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沖神っていうより、沖⇒神なんですか?そうなの?どうなの?
と、なんだかおろおろしちゃうくらいシリアスでドキドキでした。
【メランコリー】
気が乗らない。
何に対しても。
こんな事、初めてだった。
遊びに誘われても、酢昆布を渡されても、元気が出ない。
どうしてだろう、私から食欲抜いたら何が残るネ。
──狂気と、なに?
思案している間に、ふと別の事が思い浮かんだ。
──そういえば、今日は銀ちゃんの誕生日だって、婆が言ってたアルな。
いつまでもこんな顔をしていたら、皆が心配する。
そう改めて思い、気を引き締める。
よしっ、と気合いを入れて立ち上がる。
立ち上がった所、後ろから頭を押された。
勢いよく後ろを見ると大嫌いなアイツ。
飄々としたアイツ。
「よぉチャイナ。暇してんな」
「お前と一緒にするんじゃネーヨ」
「俺ァ見回りと言う立派な仕事をしてんだよ」
「私だって調査と言う立派な仕事をしてるネ」
「は、何の」
「あっ、今鼻で笑ったなチクショー!!やるのか、お前力で私に勝てると思って──」
“るのか”。
そこまで言おうとして止めた。
何でって、銀ちゃんを見つけたから。
こっちには気付いてない。追いかけようと思い走り出す。
──はずだった。
それは妨げられた。何で?それは今話をしていたドS男が腕をつかんだから。
──意味がわからない、何でヨ。
反射的に後ろを振り向けば先程と何ら変わりない顔。
だが少し、雰囲気が変わった気がした。
「離せヨ」
「嫌でィ」
「なんだヨお前、今日何か変アル」
「変じゃねーやい」
「いたい」
「痛くない」
「っ、痛いって言ってるアル!」
「……」
「聞いてんのかヨ!」
「……」
完全無視だった。
それに苛ついて未だ私の腕を掴んでるその手を振り払おうとした。
のに、奴は静かに口を開いた。
それに気付いて振り払おうとするのをやめた。
目前に居る男の言葉を待った。
「…───行くんじゃねえ」
その言葉を聞いて、目を見開いた。
だって、おかしい。普段のこいつなら、こんな事言わない。
頭でもぶつけたのか。
…そうだ、こいつは人をおちょくるのが大好きな奴だ。冗談に決まってる。
そう思い、言葉を返した。
「何ヨ。暇じゃないんじゃなかったアルか?」
嘲笑うように、吐き捨てた。
自分でも多分嫌な顔してると思う。いや、絶対。
そんな事を言っても、そんな顔をしても、何の反応も来なかったので更に声を発す。
「お前元気ないアルな。どうしたヨ?ゴリラにでも怒られたか?それともマ──」
いきなり遮られた言葉。
何でって、こいつが、ドS野郎が、いきなり。
私を抱きしめ、た…?
え、まってヨ。意味がわからないアル。何考えてるネこいつ、ぜったい、おかしい。あれ、こいつこんなキャラだっけ、あれ、え、
混乱して頭の中で整理できない。
そんな私を前、と言うか腕の中に奴は構わず口を開く。
「知ってるかィ」
「なななななななななにヨ!!」
混乱し過ぎて吃ってしまった。
だって、こいつの心臓の音が聞こえる。
自分のも聞こえてるんじゃないかと思うと、あまり引っ付いて居たくない。
けど、あまり強く押すと力の制御ができない私じゃ死んでしまうかも知れない。
そう思うと、中々離れる事ができない。
そうこうしてる内に、ドS男が話の続きをしてきた。
「魚は人に触れられると火傷するんでィ。さっき「知ってるかィ」なんて聞いたけど知らねーだろ、お前。馬鹿だから」
「なっ、馬鹿って言った方が馬鹿アル!」
「餓鬼かてめえは。…餓鬼か。まぁいいけど」
「馬鹿にすんなヨ!」
馬鹿と言われ、言い返していると奴が更に腕に力を込めた。
正直苦しい。が、話は聞いてやる事にした。
早く解放されるには、多分これが一番いいはず。
奴の言葉を耳を傾けて待ってると、やっと口を開いた。
自分には理解できなかった。私に向けて言った言葉でない事を祈った。それは、理解できないから。
わたしは、こいつをすくうことはできないから。
「俺も、火傷しちまったみてーだ」
寂しそうな声だった。
何がそんなに寂しいのか、私はこいつを知らないから、何を言ったらいいのか解らなかった。
下手な言葉かけたって、励ましになんてならないのは、知ってるから。
だから、何も──
どうする事もできないから、こいつの気が済むまで、暫く大人しくする事にした。
END
「沖田君はミツバさんを失った後と言う事で。
で、色んな人の優しさに触れて改めて自分は幸せ者だと思った訳で。沖田君はそんな人達の優しさで火傷をしたと、言う事ですね。」
SSを読んでドギマギし、千景さんからのコメントを拝見し後改めて読み返すと、
ムラムラしちゃうよね!( ̄‥ ̄)フンッ
っていう台無しな感想を書いてる自分は砂に埋めるべきだと思いました。
っつか、沖神は公式CPなだけあって……じゃなくて、公式CPだと思い込みたいだけあって(←マジ)、ギャグでもほのぼのでもバイオレンスでも、何よりシリアスでも全然いけるとこが凄いよね!☆(≧▽≦)☆!
ちなみに、神楽ちゃんは「調子が悪い」との設定だそうですが、そっちを心配するより先に、神楽ちゃんの舅とか小姑とか、やたら障害の多い総悟くんの行く末がめっさ心配になったってのは内緒です(笑)
千景さん、ありがとうございました!☆(≧▽≦)☆!
このクオリティで「無計画に書いた」とかってどんだけぇぇぇぇぇ!( ̄□ ̄;)!!と突っ込みつつ、ご紹介するのが遅れて失礼しましたm(_ _)m
いろいろと駄目人間なので、大目に見ていただけると喜びますm(_ _)m
「銀魂」で誕生日SS(※要注意)を頂きまし… 2012年03月31日
【お祝い】<二> ※要注意 2012年03月31日
【お祝い】<三> ※要注意 2012年03月31日