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今日は仕事が休みなので久しぶりに日記をふたつアップします。出がらしです。 梅雨が明けて本格的に暑くなってきました。乳量減少を少しでも抑え、乳成分を維持し、牛の病気や死廃、事故を防ぐため各地の酪農家は暑熱対策が大変です。うちでは今年、こんな暑熱対策を始めました。 ロータリーパーラーの出口手前でシャワーをしてます。これだと全頭に水がかかります。これは以前からやっている対策です。 今年はホールディングエリア、つまりロータリーパーラーに入る前の待機場所にもシャワーを付けました。これで搾乳前の待機中に10~30分、牛たちはシャワーされることになります。 牛舎でも散水してますがこちらは午前・午後に1~2時間かけて動墳で散水してます。 気持いいもんだから中には近寄ってくる牛も(^◇^) 牛舎には西日よけに遮光ネットを設置。 屋根の散水は当然のこと、扇風機も50%増設しました。梅雨明け前に平均乳量が29キロまで落ちましたがその後31キロまで戻りました! いまのところ、効果は大といったところでしょうか。ひと夏過ぎてから結果がはっきりします。 しかしこれだけ投資をしても乳量も乳成分も下がらないとは言えないし、赤字にならないとも言えません。しかし暑熱対策をやらないと間違いなく大きな損失は出ます。乳成分も取引基準を下回れば取引乳価から減額され、最悪の場合は受乳停止、つまり牛乳を引き取ってもらえなくなります。全国の酪農家はこうやって苦労と金と労力をかけて乳成分をクリアした牛乳を出荷しています。そして、その苦労して搾ったメーカーは牛乳から脂肪を抜いて低脂肪乳・成分調整牛乳として販売しています。 それっておかしいやん(ーー;
2012.07.26
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ここ数日は来客や本社場長が来場したりとかなり忙しかったですね。この二日間で38時間くらい仕事してました(・・;)暑いので熱中症には気をつけましょう。出がらしです。 乳房炎騒動がようやく収まって新規罹患牛も少なく、治療中の牛もあらかた順調に治っています。そしてお産ラッシュに突入しました。この一週間で20頭近く産んでますね昨日は2頭も逆子があって引っ張って産ませました。これからこの産んだ牛たちが牛乳を出荷していきます。tああのに暑熱対策もウマくいっているようでこの季節としては例年になく乳量が出ています。しかし、治療牛群は超満員乳房炎が治った牛も産後牛乳を出荷できる時期きた牛がいつまでたっても治療牛舎に居座っています。これらの牛は牛乳に抗生物質が残留してないかを検査に出して陰性になれば出荷できます。ところがいつまで経っても結果は陽性。検査に4~5回出しても陽性なんて当たり前。中には半月以上陽性なんて牛もいます。6月後半からの検査は順調でほとんど陰性でした。ところが 夏休みになったら途端にほとんど陽性。毎日10件以上の検査をしているのに陰性になるのは2~3頭。先日は7頭の陰性だったのに検査ミスとか言って再検査して4頭も陽性になった夏場は牛乳の需要が増えるんですが、生産は落ちるので牛乳が足りなくなるんですね。 でも夏休みになって学校給食がなくなるので需要は落ち着きます。 関係者の方。 言いたいこと、わかるよねー。
2012.07.26
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梅雨が明けましたね。乳房炎ブームもようやく下火になり治療牛の頭数も普段どおりになりました。しかし今度は季節性の乳房炎の時期。そしてお産ラッシュ。まだまだ予断を許さない状況が続きます。油断するとすぐに治療牛舎があふれるから(-_-;)出がらしです。 先日、双子のお産がありました。今年4例目。残念ながらどちらも死産でした(T_T)昨年あまりのお産の事故が多いことについて「お産してたって誰も見てないだろ。目の前でお産してても素通りじゃん。だから事故が起こるんだよ。ちゃんと見てれば半分以上死産はなくなる。」と本社社長の目の前で豪語してから早10ヶ月。それから数えても10件もありません。 逆子などの異常産も軒並み対処してグループ内でのお産事故率は断トツと低さです。5月に1件あった逆子も無事お産させることができました。 本社の社長は月に1回来場します。 昨年11月と12月、そして今回。5月の逆子の時。いずれも社長が来場している日に起こっています。 社長来場の日。 異常産が起こる・・・・・・・・・・ なぜに? ちなみに 会長が来場するとき 子牛が死ぬ。 ある意味 神から与えられた試練だと思うようにしてる。 調子に乗っとったらアカンぞーっ ってね( ̄▽ ̄;
2012.07.19
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今日は休み。でも乳質指導研修会があるので出勤です。研修会とか会議って休みの日のほうが動きやすいんですよね。でも内容はほとんどが暑熱対策と乳脂肪だろうなぁ。「基準を下回らないように。」って。メーカーも来るのでそ知らん顔して爆弾放り投げてきてやろうか?「苦労して基準をクリアしてもそこから脂肪を抜いて低脂肪牛乳とか成分調整牛乳で売ってるんだよねーっ。」とか言って(笑)ある意味、波風たてるのが大好きな出がらしです。 前回の日記のこの牛。 昨日の午前中にお産しました。発見した時は前足の蹄が見えてる状態。その後1時間ほど経ってもお産が進んでる様子はナシ。ということで哺育担当の従業員4号と9号(ともに女性)と一緒に分娩介助しようということになりました。まず、介助に必要な道具を準備して牛の元へ。「介助(引っ張る)ときはまずは頭が正常にこちらに向いているかを確認してから引っ張るんやでー。」と言いながら陰部から手を入れて頭位を確認。 頭がないっ!? 頭が横を向いてました(・・;) 大抵の難産は自分で体位矯正できるけどこのケースは矯正できるだけの技術が自分にはない。結局分娩介助指導は中止。すぐに獣医に連絡してやってきたのはA獣医。←また?ホント、どういうわけかブログネタの時ってA獣医なんだよねー(;一_一)別にそーゆーネタを選んでるワケやないんやけど・・・・・・・・・・・・ でもって、時間は多少かかったもののちゃんと矯正して無事お産することができました\(^o^)/ただし子牛はホルのオス・・・・・・・・・・・微妙(・・;) 「出がらしさんから難産の依頼があったらぜーったい大変な難産なんやから(ーー;)」 って俺、そんなに難産で連絡したことあったか?体位矯正の途中さっきの従業員9号(彼女は新人です)が来たので一応分娩介助の指導にはなったようです。今回の分娩介助指導の内容は 自分の手に負えんと思ったら獣医に連絡しなさい。 それじゃ分娩介助指導になっとらんのとちゃう?( ̄▽ ̄;
2012.07.11
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金曜の夜の雷雨は凄かった風も尋常じゃないくらい市内では停電もあったみたいやし山手の方では通行止めも。竜巻も発生したらしい夜中も凄かったみたいでメッチャ凄い雷もあったんだよなぁそんなわけで翌日の出荷乳量、メッチャ減ってました・・・・・・・・・・そらそうだわなー。あんな激しい雷雨が一晩中続いたら牛も怖かったんだよなー。出がらしです。 先日朝、哺育担当の従業員4号(女性)が冷凍保存している初乳を溶かしてました。「お産です。袋(胎膜)が出てますよ。」というので確認のため分娩房へ行きました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? ?????????????? そんな牛、おらんやん(ーー;) 彼女が見たのはこの牛でした 陰部、メッチャ腫れてます(・・;)コヤツ、前回のお産の時もこんなんになってました。でも無事にお産したんですよ。 しかし、どうやったらこれをお産と間違えるんや?
2012.07.08
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今日から7月。そして今日は仕事が休み。朝から降っていた雨も止んで午後からは陽が射すことも窓を開けるといい風が部屋の中を吹き抜けていきます。そして夕方になると夏の恐怖、アイツがやってきます。 瀬戸の夕凪(-_-;) 牛も乳出んわ。出がらしです。うちの牧場で乳房炎問題と並行して起こっていたのが中国人問題。 2か月は420頭搾っていたのが乳房炎と乾乳によって370頭まで減っています。なのに搾乳時間がほとんど変わらない(-_-メ)これって搾乳中騒がし過ぎるのが原因です。だって牛がパーラーに入りたがらないんだから。 牛って自分の行こうとする方向に普段と違う状況があると行かないんですよ。まぁ、そんなこともあって本社の中国人社員のRさんにきてもらっていろいろと話をして指導してもらいました。今の研修生たちは以前の研修生たちと違ってマジメなので理解すればちゃんとやってくれます。翌日から改善しようとする姿勢が窺われました。ところが、中には不満タラタラの態度を露わにして仕事をしている子もいます。「ちゃんとやってんのになんで文句言われなきゃいけないのー?私たちが悪いのー?」 と言いたげ。数日後、彼女たちの派遣元の部長が来ていろいろと報告をしました。そして「現状のまま改善が見られないと数名は中国へ帰国させるよう本社から話が出るのは間違いない。現時点でもそういう状況にある子がいます。」と彼女たちに伝えてもらいました。翌日の彼女たち 誰も口聞いてくれなくなった(ーー; ま、仕事的には昨日から急激に搾乳時間が短くなったからいいんだけどね。 そのあとどうなるのかは神のみぞ知る( ̄▽ ̄ ;
2012.07.01
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