品川ダイヤモンドバックス

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2006.12.31
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カテゴリ: プロ野球
阪神が新外国人の候補にパイレーツのビクター・サントス投手(30)、ツインズ傘下3A・ロチェスターのピート・ムンロ投手(31)をリストアップしていることが30日、明らかになった。すでに候補選手として明らかになっているロイヤルズ3Aのエステバン・ヤン投手(31)も含め、年明けにも岡田彰布監督(49)を交えた会議で最終結論を出すことになる。


その1人が技巧派右腕のビクター・サントスだ。メジャー通算150試合に登板し、22勝(42敗)を挙げた実績を持つ。注目すべきはメジャー登板の半数以上(84試合)で先発をしている正真正銘のスターターという点だ。今季はブルワーズからシーズン途中にパイレーツへ移籍し、25試合(先発19試合)で5勝9敗。191センチの身長には似合わず、すべてストライクゾーンの中で微妙に変化するクセ球で、打者を打ち取るタイプだ。力任せではなく、四球で崩れることのない制球力を持つ日本向きの投手といえる。

もう1人はピート・ムンロ。こちらも右腕で04年アストロズでは21試合(先発19試合)に登板し、4勝7敗、防御率5・15の成績を残した。ここ2年間はマイナー生活を送っているが、メジャー通算120試合(先発40試合)で13勝19敗、防御率4・88というメジャーでの実績もある。

黒田編成部長は「枠の関係で獲れるのはあと1人。できれば先発が欲しい」と話し、三宅渉外担当に加えて、投手の“目利き”で定評のある山口スカウト、オマリー駐米スカウトを、中南米で行われているウインターリーグに1カ月にわたって派遣した。すでに契約を終えたウィリアムス、ダーウィン、新外国人のボーグルソンに続く4人目の助っ投となるが、エース井川が去った今、14勝、200イニングを埋める素材を見つけ出さねばならなかった。

長い調査もこれで終了。現在、豪州にバカンスで訪れている岡田監督の帰国を待って、結論を出す。候補は3人。すでに首脳陣が候補として認めたヤンを含めてサントス、ムンロの中から1人、猛虎の救世主となるべき投手を見いだすこととなる。





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Last updated  2007.01.03 21:44:35


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