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Levi- @ Re[1]:ハウスオブローゼ Vコンシャスエッセンス(11/19) chiz.hさんコメントありがとうございます…
chiz.h @ Re:ハウスオブローゼ Vコンシャスエッセンス(11/19) でもすぐに何かしら実感があるってスゴイ…
chiz.h @ Re:私のお弁当~里芋のソテー~(10/07) 里芋のソテーですか!なるほど煮物に飽き…
January 28, 2006
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カテゴリ: 日記



さて、収録当日です。
製作会社の方々が朝の10時頃来られました。
ディレクター、AD、カメラマン(実際はウーマン)照明担当、音声担当、
アシスタント、フードコーディネータの総勢7名です。

たくさんの機材が運び込まれ、照明がセッティングされます。
いつものリビングが雑然とした作業場のようになってしまいました。
メインの撮影はキッチンなのでリビングはモニターを覗くD氏が陣取って
います。

cordineterまずは前日、私が用意しておいた食材を並べてフードコーディネーターの方が使用する食材紹介用のディスプレイを作ります。
手早くきれいに並べられた食材はTVでよく見る絵です。「なるほど」と思いながら横でみていました。







そして、私の紹介のカットを取ります。
食材を持って話すのですが、いきなり「これを言ってください」と台本を見せら
るので超棒読みになってしまします。
本来は先に台本をもらって読んでおくのですが、メールで送られる来る台本が
届かないまま本番です。もう先行き不安で一杯になってしまいました。

(後で調べたら入っているとは思わない迷惑メールのホルダーに入っていて、
 確認しなかったことを反省することになってしまいました。)


次に野菜を切って天日干しにするところを撮りました。
野菜を入れたザルをもってベランダに出たり、話したり・・・
ベランダの光の加減で取り直しが数回でます。
また、スタッフの影が入って取り直し、話すときにかんで取り直し・・


そして、スネ肉の塊を凧糸で縛り、フライパンにバターとサラダオイルを入れて
焼きます。
事前の打ち合わせでは400gのお肉を使うことにしていましたが、フードコーディ
ネーターが用意した土鍋が予想より大きくて用意してあった800gの肉を全て使う
ことになりました。
800gの肉の塊は大きくて、タコ糸で縛るのも焼き目をつけるのにひっくり返すの
も重くて大変でした。
さらにカメラが回っていると換気扇がつけられないので部屋の中は肉を焼く匂い
が充満します。(次の日まで匂いが残っていました。)
この後、焼いた牛スネ肉と生の牛バラ肉でスープを取ります。


スープを取るとき鍋に蓋をすると濁ったスープが出来るので、成功例と失敗例の
2鍋を作ります。(足りなくなったお肉はADさんが買いに走りました。)
肉を鍋にいれるところ、アクを取るところなどを撮影していきます。
こちらも数回同じことをします。
「う~ん、まだやりますか」と心の中で思いつつも笑顔でがんばります。


1時間ほど煮てから氷で冷やして浮いた油をとります。
スープが冷えたら冷蔵庫から取り出して鍋の蓋を取るシーンを撮りますが、冷蔵
庫から振り向いた向きがカメラに背を向けていたのでやり直し・・・
さらにキッチンペーパーを持って浮いた油を取るカット・・・
そして、土鍋で野菜と共に煮込んでいきます。
硬い野菜から入れて煮えやすいキャベツを最後に加えたら10分ほど煮込んで新聞
紙とブランケットを使って保温調理をしました。
自宅で使っているものより一回り大きくて深い土鍋だったので巻き込むのに手間
取りましたよ。


お料理が出来上がったら家族で試食です。
ポトフを入れる食器とランチョンマットはフードコーディネーターさんが持って
こられたものを使い、ご飯茶碗やお箸は普段使っているものを使用しました。
出演しないと言っていたラリーも早く帰って来て「しぶしぶ?」テーブルに座り
ます。
カメラが回って大勢が見ている所で食事をするのには困りました。
ついつい下を向いてしまいます。
でも、ラリーががんばって料理についての質問などをしてくれたのでなんとかな
ったようです。
ただでさえ初めて会った人と食事をするのが苦手なのにカメラの前で食べるのに
は困りました。



rokebenお昼は用意していただいたお弁当を食べました。
お弁当を食べる機会がほとんど無いので新鮮です。
今日は人形町の今半です、家まで届けてくれたんですよ。
お弁当の冷たい締まったご飯が意外に好きなんですよね。
家で炊いたご飯と違うでしょ、冷たくても美味しいし硬そうだけど硬くない、炊き方にコツがあるのでしょうね。

sozaidori

番組の中で出演するのは料理など全てあわせて7分以内だそうですが、普段料理
を作るときよりも時間がかかります。
材料を入れるときに一度止まってカメラに見せたり、物を移動するのに回ったり
(カメラと反対方向を向いてやり直しになりました)普段なにげなくしている
動作が使えなくてぎこちない動きになったりと戸惑いながらの作業でした。
でも、撮影が進むと共にコツが分かってきたのですがその頃には終了になります。

モニターを見ながら動作を確認すると動きやすいことも発見して「なるほどね
バラエティーなどでモニターを見ているのはこれね」とか照明を当てると料理が
すごく美しく美味しそうに見えるのに感心したりしていました。
自分が作った料理が本当に美味しそうに見えるのは感動物ですよ。

butudori最後に料理だけのUPや箸を使って持ち上げたりなどの料理紹介に付き物のカットを何点か撮って終了しました。
結局終わったのが夜の8時過ぎです。
それからちょっと片付けて開放されたのが9時頃でした。







最後のお料理だけを取る時には、ポトフの冷めた具材をあらかじめ器に盛り付
けておいて、カメラが回る直前にあつあつのスープを入れます。
するときれいな湯気が上がってとても美味しそうに見えます。
これは撮影のコツですね。
出来たてのポトフを土鍋ごと撮影した時にも美味しそうな湯気が立っていまし
たが、こちらはカメラの機能なのでしょうか。
詳しく聞いておけばよかった。
もう、この頃には疲れてそこまで頭が回らなかったようです。


私が作ったのが煮込み料理なので普段の撮影より時間がかかったようです。
その代わり急がずに撮影が出来たそうです。(いつもは話をする暇もないくらい
忙しいそうですよ)
それに、2回同じ料理を作るところ、私は1度で済みました。


ちょっと気になったのがフードコーディネーターさんの食材の扱いです。
撮影用でしかたがないのかもしれませんが、ダミーの具材は捨てられてしまい
ました。
ブロッコリーの芯も1本捨てられて、残った1本を私が別にストックしました。
忙しい撮影の中でより分けたりできないのかもしれませんが、カメラの前では
食べ物はただの物になってしまっていました。


撮影に使った材料は私があらかじめ準備しました。
野菜類も肉も多めに買うのです。
費用は全て製作会社から出るのでお肉も和牛の良いものを使いました。
でも、見た人にうちがいつもこんなに贅沢なポトフを作っていると思われたら
困ってしまいます。


さて、Part3は放送日です。
お楽しみに





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Last updated  January 28, 2006 04:21:52 PM
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