英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2009/04/02
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cottars_forerunner

  1. Waterlily (Karine Polwart)
  2. Miss Casey Medley: Miss Casey’s Jig/The Humours Of Ballinafauna
  3. Byker Hill (England/Scotland)
  4. Atlantic Blue (Ron Hynes)
  5. Some Polkas: Johnny Mickey’s Polka/Ballydesmond Polka #1/The Magic Slipper Polka
  6. Pat Works On The Railway/The Dusty Windowsill
  7. Georgia Lee (Tom Waits/Kathleen Brennan)
  8. Sliabh Na Mban
  9. Home By Bearna /Joe MacPhee’s Jig (Allister MacGillivray)
  10. Send Me A River (Sinead Lohan)
  11. The Honeysuckle Medley: The Honeysuckle Hornpipe/The Dancing Strathspey/Jenny Dang The Weaver/The Randy Wife Of Greenlaw/Crossing The Minch
  12. Hold On (Tom Waits/Kathleen Brennan)


Ciaran MacGillivray (87.12.29~)
vo, p, g, strat, whistle, bodran, accordion
Fiona MacGillivray (89.4.19~)
vo, whistle, bodran
Rosanne MacKenzie (89.11.29~)
fiddle, per, backing-vo
Jimmy MacKenzie (87.2.6~)
g, tenor banjo
Jimmy Rankin
vo (Atlantic Blue)
Gordie Sampson(71.7.30~)
g, bouzouki, p
Tom Bukovac(68~)
g, p
Mike Brignardello, Jamie Gatti
b
Shannon Forrest
ds, per
David Henry
cello
Beverly MacGillivray
Allister MacGillivray(48.1.17~)

producer Allister MacGillivray
executive producers Gordie Sampson & Allister MacGillivray
photography by Andrew MacNaughtan

 生誕50年の次は25年に決まってるだろ!と1984年生まれを探したが…
 いなかったので5年進めて生誕20年を出すことにしました。

 全員が80年代後半生まれ、録音時は煌めくティーンエイジャーだった コッターズ の3作目。
 これさ、発売当日すぐにでも買いたかったんだけど、当時(も)かなりのボンビーだったため新品価格では買えず1年以上我慢して、しかしそれも限界に近付いたので2008年1月に2000円以上出してエイヤ!と買ったんですわ。

 ジャケを見ての第一印象。
 大人になってしまった…
 まったく10代ってのは成長が速いよね。
 特に男の子2人がぐっと大人っぽくなっていて、彼らよりずっと年上のおばちゃんは興奮していてもたってもいられず。
コローナズ のライブでも「かーわいいねーー」とおばちゃん魂を炸裂させていたんだから、10代のこの子たちを見てドキドキするわけないじゃないですか。

 ああいきなり カリン・ポラート のカバーですね。
 カリンは マリンキー バトルフィールド・バンド にいたスコットランドのSSW。
 スコットランド系カナダ人のコッターズは以前にも ダギー・マクリーン をカバってましたが今回はカリンと来たか。
 その他のカバーは ロン・ハインズ (知らん)、 シニード・ローハン (知らん)、 アリスター・マッギルヴレー キアラン君 フィオナちゃん のパパ)、 トム・ウェイツ&キャスリーン・ブレナン

 トラディショナルも知られているものが多く、 “バイカー・ヒル” マーティン・カーシー ハイ・レヴェル・ランターズ ヤング・トラディション がやっているし “パット・ワークス・オン・ザ・レイルウェイ” はアイルランド民謡の “パディ・オン・ザ・レイルウェイ”“プア・パディ・ワークス・オン・ザ・レイルロード” といったところと同メロディ。

 “バイカー・ヒル”は今回最も楽しみにしていた楽曲で、極力抑えた伴奏でフィオナちゃんが力強く歌っています。
 キアラン君と ロザンヌちゃん がハーモニーを付けていて、これがまたぞくっとするほどかっこいいんだ。
 アレンジから察するにヤング・トラディションのバージョンを参考にしてそうだなあ。

 みんなの歌唱力は格段に上がっているね。
 2年前の前作まではどこか自信なさげだったキアラン君も堂々としているし、フィオナちゃんは声に張りが増してる。
 “パット~”はキアラン君がリード、フィオナちゃんがセカンド、ロザンヌちゃんがちょこっとコーラス。
 この歌は前々から大好きなんだけど、コッターズの若さ漲るバージョンはかなりのクオリティだよ。

 そして演奏面も。
 アンサンブルとピアノが向上してるなー。
 ゲスト参加が多いからすべてのピアノをキアラン君が弾いていることはないはずだけど、少なくともソロの部分は本人が担当しているよね? 美麗なピアノソロが多くて、キアラン君てば相当練習したんでしょうね。
“ホーム・バイ・バーナ” も素敵メロディでヤバス。コッターズといえばフィオナちゃんのクリアな歌声だったけど、ここへ来てキアラン君の株が急上昇です。

 目立たないけど ジミー君 のテナーバンジョーがまたいいんだ。ギターとはまた違った中音域の弦楽器はたまらなく魅惑的!
 ややもすれば勢い任せになりがちな若者による演奏が、しっかり地に足付けてしっかりまとまってる。
 2004年暮にコッターズのライブを目撃したけど、若気ないレベルの高さに驚いたっけ。

 ちなみに ビヴァリー・マッギルヴレー はキアラン&フィオナのママね。
 んで “アトランティック・ブルー” で歌っている ジミー・ランキン ランキン・ファミリー の一員。
ランキンズ は4人と同じカナダ人で、兄弟姉妹がやたら多いのが特徴。
 ランキン・ファミリーもそのうちレビューします。


 公式サイト: http://www.thecottars.ca/
 マッケンジー兄妹がいなくなってるよ? 何故だ何があったんだ。
 それにしてもフィオナ嬢はすっかり美人ちゃんになっちゃって…すらり伸びた太ももがまぶしいっ





真冬服をクリーニングに出しますかね。


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Last updated  2009/04/02 05:17:22 PM
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