MOOMIN KINGDOM 2

4話　あいつ

ようやくテストが終わります。
はいどうも、むーみんさんです。
みんなさんお元気にしておられますでしょうかいな。
私は元気です。
うへへって感じです。
さて、あいつ。
気になりますね。
あいつって誰なんでしょう。
では続き・・・

たろによる解説

あいつとは・・・

あいつとはまず人間の姿をしたまったく別のものである。

次に尋常じゃないほどのあくびをする。

そのあくびがまた見てておもしろい。

しかし強力なパワーを持っている。

どんなパワー？

それはね、あくびは移るってよく言いますが。

とてつもなく移っていくんですよ。

たとえばあいつがあくびをする。

その隣の誰かがあくびをする。

するとその隣、隣、隣・・・・・・・・・

ずっと続いていって最終的には地球だけじゃなくて宇宙人まであくびをしてしまう・・・

んですね。

すばらしい。

これほんと。

一番最初にあくびが移った人は赤ちゃんになってしまうという伝説が。

・・・そんなやつです。

はい。

それでですね、次に私のエピソード聞いてもらえますか？

いや、聞いてください。

僕がちょうど高校２年の時ですよ。

部活の合宿で北国へ行ったんですが、

その時に合宿所のすぐ裏に大きな森があるんですねー。

夜みんなでそこに行こうよということになりまして、

当然僕も行きました。

ちょっとトイレに行きたくなって先に宿舎戻るわと言って

いったん僕は元来た道を引き返しました。

でも僕は帰らなかったんですね。

そう言ってちょっと先回りしてみんなを驚かせてやろうと。

ささっと先回りして木の陰に隠れていたんですよ。

ちょうどこんな感じで。

するとですね、

後ろから声がするんですねー。

おいぼうや、ぼうや

って。

こえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇと思って後ろを振り返ったら、

なんと！！

これはびっくりしますよ。

うん。

その時に僕は腰を抜かしてしまって。

気付いたらこうなってたという。

今の自分の姿はこれです。

えぴそーどしっくす　完。

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