わんころりん☆にゃんころりん

わんころりん☆にゃんころりん

RINASCERE*の譲渡会に対して


学生企画RINASCERE*による譲渡会に対する現地ボランティアの意見

学生のみなさん、広島どっくぱーくの子達を思っていただき、ありがとうございます。
気持ちはありがたいのですが、前出のみなさまがおっしゃる通り、現地ボランティア全員が、今回の東京での譲渡会に大反対です。
阻止する行動も考えています。

私はほぼ毎日残っているワン達のお世話に通っています。
今通う顔ぶれは、もうお馴染みです。
発覚当時から通い続けているボランティアが大半になりました。
私達は、最後の1頭まで広島で面倒をみる覚悟で通っています。
それは、AAの為ではありません。
ワンの為です。
本音ですが、現地の顔馴染みのボランティアは、AAに協力する気はありません。特に代表夫妻の対応には嫌悪感すら抱いているのです。
代表夫妻は、ワンのことは何も知りません。すでにワンを救いたい気持ちから離れ、別の事(次の事)を考えているようにも見えます。
そんな代表が勝手に今回の譲渡会を承諾したのであれば、許しがたいことです。
現地ボランティアの立場として、断固抗議します。

私達はワンの幸せを第一に考えています。
広島にいる事が悪いみたいな書き込みをされている獣医師さんがいらっしゃいますが、どちらの先生でしょうか?沢山の獣医師がボランティアで入ってくださっているので、私達も意見の違いで混乱しているのです。
今の広島の子達には該当しない意見だと思って拝見しました。
一番身近でワン達を見ているのは、ボランティアと一部のAAスタッフさんです。
その一部のスタッフさんが、連日訪れてくださる里親希望者さんの面談を行なってくださっているから、私達ボランティアは安心しているのです。
それが何もワンを知らない東京の学生さんが、自主行動として行なう譲渡会ですか?
申し訳ございませんが、断固反対致します。

なぜ広島どっくパークの子なのですか?
有名になったからですか?
今では、広島どっくぱーくブランドとさえ言われているワン達です。
わざわざ東京の学生さんが、広島まで迎えに来られる意味に理解を示せない思いです。
私達はあの子達の幸せを願っています。
超大型犬には、それ相応のトレーニングが必要だと、優しく、愛情深く、お座りを教えてくれているボランティアさんもいます。
足並み歩行をすでに習得した超大型犬もいて、区切られた場所を使い、ノーリードで散歩を楽しみながらトレーニングしている子もいます。アイコンタクトも覚えました。ぴったり左について、シッポを大きく振りながら歩いています。キラキラした目でボランティアの顔を見上げています。
そんな子達が、東京まで行かなければ里子にでるチャンスはない・・・とは思えません。
最後の1匹まで面倒をみる覚悟があるのは、AA代表だけではありません。
私達ボランティアの方がずっとその思いが強いと思います。
ボランティア同士で、シフトを組みながら現地へ通っています。
雪が降り出したら、泊り込もうと話し合っています。
暖房設備も整えています。

どうか、無謀な計画は白紙に戻してください。
東京まで出すメリットは何1つありません。
あの子達を危険にさらすのだけは、止めてください。

今の環境が悪いとは思いません。
早く一般家庭へ送り出してあげたい気持ちはあるのですが、ぱーく暮らしが無理ならば、広島でホストファミリーを探す事も可能ですので、今以上に私達ボランティアで頑張りたいと思います。

もし、本当にAA代表が許可して進められているのでしたら、現地ボランティアは、AAと完全に決別するでしょう。
許しがたい決断です。もう誰もAAの指示には従わないと思います。

どうか、白紙にもどしてください。
そして、もう一度広島の子達にとっての最善を考えてあげてください。
ご自分たちの足下をみてください。
助けを求めているワンは、無数にいると思います。

少々冷静さを失い書いてしまいました。
お許しください。
| 2006-11-02 | 佐々木 | URL | 編集 |



11月7日時点で今回企画の東京譲渡会は開催注視と決定したようである


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: