世界観
食糧不足…
人類が発展したための、動植物の減少を抑えるために
密に研究していた
遺伝子組換えの副作用を抑えた
新薬・技術を開発した。
そして人類を急速に発展させる事になった
偉大な研究を発表したことを
後に人々が
『遺伝子革命』
と呼ぶようになる。
遺伝子組換えは、動植物のみならず
人間にも応用した研究結果も出された。
そのころ神への冒涜と、クラウス博士を非難する
人々が世界中に広まっていた。
遺伝子組換えは従来の物とは違い
動植物の体の断片（パーツ）を体から生やしたり
基礎体力、寿命の増加…
ウィルス・毒への抗体を生み出す事が出来るようになった…
一部の貴族や金持ちは
興味で遺伝子組換えを自らに
施す手術をする者も現れ始めた。
やがて、難民、貧困層以外の殆どの人々は
手術をし、世界には色々な人で溢れかえった。
研究に熱するあまりクラウス博士は公に
顔を出すこともなく
研究の利益の殆どは、助手のロバートが
手にしていた事を知る人はごく僅かしかいない。
『遺伝子革命』より
２０年後…
世界は、遺伝子組換えによる副作用と見られる現象
が起き始めた。
副作用と言っても、体及び空気中などに害はない…
マスコミなどで、最初に騒がれた事件を紹介することにしよう
イタリアに住む
裕福な家庭で育った少年の出来事だ
ある日、少年は空き地で友人と遊んでいた所
銀行強盗をし逃亡していた犯人が現れ
空き地にいた少年らに向け
発砲した。
しかし、少年の周りにいた３名は無事に助かった。
少年の友人は、そのとき地面が盛り上がって
壁を造ってくれた、と
証言していた
この事件をきっかけに
世界中で、遺伝子組換えを行った人限定に
常識ではありえない現象を引き起こす人が
現れ始めた…
そして、異能の力を持った人々を使った
戦争・紛争・テロが起こり始めた。
クラウス博士は、異能者が現れる事を把握していたため
戦争・紛争・テロの責任を問われることになり
彼は研究所から追いやられ何処かへと消えていった。
だが、それも虚しく戦争・紛争・テロは止む事はなく
確実に、世界は終焉を迎えるのであった・・・
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