震災を忘れないために 0
工房便り 0
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関わりの新たなスタイル 昨日(2/23)小さな規模の保育園にゲストで呼ばれてパフォーマンスしてきました。久々の事で、脳卒中して以来では初のゲストパフォーマンスでした。ともかく私如きを指名して呼んでくださったのが有難く自然体でやってきました。かつての自分でしたらこのようなゲストパフォーマンスの機会を得られると120%のオーラ出しまくりで表現しまくりでしたが、結果は事前の予測通りかつての60%くらいの発揮だったでしょうか。それは仕方のないこと、決して言い訳にせず、手は抜かず、過去の自分の発揮加減の残像に執着せず、焦らず、今の自分の持ち合わせている力量を知る試金石になるひとときでした。こちらの保育園との関わりの新たなスタートを切りました。今までとは違う状況の中で、今までとは違う発想からのアプローチの幕開けです。一夜明けてそのことを思うとちょっとワクワクしている朝です。
2018.02.24
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実にありがたいことに昨日、突然ながら懇意にしてくださっている保育園で「お話おじさん」のゲリラ講演をさせていただけた。本意としては12月28日の本公演に向けてのネタオロシのリハーサルでもあるのでした。 メインにしたお話は先日書き下ろしたグリムなばぶさん童話シリーズ第1弾の『おいしいいおかゆ』でした。 この作品を子どもたちに向かって語ったのはこれが事実上の初演。 夕方のお迎えを待つ年長、年中、年少の子どもたち約30名。 ありがたいことに各クラスともだいたい10名くらいずつの子どもたちがいました。 同じお話を語っても年齢によってお話に対する食いつきも反応もいろいろだからこれが返って演者にとっては大変良い勉強になります。 何につけても『限りあるスペース』これをどう受け止め表現していくのか? 『おはなしの世界』も、『一枚の画用紙』や『一面のサッカーコー』トと同じです。 限りある…というのは一見不自由のようにも見えますが、返って限りある自由の世界でもあります。限りある…その意味では私たちの人生もまたしかりですね。 誰が誰に向かって何をどう伝えるのか、このお話そのものの『へそ』はどこか等々が一晩寝て目覚めた朝にフォーカスできた実感を得ました。 「♪・・・こたえはかぜのなか・・・♪」というフレーズが何かの歌の中で歌われていましたが、私の場合『答えは子どもたちの反応の中』のようです。
2014.12.26
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台風接近の中、本日(8/10)川崎市高津区梶ヶ谷にある木のおもちゃ屋さんの会場でワークショップを兼ねたパフォーマンスをしてきました。 前日キャンセルをなさったお客さん以外参加予約をなさって下さった全員の方々がこの悪天候の中を会場にお越しでした。実に有難いことです。 手遊びと歌紙芝居と新作の幼年童話を含む5編の短編を読みました。 幼児さんのほかに、一歳未満の赤ちゃんと1歳の乳児、3歳未満のお子さんも一人いる中で朗読パフォーマンスをしましたが、なんとこの乳児さんたちが騒ぐこともなくお話の世界に入り込んでくれていたのには演者の私も内心驚きでした。実に有難いことです。そして翌朝(8/11)のことです。 昨日のライブの体験から今朝の明け方ふっと閃いた啓示を得ました。 閃きの引き金となったのは私が昨日朗読をしたときにすぐ目の前に抱っこされていた坊やとママの童話への反応の様子でした。言葉の意味はまだまだ理解できなくても言葉の持つ『音の響き』を楽しんでくれていました。どんな感じのお話を創作したいのかというと、『マザーグース』のような舞台になろうかと思います。次の童話の創作に向けてのアプローチがフォーカスできたことは最大の収穫です。オノマトペに寄りかからず、言葉の一粒一粒を磨き上げてみたいと思います。今とっても意欲に燃えだしたばぶです。おたのしみに。
2014.08.10
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先月5月は先方と都合がすり合わせきれず「お話しおじさん」は上演できずお休みでした。今日、今年5回目の「ばぶさんのお話しおじさん」を多摩市の私立K保育園の年長さんのクラスにお邪魔して、上演してきました。ご当地には初お目見えで子どもたちとも初対面。ふたを開けてみないと判らないことだらけなのですが、・・・やっぱりライブはいいもんです。会場がふだんは静かなお茶席に使っている和室ということもあって、子どもたちはこの部屋に入るだけで緊張した面持ちでの入室。その反動が『笑い』に凝縮されたのでしょう。最初二人の子が話の継ぎ目で『プフッ』と吹いたのが皮切りでそこから先は話をつなげるたびに笑いがエスカレート。子供たちは過剰(?)に反応してお話しおじさん食いついてきてくれました。小笑いが中笑いになって、すぐ大笑いになっていきました。畳敷きの部屋ということもありスライディングして畳に突っ伏し畳を叩いて大笑いです。笑いの波が中波小波、ドカンと大波、寄せては引き、引いては寄せる波打ち際の波のようでした。反応が良すぎるのも、過ぎたるは及ばざるがごとしなのですが・・・一旦エスカレートしてしまったのですから事態を「なりに収める」しかありません。こうなると頼りはひたすら緩急自在の『間』を盛り込んでメリハリをつけていかないと『届けたい話の中身』が届きません。慌てず、動揺せず、肝を据えて『間』を作りました。子どもたちの聞き取り方にメリハリが生まれ「間」が効果を発揮しているのが手に取るようにとてもよく判りました。この辺の『間の使い方』は『技術』というよりは『皮膚感覚』ですね。語る私にとっては「間」の勉強の大変貴重なライブ体験でした。~プログラム~1 導入・・・「♪せっせっせのよいよいよい、おーてら(寺)の、和尚さんがかぼちゃの…♪」3回戦勝負でじゃんけんの強い子がどれくらいいるかリサーチ。2 手遊び『5匹の仔豚がおおかみをやっつけたお話。3 ばぶさん童話のテーマソング『♪おはなしの歌♪』4 新作「なつみかんくんころころ」5 「わるぐち、けんか」6 ワルグチエンザと、ここまででいただいていたお時間丁度となりましたのでおしまいにしました。このあと部屋を移して、地域の子供の『一時保育室』で、乳児の親子に1 スキンシップ歌(童謡・どんぐりコロコロをモチーフに…)2 パズルボードを使ってうたあそびうた2曲3 歌紙芝居『めだかがちきゅうをひとまわり』を演じました。年長組さんと御給食を一緒に頂いて午睡入眠直前のアンコール上演に1作スペシャルで読みました。今度は午睡入眠直前ということもあって、子どもが興奮しないような静かなお話にしました。7 「からすのたからもの」しっとりとしたお話しに子供たちがじっくり食いついてきてくれる感覚もまた演者にとっての醍醐味です。子どもたちから「またほいくえんにあそびにきてね」の声に送られながら帰路につきました。
2014.06.19
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昨日は今年4回目のお話しおじさん ・ 葛飾デビュー今年はこれまで神奈川県愛川町(1月)、相模原市(2月)、横浜市泉区(3月)そして今月は東京都葛飾区におじゃましました。今年4回目の『お話しおじさん』は都内葛飾区の私立保育園でやりました。この保育園はこれまで乳児だけの保育園でしたが、この4月より就学前までのお子さんの保育と学童クラブを併設した新しい保育園です。園舎の設計思想に子供の幸せへの願いや成長への讃歌といったポリシーを感じました。こども心のときめきを十分に受け止め展開できる保育空間が実に魅力的でした。きっとたくさんの発見と驚きと安心をたっぷりと体験することでしょう。新園舎完成のお祝いの気持ちも込めてお話ししてきました。今回の内容はわらべ歌遊び以外はすべてオリジナル作品というラインアップでした。 ――プログラム――・歌あそび『ちょうちょさんのお散歩』・手遊びうた『つくしんぼ』・手遊び物語『五匹の仔豚が狼をやっつけたお話』・お話の始まりの歌・ごりちゃんとりらちゃんしりーずから「はじめてかいたてがみ」「ぐぅわっぐぅわごりちゃん」の語り・わらべうた「おてらのおしょうさんが・・・」・お話パズルボード『しりとりでんわ』~おみやげプレゼント・ばぶさんのよくとぶ紙飛行機~子どもたち一人一人にプレゼントしてみんなで飛ばして遊びました。新園舎に移って一か月未満、まだまだ保育が安定していない時期だから…と事前の説明を受けていましたが、思いのほか子どもたちは安定していました。日々の保育の配慮と努力が無理なく反映されていて、しかも子どもたちにとって生活が見えやすいような内容が日々展開されている証と思えました。
2014.04.25
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