品川ダイヤモンドバックス

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2006.09.27
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カテゴリ: 歌詞
車輪の唄.jpg
車輪の唄

                      作詞藤原基央
                      作曲藤原基央
                      唄 BUMP OF CHICKEN




錆び付いた車輪 悲鳴を上げ
僕等の体を運んでいく  明け方の駅へと

ペダルを漕ぐ僕の背中
寄りかかる君から伝わるもの 確かな温もり

線路沿いの上り坂で


町はとても静か過ぎて
「世界中に二人だけみたいだね」 と小さくこぼした

同時に言葉を失くした 坂を上りきった時
迎えてくれた朝焼けが あまりに綺麗過ぎて

笑っただろう あの時 僕の後ろ側で
振り返る事が出来なかった 僕は泣いてたから

券売機で一番端の
一番高い切符が行く町を 僕はよく知らない

その中でも一番安い
入場券を すぐに使うのに 大事にしまった 
おととい買った 大きな鞄


目は合わせないで 頷いて
頑なに引っ掛かる 鞄の紐を 僕の手が外した

響くベルが最後を告げる 君だけのドアが開く
何万歩より距離のある一歩 踏み出して君は言う

「約束だよ 必ず いつの日かまた会おう」


間違いじゃない あの時 君は…

線路沿いの下り坂を 風よりも早く飛ばしていく 君に追いつけと
錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 精一杯電車と並ぶけれど
ゆっくり離されて

泣いていただろう あの時 ドアの向こう側で
顔を見なくてもわかってたよ 声が震えてたから

約束だよ 必ず いつの日かまた会おう
離れていく 君に見えるように 大きく手を振ったよ

町は賑わいだしたけれど
世界中に一人だけみたいだなぁ と小さくこぼした

錆び付いた車輪 悲鳴を上げ
残された僕を運んでいく
微かな温もり





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Last updated  2006.09.27 19:59:05
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