ELEPHAS (by KEN=G)

ELEPHAS (by KEN=G)

2006.02.07
XML
カテゴリ: 家族
実家に雑種の黒白の猫が1匹います。この猫、10年以上前にバスフィッシングに行った時の釣果なんです(^-^;


暖かい日でした。朝5:30くらいから釣りはじめ楽しく釣っていたんです。その釣り場は新興住宅地で農地が近くにありながらキジやカワセミが顔を見せるなかなか素敵な場所でした。(「でした」というのは、ここ数年で圧倒的に水質が悪くなったんです。明らかに生活廃水の流入が原因です。それと農薬の流入で魚が激減して最近では全然つれなくなってしまいました。よくバスを悪者にする人がいますが、一番悪いのはいつでも人間です。ってその話は置いといて‥)
釣りはじめてまもなく、朝6:00ごろだったと思います、子猫の鳴き声が釣っている池の対岸のほうから聞こえていました。

その後、何匹か釣り上げ、後輩(←鳥の撮影にケアンズまで行っちゃうヤツ。フライを巻かせてもマンガを描かせても天才的。釣りの師匠。)とお昼を食べに行きました。
お昼を食べ終わって釣り再開。午後1時半頃でした。朝と同じポイントに入ると子猫の鳴き声が釣っている対岸のほうから聞こえていました。それも朝と全く同じ場所から‥。しかもよ~く鳴いている場所を聞いてみると明らかに池の中!!!
後輩に声をかけ一緒に猛ダッシュで対岸に向かいました。そして、声が聞こえていたあたりに着くと、声は明らかに葦の向こう側から、つまり陸地ではなく池の中から聞こえるんです。。。

水際まで降りていっても猫はまだ見えず、声のする方に水の中に膝まで浸かって行ってみました。そしたら目の前の葦の中のほうから声がしてます。葦を掻き分けると‥、口まで水に浸かった掌に乗るほどの大きさの子猫が葦にしがみついて鳴いていました。もうホントに水の中に口が出たり入ったりのブクブク状態、鳴き声もウガイしてるみたいな声になっていたんです。手でキャッチして助けて陸に戻りました。池で猫をつかまえたのは生まれて初めてでした‥。
明らかに生後1日か2日の目の開かない子猫で、まわりをみてみると小さいダンボールがひっくり返っていました。そして‥、水面にはさらに小さい生まれたばかりの子猫が2匹、溺れて死んでいました(;_;)

クワガタの放虫問題もそうですけど、クワガタは全く悪くありません。悪いのは人間です!親猫の飼い主はこうなることを想像したかな!!今思い出しても超ムカツキです!!!

さて、子猫をほっとけない私は釣りをやめ、とりあえずコンビニで牛乳を買ってストローでなめさせながら実家へ車で1時間かけて戻りました。それ以来、この猫は実家の家族なんですが、その頃私は一人暮らしをしていて実家にはいなかったので、猫から見たランク付けが上位3人までに入らず10年以上いつでも同等扱いというか目下扱いされています(^-^;

考えてみればおそらく6時間以上葦につかまって鳴き続けていた子猫。よく持ちこたえたものです。この時の鳴きすぎのトラウマか、ウチの猫はほとんど鳴き声を出しません。最近になってやっと母親代わりのウチの母には『にゃ!』と催促をするようになったようです。
母にはお手もおかわりもするかわいい猫なんですけど、私にはちょっとでも手を出すと、即ネコパンチ&ネコキック&カミツキ攻撃です。

ウチの実家は拾われてくるネコが絶えたことがありません。この縁は、先祖が江戸時代に鍋島藩で壁に猫を塗りこめてしまったことの償いだと言われています(^-^;;;





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.02.08 00:05:48
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

KEN=G

KEN=G


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: