とし坊の青春

とし坊の青春

2005年01月16日
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カテゴリ: 旅行
 もらった観光ブックは、訪れた観光客に慶州市が無料で配布しているものだ。 慶州に住む人達の温もりが伝わって来る。

 新羅って国のこと、世界史で学んだ、そんな記憶は残っているが、所詮、遠い昔の遠いよその国の話で、この歳になるとテストなんか何もないあたいだから、他人事以外の何ものでもなかったが、こうして慶州にやって来て、新羅、新羅って言われてみると、急に親しみさえ覚えてしまう。 そして、その新羅って言う国が千年も続いていたってことを改めて知って、凄い国だったんだって驚いてしまう。
 次のページには「発刊に際して」と題して、以下のような文面が載せられていた。
 「新羅(シルラ)千年の古都慶州(キョンジュ)には、数多くの誇り高き燦爛たる文化遺跡が到る処に散在します. 祖先から受け継いだこれらの世界的に高く評価されている貴重な文化遺産を、我我は世界中の人人と共に永遠に保存し、またそれらを後世の子孫に譲らなければならぬ義務を負っています.
 願わくはこの一冊を通じて日本のお客様方に悠久な歴史と伝統に輝く古都慶州の歴史ひいては新羅の歴史を理解していただき、充実した慶州旅行のしおりになるようにと祈念しながら編輯いたしました. 従って此の一冊を手引きにしてご覧になった新羅文化が皆様方に感動と感銘をあたえる契機になれば幸いです.」
 因みに、この新羅(シルラ)王国とは、BC57からAD935までの992年間続いた王国で、AD668年に韓半島を統一し、統一国家として民族固有の文化と仏教文化に燦爛たる花をさかせた千年王国であるとのこと。
 また、慶州の世界文化遺産については以下のように記述されている。
 「ユネスコが指定した世界文化遺産の都市:

 新羅千年の古都である慶州の歴史と文化をそのまま保存している慶州歴史遺跡地区は、仏教遺跡の古の都としての遺跡がよく保存されている. このような慶州歴史遺跡地区は、遺跡の性格に依って五つの地区に区分されている.」
 五つの地区とは、(1)千年王朝の王宮の跡、月城地区、(2)仏教美術の宝庫、南山地区、(3)新羅の王陵をはじめ古墳群の分布地域、大陵苑地区、(4)新羅仏教の精髄、皇竜寺地区、(5)王城防御施設の核心、山城地区である。
 この観光ブックを読むと、「慶州」が見えて来るっていう感じがする。





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最終更新日  2005年01月17日 09時12分14秒
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