ラッキーの血統書 1・2


この、間にも病院に行く事数十回。
なにかあるごとに、知識がないママは獣医を頼った。
<問題事項>
1、涙が良く出て、目やにが切れない
2、ウ○チが軟らかく、綺麗に取り上げられない
3、よくはくことがあった
4、散歩中に突然倒れる
その他、細かい事いろいろ・・・

そのなかから獣医さんの見解を少し…
1、 涙&目やに

鼻から目に続く管があるけど、(涙管?)そこがなにかの原因で(狭いとか異物が詰まりやすいとか…)とりあえずは問題はないかと思います。ただオーナーさんが気になるようなら手術することも出来ますが、手術するほどのものではないかと思いますよ。

これは、もちろん涙焼けになって気にはなりますが、3ヶ月程度の仔犬にメスを入れることの方が、可哀相で毎日朝・晩拭いてあげればいいことだから、このままかえる。

2, 軟便

ラッキーの排泄物はとにかく柔らかかって。きれいな健康てきな便をすることは、結局なかったように思う。
便の状態で健康面を判断するのでしょうが…
まず、まともにきれいに取れる事がないので、ティシュと水を持参で散歩に行っていた。
”純血種は、結構体よわいよね~。腸内もちょっと弱いかもしれない”
だからおなかを丈夫にするため、ビフィズス菌とか使うといいと言われ、フードの変更を薦められる。

3、よく吐く事があった

これは、犬にもよく見られる事で、毎日頻繁にでなければ、心配いらないとの説明。もしかしたらアレルギーをもってるかもしれないからフードで様子を見てみたら?出来れば様子を見るために、食事と水は与えないで様子を見てください。
っと療法食を薦められる。

4、 散歩中に倒れた!!

これは、ママの心臓が止まるかと思った出来事だった。
全部で3回ほど散歩中に突然倒れた事がある。

みなさん、想像をしてみて下さい。
犬がオーナーと並んで歩いています。
疲れているようすもなく歩いているように思います
そのとき、突然、真横に”パッタ”って置物を押し倒したように倒れる

????
なに、ラッキー。冗談止めてよ。
って思いますよね。でも、ラッキーがそこまでお茶目にオーナーをビックリさせるために行なう行動とは思えない。
ママもビックリしてラッキーを抱き上げる。目はしっかり開いている。大丈夫?大丈夫なのね。
家に帰って本をめくる。同じような例だと”てんかん”になるかと思ったんだけど、泡吹いているわけでもないのでこのときは、ま~たまたま倒れちゃったのかな?っと現実から目をそむけた。

しばらくは倒れる事が無かったんですが、これから3ヶ月程度たったある日。
パパとハッピーと2人&2頭で散歩中でした。
また”パッタ!!”って倒れたんです。
前回と一緒。倒れても目はしっかり見開いているんです。

「らっちゃん。大丈夫」
ってママが抱き起こしちゃったんです
「バカ!なんで抱くんだよ。自力で起き上がれる程度のものか?起き上がれないものなのか?抱いちゃったら判断できないでしょう?」
たしかに!!
パパはお頭は弱いが、結構冷静に考えて行動してるじゃん。
でも、心配だから手を差し伸べちゃうよ。

2回目の転倒って事もあり、病院へ…

<獣医・回答>
てんかんではありません。
心配なさらなっくって大丈夫です。
体温も平熱
骨格もシッカリしているから大丈夫です。
==聴診器を当てる==
?? ちょっと。
遅いですね。
仔犬の場合は心拍数が少し早く、多いのが普通ですが、ちょっとゆっくりで心拍数がおそいですね?
ただ、仔犬の時がそうでも、大きくなるにつれて、良くなる(正常な心拍数にもどる)ケースもあるので…
先天的な要素でなる事がほとんどですが…ま~手術するほどのことではないので、様子を見ていてください。


心拍数が少ない?
先天的ようそ?
心臓が悪いって事?
仔犬だから??
先生も遠まわしに言ってくれたようですが、なにがなんだかわからなくなったママ。
もしかして、おなかがゆるいのも、よく吐くのも先天的な疾患なのかしら?
心臓に関してはどうする事も出来ない。大きくなって病気として、発作的な要素が出ないようにしてあげるよに、観察してあげることしかできないし…

とりあえず、フードは変えましょう。

って、人間ってずるいから、”自分の子に限って”って考えが頭をよぎる。

このときは大きくなったら普通になる…って単純に考えちゃったんだよね。
引越しもした
ラッキーのお嫁さん・ハッピーも家族になった。
動物との共同生活が、1日の時間にメリハリを産む。
ママ&パパはいままで、休日の楽しみパチンコとあっさりと手を切った。パチンコに使うお金があったら、ワンに使いからだ。

そして、残暑が厳しいある日、ラッキーの血統書は届けられました。購入から約5ヶ月目くらいたった。ある涼しい・気持のよい日に、受け取った。

このまえ、ハッピーの血統書の見方は、なんとなく理解していた。
ラッキーの血統書の封筒を開けて、引き出すと共に…???

極近親繁殖

???????
どういうこと?

よくよく見てみると、ラッキーのおじいさん&おとうさんが同じ犬でした。


"インブリート”
この言葉にも、いろいろな意見があると思います。
ママも敏感になり、いろいろと調べたり、話を聞いたりしました。
もちろん、血が濃いと言う点では、先天性疾患のでやすさ、性格的な問題。
ラッキーにあてはめると、心臓の弱さや、内臓の弱さなどがあり、性格的には、基本的にはとてもおとなしく、吼える事もあまりなく本当に
「おとなしい子ね~」
と、言われるほど。
ただ、興奮してしまうと跳ねて、跳ねて、吼えて、吼えて。それは大変な大騒ぎになってしまうんです。
ただ、遊びの中で興奮はあるので、興奮する事で攻撃的に鳴るなどのマイナスな部分はありませんでしたが…
一方、ドックショーなどを目的によりスタンダードのスタイルを守ると言う、観点からものを見たときに、血を守るてきな考えが決して悪い事ではないし、多くのチャンピオン犬などもそのようにしてうまれているケースだってあるでしょう、全面的に否定するつもりはない。
問題なのは、もちろん故意的なインブリードはもってのほかですが、スタンダード犬種を作ろうとしたブリーダーが、
「ショータイプではないから、売っちゃった」
となるっと、どうかと思う。
全ての人が交配をするとは、限らないけど、肉体的、精神的に疾患が出る可能性のある、犬を出荷した事実に対して、怒りを感じる。
だって、ほどんどの人は、ペットショップに足を運ぶだろうし、専門的な知識だって少ないだろう。血統書はあとからだし病気を持ってるかどうかを見た目でみわけるなんて出来ない。
そんな問題点をベールに隠して販売する方法をとる事が許せない。
もし、私達がブリーダーに足を運び、たまたま気に入った子がインブリードで、なおかつその子が欲しいと思ったなら話は別になるとおもいますが…
インブリードで疾患の考えられる子の場合は自分できちんと最後まで責任をもつべきではないか?
と、思うのです。
==ゴールデンやダックス・チワワ。
  インブリードではないがボーダーなんかも疾患が多いようですが・・・===


ましてや、ラッキーの場合は毛色の表示が違っていた。

ラッキーの血統がどうであろうと(ショックであったことは、もちろんショックでしたが)彼をどうこうしようとは思わなかった。
だって、ラッキーはラッキーだし、ラッキーの変わりは誰にも出来ないものでしょ?

毛色の事は購入ペットショップにラッキーの写真と共に持ち込み、だたちに訂正してもらう事にする。
===このとき、のちのハスキィーと出会う===
このとき、ショップの人には大変申し訳なかったのですが、少しばかり怒りの捌け口として、文句をいってしまいましたが。

あいからわず、食が細いままでしたが、体重も順調に増えて、パパも毎週見るたびに大きくなっていくラッキーに合えるのがとても楽しみのようで、ラッキーがきていらい、寄り道することもなく、飲み会の誘いも断って、早く帰るようになっていた。
もちろん、すべてにおいて、ラッキー&ハッピーが生活の中心になった。

ラッキーも3回ほど倒れましたが、その他目に見えての問題が無かった。
こうして、1歳の誕生日を迎える事になった。
ラッキーの心臓の負担がどんなものか想像できなかったし、忘れかけていた事も事実です。

15日の日記にも書きましたが、パパは心臓の疾患を持っていて
(心室細脈といって、なんらかの原因で心拍数が200近く、心臓が動くんです。)この年、細脈事態を起こさないようにカテテール手術をすろことにしたんです。
いつ天国にいっても不思議じゃないパパ。
いつ、なにが起こるかわからないから、手術の前に、旅行に行ってみたかった。(パパとは13年近く一緒にいますが、旅行に行った事があるのは、新婚旅行を含め5回だけ。知らない場所・込んでる場所にいくのが大嫌いなパパです。)

そして、私達は彼らをつれて、ゴールデンウィークに、旅行をする計画をたてたのです。

2003年4月7日
ラッキー君(♂) 1歳の誕生日を迎える。

14日ハッピーのヒートが始まる。
なんとか、旅行までにヒートは落ち着きそうね(このころから、親孝行な娘だよ)

旅行はどこが、いいかしら?
食べる事が結構大好きなパパとママ(グルメというわけではありません)
「パパどこ行きたい?」
「別にどこでもいいよ」
(このころから人に任せて、なんかあった人のせいにするひとなんですよ~)
「じゃ~。四国うどん巡りツアーにしようよ」
「うん。いいね~」
「じゃ~。決まりね」

と、本場のうどんを楽しむ計画をたてたのです。




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