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November 2, 2008
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カテゴリ: 歴史・城
秋晴れに恵まれたこの日は、新城市で行なわれた第三回寒狭峡ウォーキングに出かけてきました。

このイベントは、民俗学者であった早川孝太郎氏の研究会が基になっており、研究会の活動を通じ、孝太郎氏の愛した世界「三州民話の里」を散策するという企画です。

昨年も参加し今回が2回目。
http://plaza.rakuten.co.jp/emgmethod/diary/200711040001/

今年は長篠城址周辺のコースを周る企画です。
先月、長篠城へ行ってきましたが、今回はその続編といった感じです。
http://plaza.rakuten.co.jp/emgmethod/diary/200810130000/


新城の総合グラウンドをスタートし、まずは最初のポイントへ。
松平伊忠(まつだいら これただ)戦死の地。

織田信長の命を受けた酒井忠次率いる部隊は、夜陰に乗じて背後から鳶ケ巣山の攻略に向かい、その一翼を担ったのが徳川家康の家臣であった松平伊忠。

鳶ケ巣山の攻略に成功し、武田信玄の弟、武田 信実(たけだ のぶざね)を討ち取る功績を挙げましたが、残敵追撃で前線に出過ぎてしまい、退去する武田軍の小山田昌行から猛反撃を受けて戦死。





それから下の写真にあるのは、長篠の合戦の英雄と言われる鳥居強右衛門のお墓。
鳥居強右衛門は、三河国宝飯郡(現在の豊川市市田町)生まれ奥平氏の足軽。

初めて訪れましたが、第二東名建設の為に、このお墓、今後は移動させられてしまうそうです。
歴史あるものが、近代化によって失われていくのは、なんとも寂しい限りです。

鳥居強右衛門1.jpg


そしてここは、武田軍に見つかってしまった鳥居強右衛門が磔の刑に処された場所です。
現在は竹やぶで覆われていますが、当時は向こう岸に長篠城がはっきり見えたそうで、見せしめのための処刑だったそうです。

鳥居強右衛門2.jpg


こちらは、牛渕橋から見た光景です。
長篠城が紹介される際には、よく見られる風景です。

左手には豊川(寒峡川)、右手には宇連川(三輪川)、それらの合流点に長篠城はあります。

右の画像は、後ろ向きに豊川方面を写したものです。

豊川・宇連川.jpg


さて、しばらく歩き、いくつかのポイント通過した後、到着したところは、医王寺。



今回は寄りませんでしたが、山を少し登ったところに物見櫓もあるそうです
次回行った際には、この物見櫓からは、どうのように見えるのか、見物したいと思います。

携帯で、画像にあるQRコードを読み取っていただくと、詳細が見られますので、ぜひどうぞ!

長篠城址周辺コース.jpg



お寺の玄関先には、石碑と説明書がありました。

けっして大きなお寺ではありませんが、なにか奥ゆかしきものを感じました。


医王寺・武田勝頼1.jpg
医王寺・武田勝頼2.jpg


境内には、物置櫓があり、むかしの道具や新聞記事などが保管されていました。

下の画像は、なんだと思われるでしょうか?

戦闘機のプロペラで、材質は、なんと木です!
木材とはちょっと驚きでした。

プロペラ.jpg


第二次世界大戦が終結した後の、当時の新聞が残っていました。
貴重な資料ですね。

昭和23年11月13日新聞.jpg


そして、今回の終着ポイントへ到着し、お昼です。
ここでは、イノシシの網焼きや豚汁などをいただきました。

そして、この地方に伝わる「花祭」をこの日のイベントの為に、特別に披露して下さったそうで、しっかり見物してきました。

奥三河の花祭は11月の第二土曜に行なわれる御園の花祭で幕を開け、翌年3月まで奥三河の17ヶ所の地区で順次開催されるそうです。

なぜ花祭と呼ばれるのかについては、色々な説があるそうですが、五穀豊穣を祈る祭りなので五穀の「花」、来世は豊かな花の浄土に皆が生まれたいという願いを込めた祭りなので信仰上の「花」というのが主な説だそうです。

本日の実演は、東栄町御園の「花祭保存会」のご好意によって実現されたそうです。

花祭り1.jpg


花祭の一番の見所は、なんといっても鬼の舞。
御園花祭の本番では、三体の鬼が出てくるそうですが、今回はその一体がお披露目。

花祭り2.jpg
花祭り3.jpg


鬼の舞が終わり、記念撮影が出来るようにと、しばしの時間、鬼が鎮座して下さいました。
皆さん、鬼とツーショットで写真を撮られたりしていました。

花祭り4.jpg


この「花祭」、冒頭にも書いた民俗学者 早川孝太郎 氏が、日本の最初の民俗誌をいわれる主著『花祭』で紹介してから、全国的に知られるようになったそうです。

1975年(昭和50年)の文化財保護法の改正により制定された重要無形民族文化財の第一回の指定(昭和51年)を受けています。

早川孝太郎.jpg


このイベントには、当初はアウトドア的感覚で参加したものの、歴史的観点からも学ぶことが多く、とても充実したものとなりました。

さて、次年度はどんな企画が催されるのか、いまから楽しみです。





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Last updated  December 3, 2008 01:50:53 PM
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ご無沙汰しております  
JIC 源誠 さん
お久しぶりです。

先日はクリスマスカード有難うございました。

来年もよろしくお願いいたします。
(December 28, 2008 02:09:45 PM)

Re:ご無沙汰しております(11/02)  
EMG  さん
JIC 源誠さん

こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。

>お久しぶりです。

>先日はクリスマスカード有難うございました。

>来年もよろしくお願いいたします。

 ホントお久しぶり!!

 ご丁寧にありがとうございます。
 また時間を作ってお会いしたいものですね。

 こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします!

(December 29, 2008 10:04:55 PM)

拝見いたしました。  
sakata さん
もう3年も前なんですね。やっぱり・・写真が綺麗ですね・・。 (November 13, 2011 04:13:57 PM)

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