NO-NAMEの隠れ家

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[ほ]

< BONNIE PINK >

22ndシングル
『Anithing For You』
(2007.3.28)

1.Anything For You ★★☆
2.Love Song m-flo loves BONNIE PINK (UC.a.k.a DJ UPPERCUT REMIX) ★★

2006年の『A Perfect Sky』のヒットと、彼女の紅白出場は爽快だった!なんだかんだで10年選手だもんね。…なんて言っても、実は僕は彼女を聴いたことはこれまでなくて、去年の『A Perfect~』が売上を伸ばしている時も、「あー、最近のボニーちゃんは髪の毛は普通の色なんだな」って印象を持ったくらいです(笑)彼女といえば、あの赤い髪の毛が印象的でしたからね。
で、翌2007年の最初のシングルとしてリリースされたのが今作。これを聴いて、ますます僕のイメージと実際の彼女の楽曲の間にギャップが深まったというか。バンドサウンドで歌謡メロ。アコギまで入ってくるし。ヴォーカルはどこか演歌っぽさも感じます。「BONNIE PINKってこんなだったんだ」という軽い衝撃…と言うより、キツネにつままれたような感じ。そういう意味では、m-floとのコラボによるc/w『Love Song』のほうが彼女らしかったりします。
(記:2007.11.15)










< Whiteberry >

1stミニアルバム
『after school』
(1999.8.4)

結局恐怖の大王は降りてこなかった1999年の8月にメジャーデビューした北海道出身の5人組女の子バンドWhiteberry。
なんと小学校3・4年生の頃に結成されたそうで、日本テレビ系『投稿!特ホウ王国』にも出演したことがあります。この作品のリリース時にはメンバーは中2と中3。
このミニアルバム『after school』は、いわば彼女達の挨拶代わりの一枚で、2曲目と4曲目は、同じ北海道ということもあってか、ジュディマリの恩田快人が手掛けています。曲調もまさにジュディマリ。女の子バンドらしいポップなロックを演奏しています。
なんだかんだ言われても、それなりのキャリアがある彼女達ということで、演奏はわりとしっかりしていますが、ただヴォーカルはかなり拙い。まだまだ歌いきるのが精一杯という感じ。前田由紀の歌はこれもジュディマリのYUKI(そう言えば同じ名前だ!)を意識しているのがよくわかるのですが、ちょっとレベルは比になりませんね。まだ若いからっていう理由で許してしまうのですが、結局解散するまで上達しなかったな…。
楽曲そのもののクオリティで言うと、インストの1曲目、メロディアスなバンドロック『通学路』、スピード感のある『AKUBI』はなかなかよかったですが、後半の2曲で印象が下がるかなぁと。
この後に、1stシングルがリリースされます。

1.Fightberry -Instrumental- ★★★
2.通学路 ★★★
3.AKUBI ★★★
4.あそびたいの ★★
5.アニマル・ラブ ★★

総合 ★★

(記:2006.4.10)





1stアルバム
『(初)』
(2000.9.6)

1.P・O・T (Power Of Teens) ★★☆
2.通学路 ★★★
3.太陽をぶっとばせ!! ★★☆
4.願い星 ★★
5.夏祭り ★★★☆
6.愛落人形 ★★★
7.まるごとテスト ★★★
8.Whiteberryの小さな大冒険 ★★★☆
9.Dearest ★★☆
10.YUKI ★★★★★

総合 ★★★

JITTERIN' JINNのカバーでオリコン最高3位を記録した3rdシングル『夏祭り』の1ヵ月後ということで、タイミング的には最高の時期にリリースした初のフルアルバム。
前作に続いて坂井紀雄プロデュース。曲も揃っているし、サクサク聴ける一枚。相変わらずボーカルは下手だし、若さと勢いだけで押し切っていて中身がない印象もありますが、このキラキラ感は良いかも。本当に若くないと曲に反映出来ない若さですね、これは。ちなみに1曲目はHysteric Blueのカバーだったりします。
メンバーも楽曲製作に関わっていて、カバー曲以外は全てメンバーによる作詞。他に、『太陽をぶっとばせ!!』は、キーボード・水沢里美による作曲。
ベストトラックは文句なしで1stシングルとなった『YUKI』。サビに入る前のドドドドドッっていうアレンジは凄い。すごく良い曲。恩田快人・会心の1曲。メロディーも清涼感があるし、北海道出身という点を存分に活かしたメンバー自身による歌詞も頑張りましたね。うん、イイ。「抱きしめられたら そのまま埋もれて 春になったらいいなぁ」というフレーズが微笑ましい。ちなみに2ndシングルの『Whiteberryの小さな大冒険』も恩田さんの曲で、これまたポップで可愛らしくて良い。彼が2ndシングルまでしか関わってくれなかったのは残念ですね。まぁ、ジュディマリの二番煎じという声を避けるためだったのかもしれませんが。でも、結局この後もカバー曲だらけになってしまって、最後まで、「これがWhiteberryだ!!」っていうオリジナル曲は出て来ませんでしたね。このアルバム聴く感じではなかなか期待できたんだけどなぁ。
(記:2007.6.7)


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