ホンダT360公道復帰

ホンダT360公道復帰

アペ50の説明


APE

Ape50の説明 ホンダApeじゃないよ・ 2002 08月30日(金)

ピアジオ・アペはイタリアでは当然125~150ccの生産が多い?50ccは少ないが日本の法律上は税金等が有利なので輸入された。もともと農業用でスタートし、現在も坂の多い古い町並みにはトラックが入れないので、小回りの効くアペが頑張っている。
運転はビンテージ・ベスパと同じで、バッテリー、エンジンキーは無し、エンジンスットプはエンストさせる。後輪はデフ付きだがオイルシールは弱いので国産に変更の必要あり。
バックギヤーも付いてます、まずギィヤーをニュートラル(F)次に座席右下のレバーを上にあげるが、私は使った事ない。非常に軽いので手で押したほうが早い、女性でも片手で押せます。
ギィヤーは4速、1速は坂道用超低速なので使用しない、2速発進。
スピードは全速で約50Kmこのスピードだと国道、バイパス以外は流れに乗って走れるので動くシケインにはならない、お婆ちゃんが乗っているチンタラした軽四は軽く追い抜きます?
陸橋の坂道も40Kmで登っていきます。

走らないアペも有るらしい 6月19日の日記。

アペ・リンク集

運転席のドアは13ミリのディープソケットレンチで簡単に外れるので、チョット暑くなったら窓を開けるよりドアを外した方が気持ち良い。ボルトは2本だけ。  パネルバンはボルト7本で止まっているので、これも簡単にオープン荷台になります。
ドアを付けて走ると振動と騒音が室内にこもるので、冬以外はドアを外した方が良い。

ミニカー登録は50ccまでですがポリーニなどから105ccまでのボアアップ・キットが安く売っているので、これで馬力を上げる事も出来ますが、私は必要無いと思います、市街地ではこれで十分、これでツーリングに行こうとは思わない。

明日は修理について、当地にも動かないアペが2台あり、全国ではかなり有ると思います、解体屋でも以前見かけました。
コツさえ掴めば動き、壊れません。

apeは動きます・走ります・ 2002 08月31日(土)

実物はAPE50ccしか見た事無いので50に限っての話です。
動かすのを諦めてガレージに眠っているアペはかなり有ると思います、これは始動方法に致命的問題(欠陥ではない)あり、一度始動に失敗すると愛想を尽かします。
50ccヴェスパのキックは圧縮感の無いものですが、アペの場合は5ミリのピアノ線で運転席まで持っていき、
これをレバーで引っ張りエンジンをかけます。
このレバーが物凄く重い!成人男子で3回、女性なら1回でダウンします。これは運転席が狭いので上体が動かせず、腕力だけで引っ張る為、あんなに軽いキックでも腕力、
しかもストロークは少ないので連続3回はキック(手動)出来ません。

つまり・アペは一発で始動できないとダメなんです・・・

ヴェスパの修理などは、たくさん本が出ているので買って来て参考に。 
このHPでは実践的なエンジン始動方法を
1)冷間時の始動は夏冬ともにチョーク全開、アクセル閉で。
2)エンジンが熱い時はアクセル全開、チョーク閉。アクセル・ワイヤー
  が長いのでアクセルは戻りません。
これで3回以内にエンジが始動しない場合には、重機始動用の「きつけ薬」かホームセンターで売っている芝刈り用スプレー式キャブクリナー(500円程)を2秒ほどキャブに吹き付けて、兎に角エンジンを始動させてしまう。
一度エンジンがかかってしまえば、1週間以内は(1)の方法で1発でかかります。
もちろんキャブ、プラグの故障はヴェスパと同じなので、その場合は市販の本(スタジオタック等)を参考に。

アペをあきらめる方は10回はキックするので嫌になる・・
健康の為に キックは3回までに。

アペはフロントとサイドのガラスが割れやすいのか、割れているものが有ります、車検が有る訳ではないのでアクリル樹脂で十分です。  

明日からはT360で行きますが、書く事がダンダン無くなってきた。
何方か質問有りませんか?
パーツ等の情報が有りましたらBBSか秘書箱(メッセージ)まで、秘書箱は公開されません。



続・ape 50 10月28日(火)

アペのホームページを見ると、最新型は1996年からになってる、最大の特徴はヘッドライトが二つになった。
アペの場合、ライト二つが絶対良い。昔の1灯は夜間の場合スクーターに間違われて、狭い道ではハットする時があるので荷台の両脇に反射テープを大きく貼っている。
我が国は三輪車が絶滅して長い時間が経っているので、ドライバーは1灯=スクーターと思い、すれ違いのさい横幅があるぶん結構危ない。

昨日のHPを見て笑ったのは、カーステレオ標準装備(騒音が酷く聞けませんって)灰皿とシガーライター標準装備(バーハンドルなので片手運転は危険です)この装備は冗談と考えるのが一般的かな。昔のアペに比べて最大の特徴はセルモター付き、これは便利です。コツさえつかめば手動でも1発でかかる。
内装豪華、椅子が広いので2人乗りも出来る、もちろん違反。

昔のアペは2種類あるみたいだ?ミニカー登録できない時代(昔は輸入車に対して規則が物凄く厳しかった)に登録された物は電装化してある、バッテリーとスモールランプが無いと登録できなかった。市町村登録なので規則の緩い町では輸入されたままで登録されているのも有る、この場合バッテリーなしでワイパー足踏み、キーも無い、私のはこのタイプ。

若い方は50万円以上するイタリア製スクーターを平気で買う、なので、アペはこれから流行りそうだ・・・

我が国のアペは趣味としての乗り物みたいだが、チャンと働いているアペもいる。
http://www.karakiya.net/

アペ ピアジオ 08月05日(火)

gooにて「アペ ピアジオ」を検索すると22件、「アペ ベスパで」は32件ヒットした。

ベスパカーとして有名だが意外とWeb上には無いもんだ・・
アペについて一番書いているのが(と言っても少ない)イタリア、シエナ在住のコラムニスト大矢アキオさん。本人も日本で一番詳しいと書いている。
現在、ウエッブCGにアペのコラムを書いている。
後何回か続けてほしいけど3回で終わりかな・・

http://www.webcg.net/WEBCG/essays/000013636.html

アペは50ccなのでミニカー登録になる。ヘルメットは要らない、税金は原付き並み、マイカーの原付き特約にも入れるので事故が有った時には車並みの保障が受けられる。昔は原付き特約は物凄く安かったが、今は結構高い(3~5千円?)

私のナンバーは「あー48」つまり当地で48台めの登録になる、最初48台もミニカー登録がありビックリしたが、ミツオカのマイクロカーやキットカー登録が多いのでは・・・しかし街中では見た事ないな~
最近では台湾製の4輪バギーを無理やり合法化して登録したのが多いかな?国産車では絶対無理。
なお、役場でミニカー登録する時は、こちらから資料を持っていくと良い、窓口担当者(特に女性)は滅多にない登録なのでミニカー登録したいと言っただけで・・・ハッア
地方の話ですが・

ベスパカー 2003 06月12日(木)

イタリアに行った時に、アペ(ベスパカー)は少ないと思っていたので、ブレシアにて最初の1台を発見した時には写真を撮った。
その後、ウジャウジャ走っているので写真は止めた。外人が日本で軽トラの写真を撮っているようなモンで、珍しくも何とも無い。

期待していた初期型は当然皆無だが、ブレシアで1950年代のキャビンの丸いタイプは見た、145ccだと思う。それ以外は1970年以降と現行車だけ。
イタリアでもアペのミーティングはあると思うので、これを見に行けば全てが分かる。

ヤフーオークションにベスパカーの売り物あり、35万円から。
ベスパーカー(アペ)は以前にも書いたので参考に。
ベスパ輸入代理店成川商会で初期に輸入された物はイタリアと同じピアジオ・アペP50のエンブレムが付いている、いつの頃からかヴェスパカーP50のエンブレム(正面のバッジ)になっている。アペではなくベスパカーとなると国内登録の為か6Vバッテリーを付け、スモールランプが点灯するようになっている、当時イタリアのアペはバッテリーなし。ベスパは元々バッテリーレスなので本来いらないのだが、規則がウルサカッタ名残か?

今はミニカー登録なので原付き並みの税金と手軽さ、普通免許はいるがヘルメットはいらない。保険も原付きと同じ、ミニカー(原付き)特約も付けられるので安心、最近事故が多いのかミニカー特約は1年で5千円ほどする、高くなった。

ヤフオクに出ているベスパカーは原付き2種登録なのでヘルメットがいる。なぜミニカー登録しないのか不思議だ、あの狭いキャビンでヘルメットは苦痛だし見てくれが悪い。原付きと違って役場ではミニカー登録は書類がいるのかも?私のアペは成川商会の書類が有ったので簡単だったがミニカー登録は原付きほど簡単に出来ないのかもしれない?

原付きとミニカー登録では最高速度制限が違うから普通車と同じスピードが出せるミニカー登録は断然有利。
高速道路は排気量250cc以下は走れないがミニカーはどうなんだろう?

ヤフオクに出ているベスパカーのワイパーは電動式になっている、足踏み式が標準のはずだが国内仕様なのか。

ホンダT360とPiaggio APE 2003 03月18日(火)

T360も流石にネタ切れなので、以前書いたピアジオ社のアペを数回書き込み・・

イタリアで有名なスクーター製造会社のピアジオ社はベスパで有名だが、4輪車や電車、航空機、魚雷艇(APE)も製造したことがある、現在はスクーターと3輪車アペが中心だ。

ベスパの製造は1946年のベスパ98(2サイクル98cc)から、2年後にベスパ125を生産し同時に3輪車APE(イタリア語で蜂)を農業用として販売する。

昔、このAPEの写真を見たとき、ホンダS600のチェーンドライブと同じだったので驚くと同時に、強い興味があった。この時はホンダがパクッタと思ったが、昔からある技術みたいだ?
昔放送されたCGTVのイタリア特集などでは、必ずチョコマカとアペが通行を邪魔しているシーンが出ていた。1987年の60回記念ミッレミリアの記録ビデオ(二玄社)にも、関係の無いアペが出てくる。クラシックカーがスパッと3輪車を追い抜いていくのは、いかにもイタリア・・・これがカッコいいんです。

驚く事には、現在もアペは生産されている事だ。Web上では50~175ccさらに400ccの軽トラ(日本のと同じ)も有るみたいだが、実物を見たこと無いので、らしいとしか書けない。

イタリアでは14歳以上は50ccまでの乗り物は無免許で乗れるので50ccのAPEが主流みたいだ。また、古い市街地の中は自動車の乗り入れが禁止されてる所が多く、原付きAPEは進入禁止や駐車禁止も関係ないから配達などに便利。
ナンバーも1枚持てば何にでも着けて良いらしい。

http://plaza.rakuten.co.jp/echizenn/diary/200507230000/

2006.3.26
リンクしている
アペオーナーkze-czeさんのブログに
アペの 面白いHPがある。

アペは50とTM、それと600の大まかに3種類に分かれているみたいだ。
その中で600は貴重な車種みたいだ。
アペ600
以前、イタリアに行った時、不思議なアペを発見したので記念撮影してきた。
大工さんの実用車みたいで、プレートが何も無く不明だった。
進入禁止の旧市街にあったので3輪車は入れるのだと思った。

アペには乗っていたがアペの知識は無く、これが600とは思わなかった

TM2
我が国にある唯一?実働可能なアペTM。
イタリアでアペは現在も生産されてるので 数は多いが、
古いものは、なかなか見れなかった。

Piaggio社のape三輪車の資料は少ない。
ベスパの本・雑誌は非常に多く出版されてるが、
アペの記述はほとんどなく、有ってもカタログと型式一覧ぐらい。

アペのmixiコミニティが出来たので・ ・・これから充実していくと思う。

ブログでアペの解説を探したらあった。 この解説は綺麗にまとめてあり解りやすい。

HPホームの三輪車はインド製のアペ。
国内にあるアペ50の型式はTL1Tから始まる。
それ以前はA~Dまであるみたいだ?
旧タイプがチェーン駆動でSと同じ方式になっている。

デフが中央にありそこからスイングアームを兼ねたチェーンケース
が後輪を支える。
Sのチェーン駆動は当時としても古い技術なのに
なんで本田宗一郎が固執したのか?

私の勝手な想像では、初めてイタリアF1見学に行ったときに
チョロチョロ走っているアペを見て興味が湧いたのかも?
水色はT360のボディカラーに使用して
チェーン駆動はSに採用した、チェーンはお手のもの。

ちなみにベスパはチェーン嫌いで歯車の組み合わせのみ。
唯一、旧アペでチェーンを使用した。

旧型アペの写真は kaz-czeさん のブログにリンクが多くある。

こちらが旧型アペの写真集。

屋根付きになったアペ写真集。  このタイプは日本に無いと思う?

Sのチェーン駆動と比較すると面白い。チェーン駆動の技術は何処にでもあったので、アペは参考程度に。

ape2.JPG
この色はT360と同じ。
たぶん商業車としては無難な色なので、世界中で使われたのでは?

今回はリンクが多い。



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