NO-NAMEの隠れ家

Chara

作品レビュー

4thアルバム
『Happy Toy』
(1994.10.10)

1.BABY BABY ★☆
2.あたしなんで抱きしめたいんだろう? ★★★★
3.いや ★★★
4.パパと見ていた ★★★
5.罪深く愛してよ ★★☆
6.Happy Toy ★★★
7.まばたき ★★★
8.びしょぬれの ★★
9.夢見る富士額 ★★★
10.ひきとめられない ★★

総合 ★☆

これは、テレビで耳にした『あたしなんで抱きしめたいんだろう?』のあまりの可愛さにノックアウトされて、中古で即買いしたんだけど(笑)。
Charaちゃんが商業的にブレイクしたのって、1996年にYEN TOWN BANDとしてリリースした『Swallowtail Butterfly ～あいのうた～』と、それに次ぐ翌年のシングル『やさしい気持ち』のヒットだと思うんだけど、それ以前の音楽ファンからの評価って一体どうだったのかなって気になります。僕は彼女に注目することはなかったなぁ。アルバムは1993年の3rd『Violet Blue』からTOP5に送り込んでいたりして、それなりに支持されてたのかなって思いますが。
楽曲はCharaの強烈な個性を放っていて、かつ1曲1曲が長めという、濃いアルバムなので、とてもじゃないけど一枚通して集中して聴くことはキツイ一枚でした。ポップな『いや』・『罪深く愛してよ』なんかは耳馴染みが良くて可愛らしかったですけどね。あと、『夢見る富士額』なんか、良い感じにヘンだ(笑)。
ともかく、『あたしなんで抱きしめたいんだろう?』は衝撃的。僕が浅野忠信だったら、毎日横で歌わせたい(笑)。
(記：2007.6.8)

28thシングル
『世界』
(2006.9.13)

1.世界 ★★★
2.甘い鳥 ★★★☆
3.あなた ★★★★

今年2月末には、約4年ぶりのオリジナルアルバム『UNION』を発表した彼女の28作目(多分)のシングル。
タイトルトラックはアルバム『UNION』にももちろん収録。

ポップでロックなタイトルトラック『世界』、彼女の独特なハスキーヴォイスがこれ以上なく魅力溢れる『甘い鳥』も良作ですが、本作の白眉は3曲目の『あなた』。小坂明子さんの名曲をCharaがカバー。なんともアンバランスな取り合わせのように見えて、これが驚くほどハマっているのです。見事なまでにCharaの曲になっていますからね。これは、名カバー。
(記：2007.4.18)

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