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2007年05月26日
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カテゴリ: 読書感想
ゴシック、明朝、入り乱れ♪何でもありな剣客絵巻♪刀語の第5巻♪



「おれはとがめに惚れてるんだからよ--裏切るわけがねえだろうが」

薩摩の港町を一手に仕切り、賊刀『鎧』を所有する鎧海賊団船長・校倉必(あぜくらかなら)。“日本最強”を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の奇策士・とがめは、“あるもの”を賭けての勝負を校倉から挑まれる--! “愛”に戸惑い、苦悩し鈍る七花の剣先--!? 刀語、第5話の対戦相手は、絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長、 校倉必!



「なにすんじゃ―っ!」

「いや…なんか、意地悪したくなって……」



西尾維新のすごいところは、その トンデモな発想力だな、と改めて思い知った第5話。
こうして目の当たりにすれば、うっわ、そんなんアリ?( ̄□ ̄;)!!と思いはすれど、それをこうして活字にして1冊の物語にしたてあげるのが、西尾さんの力量だと思うわけで。
それより何より、刀は刀としての体裁をとるべきっていう固定概念をこう崩してくるとは。
ホント、何でもありです。何でもありすぎ。
4話に引き続いて、ここでこんな禁じ手を使うと自分の首を絞めるだけなんじゃ?といらん心配をしてしまいますが、そこはまあ、余計なお世話なんでしょね。これからどんな変態…間違えました。変体刀が出てくるのか、めっさ楽しみになってきた!

やっぱり、「ふざけるな!」と思いっきり本を壁になげつけるか、「良くやった!」と神棚に奉ってお神酒を供えるか二つに一つな大河ノベルと言えましょう。
とりあえず、神棚はないのでお神酒の代わりに一杯聞こし召すことにします。 私がね! (ぇー

というわけで、殺伐な小説を読んで心がいじけかけてたところに、一服の清涼剤。相変わらず私のツボ心にど真ん中ストレートな刀語ですが、今回、七花は1人の人間であることを自覚しました。そんな七花が、これからより一層強くなっていくようで、同時に弱くなっていくようでもあり。

1本の日本刀であり続けることの方がよっぽど楽だろうに、これからどんな荊の道を突き進むことになるのか、心配と同時に楽しみでもあります。
まあ、七花はまだ知らないとはいえ、少なくとも七実姉さんのお仕置きは待ってるわけなので、荊どころか、自ら進んで アイアンメイデン の中に入っていくようなもんだとも思いますが(笑)

何はともあれ、七花も嫉妬心ってスキルを身に付けたようなので(同時にSスピリットも身に付けつつあるような気がして戦々恐々ですが)、第6話では、帯をクルクルな「あーれーお代官様ぁ~」な腰元プレイ以上にすごいのを期待したいです。
なんたって、次に出てくるのは美少女こなゆき(←美少女と決め付け)だしね!☆(≧▽≦)☆!


さて、その他気になった点として

1 校倉が賊刀「鎧」をもって繰り出す体当たりの数々。

  書体が、こんなに無敵(笑)っぽいイメージになるとは思いませんでしたが、否崩れと刀賊
 カモメの元になった書体が分からないのがちょっと悔しい。

2 否定姫。

  げに恐ろしきは女の戦いなわけですね。ここに七実姉さんまで混じればまさしくグーチョキパー
 の三すくみ。もしくはヘビ、カエル、ナメクジの三すくみです。怖っ!( ̄□ ̄;)!!

3 まにわに鳳凰。

  イラストがどんどん派手になっていくのに爆笑です。鳳凰ってか孔雀ってイメージですが、
 ようやくまにわにも物語に派手な華を添えてくれそうで楽しみ♪

4  「ちぇりお」 「ちぇすと」

 とがめ、勘違いで幼児退行(笑)
 間違えたまま押し通すことに決めた可哀相な人格のとがめが、かわいすぎ!☆(≧▽≦)☆!

そんなわけで、相変わらず楽しめた刀語ですが、ただ一つの心残りは海賊絡みってことで期待してた「ワンピース」ネタがなかったってことだけで(笑)
どっとはらい。どっとはらい。


【絶対はずれる自信満々の第6話予想】 (むしろ当たった方がビックリするわ!( ̄□ ̄;)!!)


賊刀・鎧が鎧だったので、

双刀・鎚はまんま かなづち と見た!☆(≧▽≦)☆!

撲殺 に特化した刀ってことでどうだ! ←我ながらどこから突っ込んだらいいのか分かりません(゚Д゚||)

感想を読ませていただいた素敵サイト様
かもめは本を読まない。 読書日記★PNU屋★ Alles ist im Wandel
Magneの領域-Magnetic Field- 空夢ノート




第1話~第4話の感想は こちら からどうぞ。

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最終更新日  2007年05月26日 21時22分11秒
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やったぁぁぁl!!!!  
kiko さん
1000000打踏めた!!!!!!!!!!
(2007年05月26日 22時37分48秒)

今回の感想第1弾  
ホッケンハイム さん
最近、この作品よりも同時に大河のベルを敢行している『Perfect world』の方が面白いと思えてきている、ホッケンハイムです。

先ず最初に……、今回は然程恋愛表現に疎い自分でさえあからさまに理解できるほど二人がいちゃついてましたね。共に風呂入るわ七花ジェラしい態度とるわ例の「てれてれいやーん」な部分は最早いちゃつくカップルにしか見えんぞ!!七実姉さんが見たらどんな反応を見せるものか……

前巻の感想で私が云ったようにワンピネタはありませんでしたね。…と云うよりも、今頃言うのもアレだが元々西尾維新の作品は最近のジャンプ作品からは余りネタを提供していないんです。自分が判る範囲で最近のジャンプから引用したものはせいぜい「青い果実」と「十年バズーカ」ぐらい。
それでも強いてワンピネタを探すなら、「刀賊鴎」がそうでしょうか。「鴎」は「おう」とも読めますので、ルフィが目指す「海賊王」が元ネタかも。あとフォントの種類が元ネタだったんだ技名。

今回の対戦相手・校倉必。何だか真庭の忍びよりも彼のほうが噛ませ犬に見えたな。色んな意味で。
それに迷彩姐さんよりも彼の方が哀しい過去していると思う。

真庭鳳凰。流石は実質リーダー、当て馬・噛ませ犬になる気はちゃんちゃら無いってか?寧ろあの立ち振る舞いだとラスボスにもなれそうだ。思うに、極月に七花はもう一度既に集めた刀達に教われる羽目になるようだけど、彼が忍法で操ってけしかけるのでは?
否定姫とやらと会話していたのも多分コイツだろうしな。

続きは夕刻に。
(2007年05月27日 05時28分53秒)

今回の感想第2弾  
ホッケンハイム さん
七花vs必戦、とがめが七花に「殺すな」と命じたのは、やっぱり「如何であれ自分に惚れた男を殺すのは忍びないから」だと信じておきたいですね。それと「殺さずに勝つ」事に成功したけれど、コレは来月でのこなゆき嬢、或いは七実姉さんは殺さないの伏線になって貰いたい。
特に実の姉との殺し合いと云うのは…、やっぱり見てて気持ちの良い物ではない。「人間試験」でお見事な家族愛を描き切った西尾維新が作者と云うならば、それは尚の事です(尤も彼女の場合、「殺さない」っつーより「殺せない」って可能性もあるが)あと虚刀流無しで必に打ち勝った事、コレも七実戦に響いて欲しい。

そして次巻、(6月なのに)大雪の中で「双刀・鎚」の所有者、凍空こなゆき嬢との戦いが蝦夷の地で待っているわけで。そして七花が始めて負傷する戦いになるのね。楽しみだ。
個人的に、今現在こなゆき嬢は闇口崩子ちゃんのイメージです(いーちゃんと同じアパートに住む少女、名字と母が違う兄・石凪萌太と同棲している)

それと最後に、かずはさん、かずはさぁぁん…………、如何して「化物語」の感想にレス送ってくれなかったんですかァ~~~……私目は悲しゅう御座いまする。ここでも良いので下さい!
(2007年05月27日 17時22分59秒)

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