

『青の炎』では青春倒叙ミステリー、『硝子のハンマー』では本格ミステリー(同作品で 2005年、日本推理作家協会賞を受賞)、2008年1月発表の1800枚の書下ろし『新世界より』ではSFに挑戦、ホラーだけには留まらない幅広い作風を読者に知らしめている。同年3月には『硝子のハンマー』の続編ともいうべきミステリー短編集『狐火の家』(角川書店)の出版を予定している。










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最終更新日  2008年03月12日 08時50分56秒
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