・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1897年9月21日に、ニューヨークのある少女が『ニューヨーク・サン』という新聞に手紙を書いた。「サンタクロースはほんとうにいるの?」。このありきたりの、それでいて大人を当惑させる無邪気な質問に、真摯に答えるだけの知恵と勇気が私にあるだろうか。 『ニューヨーク・サン』の副編集委員フランシス・チャーチは、その意味で勇気ある大人だったと思う。彼はこの少女の手紙に社説で答えた。社説の第2段落の冒頭 "Yes, Virginia, there is a Santa Claus. " は有名なものでアメリカでは今でもよく引用されている。
この子供に対する誠実さも含めて、日本人はこのコラムから学ぶことが多いのではないかと私は思う。 Subject: A LETTER FROM BIRGINIA Auther: Francis Pharcellus Church