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2009年07月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


このミステリーがすごい 2007年版 国内編 第19位

【内容】

孤島で起こる殺人事件に挑む火村と有栖川

 三重県の小島に旅行に出かけた火村英生と有栖川有栖だったが、手違いで別の島に渡ってしまう。通称烏島と呼ばれるその島は、その名の通り島が乱舞する小島だった。
 2人は島で唯一、人が住む別荘に宿泊する。そこの当主は伝説の象徴詩人、海老原瞬だった。別荘には何か思惑がありそうな男女が滞在していた。そして突然ヘリコプターで、IT会社の社長が舞い降りる。彼の登場がきっかけになったかのように、殺人事件が起きる。
 関係者以外不在の孤島という、古典的な筋立ての中で、きわめて現代的なある技術をめぐる確執の果てに起きる殺人を、精密なロジックで解き明かす本格ミステリだ。


【感想】

初、有栖川有栖さん本。多作な作家さんというイメージです。
有名な作家さんなのに、これまで手に取ったことがありませんでした。
好きな作家さんばかりに偏っているので、これから少しずつ幅を広げて行きたいです。

著者の有栖川有栖が、そのまま作品内で活躍されます。
作風は、エラリー・クイーンの影響が色濃いということで、「読者への挑戦」が挿入される作品が多いそう。今回はそういった挑戦状というのは無かったです。
『古畑任三郎』的な、一定のパターンに沿ったシリーズを書いてらっしゃるんでしょうか。
<学生アリス>と<作家アリス>というシリーズをお持ちだそうですね。
それぞれ違う探偵役いて、有栖川有栖が相棒役。


『乱鴉の島』は、常套的な筋立てのミステリを、味わいたく手に取りました。
どんでんがえしや、奇抜な設定、社会派的問いかけなどは無く、おどろどろしい芝居っけや、派手なテーマのない、いたって地味な作りで、好感が持てました。
<作家アリス>シリーズの作品ですが、他作品を知らずとも大丈夫でした。

登場人物にIT社長がいますが、あの人を思い出しました。作品中では、「ハッシー」という呼び名で知られた有名人なことも、あの人みたいでした。あっさり殺されちゃいましたけど。
執筆、出版当時は、すでにあの人は逮捕されていたのかな~とか、それ以前のもてはやされていた頃なのか。 フジテレビ買収で話題だったころなのか、それとも選挙で<改革Tシャツ>を着て自民党から立候補した頃?、ってそんなことばかり、読んでて思い浮かべてました。
丁度、今、また解散総選挙を麻生総理がようやく発表した時期です。自民党は、東国原知事を引っ張ってくるのに失敗したようですね。自民党の選挙って、いっつも、小泉チルドレンとか、誰かなにか話題作りで、票を得ようとしてきた。なんの策のない民主党もじれったいけど、小泉さんの作った格差社会、郵政民営化云々態勢はウンザリという国民は多いと思います。


<IT企業の社長>という職業が認知されたのも、あの人が世間を賑わして
以来ですよね。
ある意味、証券取引法の裏隙間をぬって儲けようという魂胆が、事件の背景にあったのも、時代を反映してるよねと、つらつら思いました。





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最終更新日  2009年07月17日 00時01分48秒


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