Feb 2, 2007
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カテゴリ: 本・コミック
「のだめカンタービレ」今更の感もありますが、噂に違わずなかなか面白く、

もちろん友人に借りてです(あくまでも買わない奴…笑)。
クラシックのCDの売り上げが増えるなど、社会現象を引き起こしているこのコミック、
一応チェックしておかなければと思ってたのですが、
なかなか借りる機会がなく、今になってしまいました。

今まで「クラシック」というと、どうもハードルの高いイメージで
特に若い世代には、わけが分からないし、退屈だし、みたいな感じで
敬遠されがちな音楽だったんじゃないかと思うのですが、


この主人公の「のだめ」ちゃんはかなり変わった人物。
読んでいるうちに、一時期、仕事上付き合いのあった芸大ピアノ科卒の
不思議ちゃんを思い出しました。

ピアノを弾く時は、ものすごい気迫と集中力、勿論技術もあるんですが、
一般社会で生活していくのには圧倒的に常識が欠けていました。
なので、彼女と一緒にいる時の私はこの漫画の相方、千秋先輩のように
ひたすら突っ込まずにはいられないというか…(^_^;)
しまいには、訳の分からん理由で仕事をドタキャンして消え……後が大変でした。
※注 私に恐れをなして、というわけではないです…念のため…(笑)

ちなみに彼女の芸大仲間のヴァイオリンの彼女とフルートの彼は常識人でした(笑)
卒業後も、複数回の海外留学は当たり前という人種を垣間見て、
つくづく特殊な世界だなあと、思ったものです。


クラシックも嫌いではないですが、マニアのうんちくの細かさやストイックさが、
聴く気持ちを萎えさせる一因なのかなとも思います。
作者の生い立ちや、曲が作られた背景まで知ってないといかんみたいな…。
またクラシックファンにポピュラー音楽を軽視する傾向があることとか、
そんなところも気になるのかも。


クラシックだってできた当時は最先端の音楽だったはず。
つきつめると最後は同じ所に行き着くと思うんです。
音楽である以上、根っこの部分では同じなのだと。

何はともあれ、「のだめ」で火がついたクラシックブーム。
誰もが気軽に、そして普通にクラシック音楽を楽しむ、そんな流れが
この日本でもできていくといいですね。
コミックのこの先の展開も楽しみです。


"のだめ" 鍵盤バッグ

しかも「オフィシャル」版は結構なお値段。
いくらピアノやってたとしても、このバッグ持つの、
ちょっと恥ずかしくない…?と思うのは私だけでしょうか(^_^;)






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Last updated  Mar 18, 2008 01:28:56 PM
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