小言を言ってはいけない
つけるのも、子どもの意欲を挫きます。
それは頭ごなしに叱りつけるのも同じくらい、子どもにと
っていやなことだからです。
子どもは「駄目な子だ。何もきちんと出来ない」と
言われている様に感じるのです。
これでは 子どもはやる気を失ってしまいます。
そして、親はますます小言を言うようになる･･･
こういう悪循環に陥ってしまいます。
まだ 小さな子どもでも、文句ばかり言う親には
うんざりして、きこえないふりをするようになります。
思春期に入った子どもなら、完全に無視するという
反抗的な態度に出るかもしれません。
では 親はどうするべきでしょうか。
中略
こどものやったことに、いちいちケチをつけるのは、
逆効果になるだけです。
文句が言いたくなるのは、その子どもがどれだけ出来た
かではなく、どれだけ出来なかったかを見てしまうからです
こんな否定的なものの見方は、大人だっていやだと思います
ね。文句を言うくらいなら、どうすれば文句を言わなくてす
むか、その対策を考えて行動に移すべきではないでしょうか
子どもも、そんな親を見れば、手を貸したいと思うようにな
るでしょう。文句ばかり言って何もしない様な人間に、子ど
を育てたくはないものです。
子どもが育つ魔法の言葉 ( 著者： ドロシー・ロー・ノルト / レイチャル・ハリス | 出版社：
より引用しました
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