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2009年09月09日
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テーマ: 銀魂(1196)


9月9日は京次郎さんの誕生日!☆(≧▽≦)☆!

ぽっぽさんから昨日の鉄子ちゃんに続いて、 京次郎さんハピバSS を頂きました♪

銀さんが一人で行動するときって、結構シリアスなことが多いのかもしれません。




【九月九日】


秋風が吹きぬける。その風に応えるように木々の葉は色付き、木に別れを告げていく。
まだあまり落ち葉は無い。しかし、一風吹くごとに命を終えた葉が降り注ぐ。

そんな木々と、いっぱいのススキに囲まれた道を男は進む。
やがて男は墓地に出る。誰もいない冷たい石と石の間を男は真っ直ぐ進んでいく。
「よぉ」
やがて一つの墓石に辿り着く。
『魔死露井家之墓』
男はその前にだらしなく立つ。
「祝いに来てやったぜ」
男はそう言って酒瓶とお猪口を一つ取り出し、注ぐと自分で飲み干した。
「いや、言っとくけど墓石にかけるようなもったいねーことはしねぇよ?
これはこの世のもんだからな」
男は墓石の方に向かって笑った。
男の着流しが静かに揺らめく。
「あの世なんて所があるのか知らねぇけどよ…」
男は空を見上げた。
薄っぺらい雲が急ぎ足に空を駆けて行く。
「仲直りしたんだろ?」
砂しか無い墓場で男の後ろから数枚、葉が舞い込んだ。
同時に舞い上がった砂が男の顔を取り巻き、男は鬱陶しそうに手でそれを払った。
「多分、俺のダチも山ほどいるからよ」
男は再び酒を注ぎながら言った。
「そいつらにも祝ってもらうといいさ」
男は酒に口をつける。
墓の脇の石碑にはずらりと魔死露井の名が連なる。
そしてその前には、名無しの小さな、
片手に収まるような狛犬の像が、
寄り添うように置かれていた。
「おめっとさん」
男は呟いた。

帰り道、同じ様に一枚一枚ゆっくりと葉が落ちていく。
ススキからは羽が飛ぶ。男はそれを踏みしめて歩く。
男の頭上では、葉の奥から色とりどりの実りが顔を覗かせていた。


【完】





鉄子ちゃんは無理でも、京次郎さんは鉛筆絵が…………………
あ、ダメだ、目も当てられねぇ!( ̄□ ̄;)!!

なシロモノだったのでススキ写真でごまかすとして((゚∇^*) テヘ♪←いつかリベンジしようと思います)、あ、やべ、目からなんか水的なものが!!

いつもおっさんばっかはべらかしてるイメージのある銀さん(長谷川さんとか、長谷川さんとか、長谷川さんとか)なので、珍しく同年代の飲み友達ができたかとウキウキしたら盛大に空知んたまのあんちくしょーに泣かされた京次郎さんですが、ぽっぽさんのSSにもしみじみ泣かされそうになりました。

その後、ぽっぽさんのメールにあった 「本編でアレだから妄想でくらい「実は死んでなかったんだぴょーんd(o'∀<●♪♪」とかにしようと思ったのになぁ。」 って言葉にうっかりふきだしそうになる罠!←SSとのギャップがグッジョブです(笑)

「実は死んでなかった」バージョンも捨てがたいですが、銀さんの想いが行間から滲み出るようなSSは素敵でした♪


ぽっぽさん、ありがとうございました!☆(≧▽≦)☆!

あ、そうそう、「暫く間を空けよう」って必要は全然ないと思います!(きっぱり)


SSはこちらにまとめてます。⇒ 【頂き物(ss)】



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最終更新日  2009年09月13日 17時17分54秒
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