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2006年05月18日
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カテゴリ: 読書感想
あいかわらず観念的ってゆーか抽象的なGシリーズ第4段「εに誓って」を読み終わりました。
別に追いかけなくてもいいじゃんと思いつつ、新刊がでたら買ってしまう森マジック。

εに誓って

今回は、恵美ちゃんが言ってるように、見事に緊迫感のないバスジャックでした。
恵美ちゃんは一生懸命怖がってるし、萌絵も一生懸命不安がってるんだけど、驚くくらい彼女達に感情移入できないのでので特にドキドキすることもなく淡々と読める読める。
まあ、このシリーズ、誰一人として感情移入するのは難しいですが(笑)

ともかく、ミステリを読んでもろくにネタが割れない自信のある私でも途中であっさりネタがわれました。だって緊迫感ないんだもん。 っていうか、視点が誰なのかが章ごとにしっかりと書かれてあるので、これはもしや?と疑ってしまうのがミステリ読みの哀しい性(笑)
でも、たいてい私の読みはうがちすぎで裏をかかれるんですが、今回、予想はど真ん中ストレートでした。
っていうか、これってミステリなんですかねえ。バスジャックとか殺人の謎なんて見事にスルー。投げっぱなしです。海月くんが動機を追求することのばかばかしさみたいなのを熱弁(?)してますが、だからといってスルーされんのもなあ。
それにしても、このシリーズでつくづく不憫なのは海月くん。犀川先生とキャラがかぶってる上、いつまでたっても犀川先生が現役(何の?)を引退せずに皆勤賞で登場するので、たいしたインパクトがないんですよね。おいしいとこは全部犀川センセに持って駆れる海月くん、いと憐れ。

「すべてがFになる」 を読んだときはまさかここまでひっぱるとは思わなかった真賀田四季。シリーズ全体に色濃く影を落としてます。
先日、めでたくデスノートが最終回を迎えましたが(感想は こちら ←ネタばれ注意)とりあえず、ここで注意を喚起しときたい。

森さん、広げた風呂敷は畳むつもりはあるんですよね? (←恐る恐る)

「20世紀少年」 も新シリーズを控えてるとは言え、つい最近、謎は謎のまま(というとかっこいいですが←そうか?)読者を煙に巻いての最終回でちょっと待てやコルァ!コールがさんざんかかってたようです。
なんか、このシリーズも似たような終わり方をしそうな気がしないでもない・・・・・・
と、ともかく、この講談社ノベルスのシリーズっていうか真賀田四季がらみの結末がちょっと待てやコルァ!!的なものにならないことを草葉の陰から(←用法間違い)祈ってます。



さて、こっから下は思いきりくだらないです。


    にしてなおかつ余白も効果的に配置して、すっきりさせようと思うんですが。」
 森氏「ふ~ん、別にいいよ」
 担当「先生のファンは
単純 ファッショナブルですからね!これで森先生の人気も
    うなぎ上りですよ」
 森氏「え?どうして?」

……みたいな会話があったに違いないと妄想の翼をはためかせてみました。


2段組だと 23字×18行×2段=828字
1段組だと 39字×17行=663字

単純計算すると、「εに誓って」は2段組で製本すると2割減のページ数になります。そうすると定価も多少は下がってたんじゃないか?
きっと、ページ数を水増しして単価を割高に設定しようという講談社の魂胆に違いありません。
森作品なら、値段がどうだろうと売れるからいいじゃんくらいに思ってるんですよ、やつらは!


……以上、内容とは全く関係のない貧乏人のたわ言&妄想でした。
くっそう、講談社め、足元見やがって!

感想を読ませていただいた素敵サイト様はこちら
流し読み 本読みの日常 ミステリあれやこれや 迷跡日録 まじょ。のミステリブロ愚
背表紙ふぇちの独白 ながし読み日誌





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最終更新日  2006年05月18日 00時06分53秒
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