エレヴァージュのメールマガジン、バックナンバーのまとめノートです。

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2013.01.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
では、

水曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。



ルイ・ラトゥールのムルソー ペリエール1996年、

あまりにも素晴らしいので、2本目を開けました!。



★ビール
◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン     1本(330ML)¥900

 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細
かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、

どこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分に
あります。


◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 
                          1本(355ML)¥900

 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使って
います。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような
鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ
一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶
ではないでしょうか。



                                 120ミリ(70ミリ)

★シャンパン

                             ¥2400(¥1200)

 仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者です。実は、この蔵に関しては、
そんなにいい印象を持っていませんでした。しかし、この2004年ものを飲んで、
あまりに素晴らしいのに、驚きました。2004年らしいミネラルの輝き、透明感
のある酸味がとても綺麗で、丸みを帯びているのです。シャンパンのヴィンテ

時間がかかり、苦労するのですが、2004年ものは本当に素晴らしいようです。
(シャンパンは、品種を混ぜたり、糖分を加えたりするので、イメージが定着
しづらい) こんなに素晴らしいのなら、これからも、どんどん買っていきたいと
思います。



★白ワイン
◎サン ヴェラン テール ノワール 2009
(ドメーヌ デュー ロッシュ)                  ¥1800(¥900)

 仏・ブルゴーニュ地方です。この「ドゥー ロッシュ家」のワインは、昔からずっと
仕入れたかったワインでした。果実味の凝縮感が素晴らしく、そのポテンシャルを
綺麗に発揮している、優れた生産者だからです。この2008年ものは、「テール
ノワール」(黒い土壌)の名の如く、土の養分をしっかり感じ、厚みのあるコクがあって
「黒い味わい」がするほど濃密なのです。サン・ヴェランという地域から、ここまで
やるか!、とびっくるするほどの完成度の高さです。これは、エレヴァージュのハウス
ワインに決定!です。


◎ジャニエール "カリグラム"2010
(ドメーヌ ベリヴィエール)                  ¥2800(¥1400)

 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、
 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限
 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その
 土地の得意な部分を生かして、とてつもない凝縮感のあるワインに仕上がってい
 ます。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、
 強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、
 本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。

 (2年前に2006年ものを売っていて、久しぶりに入荷しました!。2010年は、
 酸味とミネラルの粒子がキラキラした、とてもいいヴィンテージなので、本当に
 楽しみです。味見したら、またツイッター、ブログにて報告します~)




◎サヴィニエール "クロ ド ラ クーレ ド セラン"2010
 (ニコラ ジョリーさん)                    ¥3300(¥1700)

 仏・ロワール地方のカリスマ的な生産者です。超有機的農法(ビオディナミ)
 の先駆者で、ルロワさんも、そのやりかたを習うために、彼のもとを訪れまし
 た。葡萄の一粒一粒の生命力を、鮮やかに感じるようにキラキラしていて、
 口の中で、葡萄の粒が弾けるような感覚に陥ります。偉大な、ロワールのワイン
 の頂点の一つではないでしょうか。

 (このワイン、開けて1週間以上経っても美味しいと、よく輸入業者の方々が、
 アピールしています。しかし、ただ保存するだけでは美味しくなりません。むしろ、
 きちんと温度管理をしていないために、味わいが歪んでしまうのです。もし1週間以
 上保存するなら、10度以下の状態で、きちんと保管する必要があります。そうす
 れば、より一層その個性を、パノラマのように広がる多彩な味わいを、堪能できる
 のではないでしょうか)


 (さて、ヴィンテージが変わって2010年ものです。これがなんと、いいじゃないで
 すか!。2009年は、若干ベタっ!という甘さが強かったのですが、2010年の
 これは、バランスが良く、酸味のシュパっ!という切れ味といいますか、凝縮度が
 素晴らしくて、とても上品で、かつ強烈なパワーがあるのです)



◎ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル 2009
 (アンリ ボワイヨ社の独占所有の自社畑)         ¥4200(¥2100)

  仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っ
 ているのは理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感
 の中から、畑の個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。

 実は、2009年物の「クロ ド ラ ムーシェール」を、ずっとハウスワインで使って
 いまして、輸入業者さんに在庫がいっぱいあったので、すっかり安心していました。
 しかし、先日在庫が空になっているのに気づき、代わりにこの「ピュセル畑」ものを
 入れました。実際に、「クロ ド ラ ムーシェール」よりも、この「ピュセル」の方が
 緊密で、鋭さがあります。



◎ムルソー ペリエール 1996
 (ルイ ラトゥール)                      ¥4800(¥2400)

 仏・ブルゴーニュ地方です。この会社が作る白ワインは、「ズドーン!」と重厚
で、ねっとりした豊かさを持っていて、コルトン・シャルルマーニュや、こういうムルソー
ペリエールのような畑に、本領を発揮します。奥深いムルソーのたっぷりした果実味
と、ペリエール畑の研ぎ澄まされたミネラルの鋭さ、その両方を併せ持つからこそ、
このペリエール畑のワインは、ムルソーで最も優れた畑だと言われるのでしょう。さて、
ルイ・ラトゥール社がどこまでその奥行きを引き出すか、楽しみです。

(日曜日に味見しました!。すごく状態が良くて、ムルソーらしいたっぷりした豊かさ
と、ペリエールらしいミネラルの輝きが、見事に組み合わさっているのです。一言で
言えば、純度の高い輝きが、綺麗にムルソー的な柔らかさに溶け込んでいます)

(火曜日に味見しました。柔らかいムルソーらしい豊かさが溶けて、キューンという
ミネラルとのバランスがすごく良くなっています。こんなにいい状態だとは、思いません
でした・・・素晴らしい)

(金曜日に2本目を開けました!。やはり、凝縮度が素晴らしく、ムルソーペリエール
としての完成度が高いです)

(水曜日の段階で、もうすぐ賞味期限が切れるので、もしダメだったら、代わりに
ミッシェル ニーロン シャサーニュ モンラッシェ ショーム2009年を開けます)




ワインバー エレヴァージュ

吉田 岳史

東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F     

TEL(FAX)03-6419-3889





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Last updated  2013.01.23 18:18:58


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