食いしん坊万歳

食いしん坊万歳

妊娠生活



最後の生理が7月でしたがもともと不順なのであまり気にしていませんでした。
でも9月12日にお祭りがありお神輿を担ぐ予定が。



ふと「あれ?そういえば生理がこないな。もし妊娠していたら??お神輿なんて大丈夫?」と不安になり
ドラックストアで検査薬を購入。



結果は陽性。



とにかくびっくりしました。



子供に関して、どうしても欲しいというわけでもなく
でも、年齢もあるし、そろそろ作ろうかなと思ったのが去年に入ってから。


まあできたらできたで、できなかったできなかったでいいと思っていました。


生理不順もあったし、20代のころ婦人科で将来妊娠が難しいかも、もし妊娠できても流産する確立が高いといわれたことがあって
自分の中ではなんとなく子供はできないんじゃないかと思っていました。




妊娠がわかったときの心境は「うそ?!まじ?!どうしよう?!」でした。




もちろんお神輿はキャンセルし、次の日9月10日に近所の産婦人科へ向かい妊娠が確定。



まだ落ち着かない気分のままとりあえずたまごクラブを購入。


分娩する病院は早めに決めたほうがいいと載っていたので病院探しを早速開始
(検査にいった病院は分娩を扱っていないので)


怖がりの私は最初から無痛分娩しか考えていませんでした。



近くの病院数件に電話したところもう4月は予約でいっぱいと断られました


妊娠がわかったばかりなのに?とびっくり。
都内の病院にもかたっぱしから電話しましたがどこも同じ答え。焦りました。




仕方ないので神奈川の病院を探し、やっと1件まだ4月でも大丈夫との返答でそこの病院へ一度行ってみることに。



9月13日月曜日、会社を休んで病院へ。

大きくてきれいな病院でした。


検査の結果たぶん妊娠5週目か6週目でしょうとのこと。
心拍が確認され、10週目くらいにまた来てくださいと言われました



そろそろ心拍が確認できるかも?と近所の病院へ再び行ったのが9月24日
この日は確認できず。不安なまま帰宅。



そして10月5日、心拍が確認。
この日まで本当に長かった。(心拍が確認されると流産の確立はぐっと低くなるそうなので)
生きた心地がしませんでした。



心臓の音を聞いたときはとても感動しました。初めてうれしいという感情もわいてきました。




9月23日、分娩予定の病院へ。



その病院は自宅から遠いので定期健診は近くの病院で受けてもいいよと言われたのですが
とてもいい病院だったので体調がいい限りはここに通うことに。
(ダーリンも毎回検診に付き添ってくれて結局最後まで通うことができました)



妊娠してから生活はがらりとかわりました。



もちろん禁酒禁煙。
自転車通勤をやめて徒歩通勤に。

なるべく外出は控えて仕事と病院以外はほぼ自宅にいる毎日
友達との予定や遊びや旅行の予定もすべてキャンセルに。



とにかく安定期が待ち遠しかったです。



無事安定期にはいってからは時間がたつのがあっという間でした。



気がついたら年があけ、産休を向かえ、臨月になっていたという感じ。



妊娠して私が不安におもったことが2つあります。

ひとつは「胎動」です。

たぶんこんなこと思うのは少数派だと思いますが・・・
自分の意思とは別におなかが動くなんて気持悪いんじゃないかと思っていました。


ネットで見ると「胎動が待ち遠しい」とか「胎動がうれしい」との意見ばかり。



胎動が気持悪い、怖いなんて思う私はおかしいのかな?
母親失格かな?と思ったり。


できるだけ胎動が遅いorあまり感じない体質でありますようにとずっと願っていました。



でもいつからかおなかにポコッという動きを感じるように。。。
うわ。。。きたかも?どんどん激しくなったらどうしようとドキドキ。



できるだけ気がつかない振りをしていましたがそんなことできないくらいはっきりわかるように。



でも不思議なもので女性の体は赤ちゃんを受け入れるようにできているのか
胎動が思ったより不快なものではないことがわかりました。


徐々に激しくなる胎動でも自然なことだと思えるように。



そして赤ちゃんが生きている証拠だと安心するようになり、
元気に動いてくれるのがうれしいと思えるようにまでなりました。



あんなにいやだと思っていたのに。





もうひとつの不安だったのが高齢出産のため、出生前診断検査を受けるかどうか



妊娠してすぐのころ、経産婦の友達に相談しました。
友達は数年前に出産しているので高齢ではなかったけれど検査は受けなかったとの答え。
「どんな子でもかわいいわが子だよ」と言ってくれました。




でもそのころの私は正直その答えを受け入れることができませんでした
本当かな?そんなの綺麗事じゃないのかな?と。



結局は検査自体にわずかだけれど流産の可能性があること、もし結果が悪かったら怖いとの思いで検査はしないことに。




今の私はその友達の答えを受け入れられるようになりました。
検査しなくてよかったと思います。
もし悪い結果だったらそのときの私だったら出産を選択しなかったかもしれません。



今はおなかの子がいなくなるなんて考えられません。


日々成長しているわが子を感じて私にも母性がわいてきているんだと実感しています。



どんな子でもかわいいわが子。きっとそうなんだと今は思います。




長いようであっという間だった妊娠生活ももう終わりを迎えます。



もうすぐ赤ちゃんと会えます。楽しみ。



これからまた新しい生活、人生のスタートです。



2011.4.24 erisuke


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