英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2005/10/28
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カテゴリ: 90年代男性ソロ

  1. Walk Quietly By (Bert Jansch)
  2. Open Road (Bert Jansch)
  3. Back Home (Bert Jansch)
  4. No-One Around (Janie Romer)
  5. Step Back (Bert Jansch)
  6. When The Circus Comes To Town (Bert Jansch)
  7. Summer Heat (Bert Jansch)
  8. Just A Dream (Bert Jansch)
  9. The Lady Doctor From Ashington (Bert Jansch)
  10. Stealing The Night Away (Bert Jansch)
  11. Honey Don’t You Understand (Bert Jansch)
  12. Born With The Blues (Bert Jansch)
  13. Morning Brings Peace Of Mind (Bert Jansch)
  14. Living In The Shadows (Bert Jansch)


Bert Jansch
g, vo
Bobby Barton
slide-g
Colin Gibson
b
Liam Genockey
ds
Mike Piggott
violin
Mark Ramsden
soprano sax
Tony Hinnigan
strings
Maggie Boyle, Janie Romer, Christine Collister
backing-vo

ペンタングル の2人のギタリストのうちの1人、 バート・ヤンシュ の95年のソロ。
 民謡あるいは古いフォークソングを中心に固めていた90年の前作 「ザ・オーナメント・トゥリー」 から一転、4以外はすべて自作曲になっています。

「ザ・サーカス・カムズ・トゥ・タウン」 で聴ける音楽は、内省的でシンプルで、親しい友の協力によって作り上げた自分史のようです。
 そうはいっても内にこもりすぎて鬱々としているわけではなく、もちろん派手な自己主張をしているわけでもありません。
 フォーク色よりブルース色の方が強めかな。日常生活におけるちょっとした悩みごとや楽しみごとを淡々と吐き出しているようにも聴こえます。

「ムーンシャイン」 のような格調高い雰囲気もありません。
 30年前とほとんど変わってない歌声と粒の細かいギターを中心に展開しているこちらはぶっちゃけ地味だけど、名ソングライターぶりを再確認させられることは確かです。
 前出の「ザ・オーナメント」とこれは同じ日に買ったんだけど、民謡バカの私が9割方自作曲で埋めたこっちのがいいなあと思ったほどだからね。

 バート・ヤンシュという人は、優れた民謡奏者である以前に希代のSSWでもあるんだよね。
 あっさりと煮込んだしつこくない楽曲がとても心地よいです。

 ちなみに前回とのつながりは、初期のソロ作のジャケに ビヴァリー・マーティン が出演しているいう関係です。






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Last updated  2006/11/03 06:23:41 PM
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