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tuinzu77

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September 15, 2007
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カテゴリ: ☆小説

今日は少し天気が悪い。

そんなことを思いながらと『神埼陽呂』は保健室にいた。唯は気持ち良さげに眠りについている。

陽呂は眠りに付く唯の顔を見て微笑む__

『キーンコーン キーンコーン』

っと1限の終わりを告げるチャイムが鳴った。

その音に目が覚めた唯は起き上がった。

「・・・あっ!?そいえばあたし眠っちゃったんだっけ?」

「うん。気持ち良さそぅに寝てたよ(笑)」

「えぇッ!?ほんとにずっと付いててくれたの??」「うん。それより、もぅ起きて大丈夫なのか?」

「う、うん!大丈夫だよ。」

「でも、まだ顔少し赤いぞ?」

『ガラガラ』っと戸が開く音がした。

周りを仕切られていたカーテンが『ザッ』っと音を立てて開く。

そこへ現れたのは『椎名あい』だった。

「唯ちゃん、大丈夫?顔赤いよ?先生から聞いて来たんだよ?」

「あ、ありがとう。でも、全然平気だよ。大丈夫だから!」

「そっかぁ~、ならいいんだけど。・・・あれ?

 ここにずっといたの陽呂?」

「お、おう。時枝さんに付いてたんだ。保健委員だし。」

「そぅ、なんだぁ。」

っと言って、笑ったあいの顔は寂しそうな表情がチラッと見えた気がする。

「じゃあ、あたしは戻るね。お大事にぃ」

「うん。ありがとねぇ」

『ガラガラ』っと戸が音を立てて閉まった。

唯はそれを確認して話し出す。

「陽呂くん、もう戻ってもいいよ。ほんとに大丈夫だから・・・」

唯は戻って欲しくないと心で願うがあいのコトをつい考えてしまう。

「そう?んでも、先生が来るまでは付いててあげるよ。」

と、素直な陽呂は言う。

そこまで言ってもらったら拒否することはできない。

「うん。ありがとっ。」

「お、おう。」

そう答えた陽呂の顔は少し赤かった___






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Last updated  September 15, 2007 05:43:00 PM
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