英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2006/08/15
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カテゴリ: 盤紹介

  1. En Csak Azt Csodalom (Lullabye For Katharine) ララバイ・フォー・キャサリン
  2. Teremtes (Creation) 創造 (Sebestyen/Molnarlarr Eri)
  3. Szol A Kakas Mar (The Rooster Is Crowing) 雄鶏が鳴いている
  4. Repulj Madar, Repulj (Fly Bird, Fly) 鳥よ飛べ
  5. Da Je Visjna (If The Sour Cherry…) もし酸っぱいサクランボが…
  6. Hindi Lullabye ヒンドゥー・ララバイ
  7. Istenem, Istenem (My Lord, My Lord) わが主よ
  8. The Shores Of Loch Brann/Hazafele ブラン湖のほとり
  9. Szeress Egyet, S Legyen Szep (Love Just One) たった一人を愛して
  10. Szombateste Bucsuztato (Farewell To Shabbat) サバトの別れ
  11. Tavasz, Tavasz (Spring, Spring) 春
  12. Gold, Silver Or Love ゴールド、シルバー・オア・ラヴ
  13. Szerelem, Szerelem (Love, Love) ラヴ、ラヴ
  14. Andras (Funeral Song) 埋葬の歌
  15. If I Were A Rose イフ・アイ・ワー・ア・ローズ
  16. Vetettem Violat (I Planted A Violet) すみれの花

マールタ・シェベスチェーン のベスト盤。
 ここのサイト関連では ドーナル・ラニーのクールフィン に参加してましたね。

 彼女はなんとびっくり7ヶ国語を操るそうで、本作でもハンガリー、セルビア、クロアチア、ヒンドゥー、英語で歌っているとか。
 まー英語以外は区別付かないけどさっ!

 2以外はトラディショナルですが、果たしてどこの国の歌かさっぱりわかりません。

 マールタの歌声はほんのわずかに鼻にかかっていて、さりげないかわいらしさを持っています。
 肝っ玉母ちゃん系では絶対にない風合いでして、柔らかく優しい肌触りです。

 参加者クレジットはないのですが、私が聴いた限りだと出てくる楽器はホイッスル、フィドル、ギター、ブズーキ、マンドリン、バグパイプ、シンセ、フルート、あとインド人が吹いてそうな笛の音も。オーボエも入ってるかもしれないなあ。
 ほかに中国ライクな弦楽器が出てきたりもしてるし、わりと高音で残響のほとんどない太鼓(タブラっぽい感じもする)やら、普通に思いつく楽器はそんなに多くはなさそう。
 もしかしたら聞いたことのないハンガリーの民族楽器を使っているのかもしれないね。

 曲によっては(というか大部分の曲が)か・な・り!オリエンタル入ってますねー。
 ユーラシアの東のはじっこまでは行かず、トルコとかそこらへんの雰囲気です。
 東欧の伝統音楽ってこういう感じのが多いのかなあ?
 あ、でもものによっては前回紹介した AYUO に通じるものがあるかも。

 1と13は映画「イングリッシュ・ペイシェント」に使われたみたい。
 この映画を観た人に質問!
 劇中のマールタの歌声、シーンにマッチしていましたか?

 ちょっとぐぐってみたら、アニメ映画の「おもひでぽろぽろ」のサントラにも数曲入ってた。
 意外なつながりになんだかびっくりです。
 これはスクリーンでも自宅でも観たけど、挿入歌までは覚えてないなあ…。(ちなみに原作の漫画も持ってました)

 なお、14以降は日本盤のみのおまけトラック。




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Last updated  2006/09/23 01:48:18 PM
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