英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2005/12/09
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  1. Heaven Is In Your Mind (Winwood/Capaldi/Wood)
  2. Berkshire Poppies (Winwood/Capaldi/Wood)
  3. House For Everyone (Mason)
  4. No Face, No Name And No Number (Winwood/Capaldi)
  5. Dear Mr. Fantasy (Winwood/Capaldi/Wood)
  6. Dealer (Capaldi)
  7. Utterly Simple (Mason)
  8. Coloured Rain (Winwood/Capaldi/Wood)
  9. Hope I Never Find Me There (Mason)
  10. Giving To You (Wood/Mason/Winwood/Capaldi)


Steve Winwood
organ, g, b, p, harpsichord, per, vo
Jim Capaldi
ds, per, vo
Chris Wood
flute, sax, organ, vo
Dave Mason
g, meletron, sitar, tambura, shakkai, b, vo

 調子に乗って68年シリーズをもう1枚。
 しかし ハイ・レヴェル・ランターズ よりずぅっと知名度は高いですね。なんてったって トラフィック だもの。 スティーヴ・ウィンウッド だもの。

スペンサー・デイヴィス・グループ に15歳で参加して天才少年の名をほしいままにしていたウィンウッドですが、このトラフィックのデビュー作の時点でもまだ20歳。
 この人は声が老けてるから歌声を聴いても若さなんてものは感じるわけがなくて、 ジム・キャパルディ クリス・ウッド デイヴ・メイソン の3人がそれなりに大人な年齢で4人とも演奏はこなれてるから渋さばっちり。
 ウィンウッドよりメイソン(眉毛ごん太)のほうがずっと若々しい声をしていらっしゃる。

 ウィンウッドが中心的存在…というわけでもないみたいで、作者クレジットはウィンウッド/キャパルディ/ウッドの組み合わせが4曲、メイソン単独が3曲、ウィンウッド/キャパルディ、キャパルディ単独、全員共作が1曲ずつ。

 シタールでインド色を出している箇所もあるけれど、退廃的なサックスやメロトロンが響いていたりもしてます。
 曲によっては スモール・フェイセス 「オグデン」 みたいな小鳥のさえずり系のかわいらしさも持ち合わせていますね。
 このアルバムにある南部っぽいゆる~い感触って、メイソンがもたらしたものなのかなあ。メイソン絡みの曲が増えている次作はさらにスワンピーだし、それより後のメイソンがいない作品には南部色感じないし。

 次作はサザンフォークに進化してるけど、本作はまだラーガ・ミーツ・フォーク止まりかしらね!




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Last updated  2006/11/03 05:21:50 PM
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