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カテゴリ: CDさ行

新書館CD☆西洋骨董洋菓子店(3)【初回版】☆

さて!!西洋骨董洋菓子店ドラマCDの感想も、後半戦!と言うところです。
今日は、3巻の感想を・・・。これは、関智一さんの演技に泣かされた一枚です。月9だったら、滝沢さんが演じた役ですね(^-^)。

あらすじ・・・ 「アンティーク」で見習いパティシェをしているエイジは、元プロボクサー。ボクサーになる前は暴走族で、据え膳食わぬは・・の方針で、初体験が小学校などと言うような、とんでもない人生を歩んできた若者だった・・。
その彼が師匠と仰ぐ小野のもとに、フランスでの(小野の)師匠であるジャンがやってきた。

感想・・・ 関智一さんは、BLにご出演の作品数は決して多くはありません。むしろ、私が所有している分では。200タイトルを越えて、BLと普通のCDを分けた時「え?」と思うくらい、BLのタイトルが少なかった方のお一人になります。(保志さんも少ないのですが、保志さんの場合は、最遊記の枚数多いですからねぇ(゜゜)\バキッ☆)
あ、話が逸れました。関智一さんは、その少ないBLのご出演作品が、うわぁ・・と思わせる作品が多いために。インパクトが強いんですよね。だから、分けた時に「え?こんなに少なかったっけ?」と言う印象がつきまとうのではないかな?と思います。
子供の領分の、その手のシーンがないのにBLに入っている作品の俺様キャラ!のインパクトも強烈ですが。
この西洋骨董洋菓子店のエイジ君の印象の強さ・・。BLを聞きながら、エイジ役の関さんの子供のような泣きじゃくりのシーンで、久しぶりに泣いてしまいました。

無茶やっていて、その若さで「もう枯れてしまった」なんて言うくらいのエイジ。本当に、世間のつまはじき者だった彼ですが。小野のケーキと出逢って、お菓子を作りたい!パティシェになりたい!として、小野の下で働く彼は本当に一直線な若者です。

そんな彼が、修行をするにしても、習っておくに越したことはない!として、フランス語教室に通わされるようになった時。
勉強は嫌いだと、ぶちぶち文句を言いつつ。小野の指示なので学校には通っている。しかし、片づけも仕込みも、エイジ抜きで店は回っていて。しかも、厨房の仕事に(器用な)橘が小野に教えてもらっている・・・のを見てしまった彼は、どんどん不機嫌になっていき・・。その理由が「先生、先生は俺がいらなくなったから、俺の事、フランスに行かせたいわけじゃないよね?
俺が全然仕事が出来ないから、俺を店から追い出すんじゃないよね。
だって、俺、いらない子供だったから。ボクシングは良かったんだ。勝てば良かった。そしたら、俺は要らない人間なんかじゃないって思えたから。けど、今の仕事そういうの良く分かんねぇんだもん。先生、俺の事も褒めてくれるけど、オヤジの事も褒めちゃうし。店の中の男で、俺だけ先生の好みじゃねぇしさ。俺、俺・・・・もう、俺、もう誰かに捨てられんの嫌だよぉ・・」
親に捨てられ、施設で育った彼のトラウマが、小野にも見捨てられてしまう事への恐怖感を呼び覚ましてしまったんですね。そして、声をあげて、周囲の目も憚らずに彼がうわーん・・・・と泣きじゃくるシーンは、図体だけでかくなったけど。親の愛を欲しがる、小さな子供を思わせてくれました。このシーンは、関智一さん渾身!!の演技ではないでしょうか??
しかし、エイジ君よ・・。「パティシェのチャンプ!!俺、抱かれても良い!」って君は二言目には「抱かれても良い」って言うけど、この作品に関しては冗談になってませんから(大笑)

3は別名「エイジ」篇と名付けられていますが、同時に小野の過去編とも言うことが出来ます。ジャンが小野のアパートに入った時に、映画館の上映ブザーが鳴り、映写機の音がするのが凝ってますよね。
感情の起伏の激しいジャンは、情熱的で大胆で。愛する人のために跪くことも辞さないほどです。パリに行って4人目くらいに付き合った人と言うジャンは、小野にして「わっかんないなぁ・・・。リアクションが読めない」と言わせるくらいです。その読めないリアクションやら行動を見事に再現しているジャン役の小杉さんも、ノリノリでねぇ・・素晴らしいの一言につきます。
橘と同族嫌悪?と言うシーンがありますが。お客様に本日のお奨めを答えるシーンは、まさに橘と一緒!!と思ってしまいます。2巻までの橘の立て板に水の説明と、ジャンが説明するシーンが本当に似ているんですもの!!

笑えるシーンはいろいろありますが、「同時通訳でお送りさせていただきます」と言う解説?のシーンで、ワンテンポ遅れて「いただきます」の井上さんが、妙におかしかったです。
「壊れたプレイヤーのようなギャルソン」である千影の「いらっしゃいませ」の繰り返しも楽しかったです。「何言っているのか、分かんない」とずっと悩んでいて、「外国語だ」と気が付くのが遅いってのもちーちゃんならではですね。

お客さんから「3個だよ、ちーちゃん3個」「急いでいるわけではないから、ゆっくりおやりなさい」と暖かく言ってもらえるのも、千影の個性や人柄のおかげでしょうね(^-^)。確か「恐れ入ります」ってのは、橘に教えてもらった呪文だったよね。その教えてもらったシーンとか、なかったのが残念。
小野では、クロワッサンを全部棚から下げろと言われて、「ウィ、ムッシュ」と答えるセリフは、本当に嫌々だったのに。エリックと寝たのか?と訊かれて「ウィ、ムッシュ」は即答したシーンが笑えます。
エイジを息子のつもりで育ててきた会長さん。甘いの得意じゃないのに、エイジの様子を見に来て食べて帰っていく件は、優しい気持ちになりますね。エイジがいつか一人前になったら、会長さんの所に戻る日が来るのかもしれませんね。
会長さんの、コネがあるんだよ「ラーメン屋とか、ラーメン屋とか、ラーメン屋とか・・・」のシーンもちょっと笑えますよね。エイジから、ケーキの匂いがする!と減量中のボクサー仲間が眠れないと言っていたのに、会長からケーキの匂い・・と言うシーンもクスッと笑ってしまいます。
しかし、橘さん・・・はげで眼帯のおっちゃんに見いだされてボクサーになったか?って、何の話よ(大笑)。あの有名なボクシング漫画ですよねぇ。それを知らない世代も居るでしょうに。


初回特典の楓子篇は、お母さんも一人の人間・・・と言うのが、しみじみとして好きでした。





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最終更新日  2008年01月15日 21時48分43秒
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