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魑魅魍魎うごめくショービジネス界。この映画の中では、誰もが自分の欲望に忠実に生きてました。
家に52型のテレビがあって、大音量で見ても苦情のでることのない大邸宅に住んでるとかじゃなければ、絶対に映画館で見たほうがいいです。極上のエンターテイメント作品。
映画館の大音量で迫力も5割り増しです。ジェニファー・ハドソンの圧倒的な歌唱力は、映画館で鑑賞しなきゃ 絶対、損!
1962年デトロイト。エフィー、ローレル、ディーナのコーラストリオは、歌で成功しようと毎夜オーディションなどに出場していた。
そんな彼女たちを、カーティスという男が目を付けた。
やがて、デトロイトで抜群の人気を誇るスター、ジミー・アーリーのバックコーラスを務めることに。
そんな3人はカーティスをプロデューサーに、ドリームガールとしてデビューを飾る。次々にヒット曲を放ち、トップスターの仲間入りを果たすが…。
連続ドラマならまだしも、時間的制約のある映画のストーリーは基本的にシンプルであればあるほどいいと思ってます。エピソードを詰め込むと、よっぽどのことがない限り散漫な印象になりがち。
その点、この「ドリームガールズ」は、ショービジネス界に生きるコーラスグループの成功と挫折・再生というシンプルなストーリーを軸に持ってきて、容姿によるリードボーカルのチェンジ・裏工作・買収・裏切り・ソウルよりリズムの商業主義という分かりやすい要素を配置した脚本で十分満足の行く仕上がりでした。
歌も迫力満載!サントラが真剣に欲しくなりました。う~ん、思い切って買っちゃうかな。
とにかく、最初から最後まで飽きることなく、居眠りすることもなく(笑)、夢中になって見てしまいました。2時間っていう時間を感じさせない溢れるエネルギー。
声を大にして言いたいです。うん、面白かった!
密かにエンディングがお気に入りです。
映画のショットをはさみながらスピーディに出てくる泥臭いっていうか安っぽい演出が妙なリアル感をかもし出してて、盛り上がった気持ちが更に盛り上がってしまいましたw ←単純。
と、褒めっぱなしもなんなので、欠点をあげつらっとくか(笑)
エフィとディーナってばいつの間にそんな険悪な仲に?
いつの間にエフィってば改心したの?
ミシェルは何がどうなってタイピストからから新メンバーに抜擢されたの?
そもそもドリームメッツって、実力はあるものの売れてなかったのか、遅刻が多くて売れてなかったのか、鬘がまずくて売れてなかったのか、しょっぱなの立ち居地がさっぱり分からん( ̄□ ̄;)!!
……とまあ、ストーリーがシンプルなのはいいと褒めちぎりましたが、ストーリーに関わるようなエピソードをものの見事にはしょるはしょる!
映画を見てる最中は、その勢いに飲まれて、 どーでもいっかぁ!☆(≧▽≦)☆!
と煙に巻かれはしましたが、こうやって感想を書いてるとあれは一体なんだったの?と思うところがチラホラチラホラチラホラチラホラチラホラチラホラ………
まあ、この辺がアカデミー賞の作品賞にはノミネートされなかった所以かしらん、と勘ぐってみたり。
あとは、終始絶叫系の歌が苦手な人にはきついかもしれません。特にジェニファー・ハドソン。
お前の体の中は異次元空間か?( ̄□ ̄;)!!
と思うほど強烈な声量です。抑えて歌うことをしないので終始絶叫。ひたすら絶叫。
私は全然OK(むしろ感動♪)でしたが、連れはかなり辛かったようです。この辺はもう、個人の趣味趣向の問題ですね。
以下、主要キャスト別の感想をば。
【ビヨンセ】
もう、ひたすら美人。暴力的なまでに美人。あんなに美人さんだと、カーティス(ジェイミー・フォックス)じゃなくてもリードボーカルを変えたくなるってもんです(笑)
にしても、歌唱力についてはジェニファー・ハドソンにかなり譲ってしまう役どころなのに、よく出演を決めたなあ、と妙なところに感心してしまいました。奥が深いぞ、歌姫!
【ジェニファー・ハドソン】
エフィ役のジェニファー・ハドソンはアカデミー助演女優賞を見事にいとめましたが、ぶっちゃけ、主演女優賞でも良かったのでは?というくらい存在感が!
ジェイミー・フォックスやエディ・マーフィの押さえた渋い演技と歌姫ビヨンセの意外に(←失礼)端正で押さえた演技がそう思わせるのかもしれません。下唇を突き出した、いつも不満だらけのような (ド○えもんのジャイ子そっくりな)
表情、歌いだすととどまるところを知らないソウルフルなパワー。映画途中のわがままっぷりは、見てて素直に腹が立つし、やり直そうと再び歌を歌いだした時は素直に応援したくなる。
そして、アポロ劇場の畳み掛けるようなソロシーンは圧巻の一言。地団駄踏みながら歌い上げる様に目が離せませんでした。それにしても、一体どっからあんだけの声量が出て来るんだか。
歌も演技もこれが初めてとは到底思えませんでした。うん、アカデミー賞受賞も納得の存在感でした。
【ジェイミー・フォックス】
「Ray」
での圧倒的な存在感にうっとりさせていただいたジェイミー・フォックスですが、一転、地味に抑えた 存在感をたいして感じない
演技でした。
能面か?って思うくらい表情に変化がなかったのが気にはなりましたが、役どころとして、あれはわざとなんでしょねえ。
多分。きっと。 おそらく!
(ぇ?
【エディ・マーフィ】
で、意外だったのがエディ・マーフィでした。自分、エディ・マーフィが脇役を演じてる映画って始めて見たかもしれない……
渋い!渋いよ!☆(≧▽≦)☆! っていうか、役柄に非常にマッチした素晴らしく下品な演技です♪
なんだなんだ、助演だって全然いけるじゃん、エディ!
歌って踊れるエンターテナーぶりに惚れ惚れしました。エディ・マーフィに惚れ惚れしたのって初めてかもしれない(笑)
最後に一言。これは ミュージカル映画です。
つまり、それまで普通に喋ってたのがいきなり声を張り上げて歌い出したりします。なので、ミュージカル映画に慣れてない人は唖然呆然憮然とならないように気をつけましょう(笑)