月浮かぶそら、輝くひかり。 -静かな夜空の小さなトモシビ。

〔第二十章〕全ての終わり 


「で、あの路地はなんだっんだ?」
「あ・・・あれは・・・異世界へ通じる道・・・無限の扉よ」
零の話によるとあの路地は俺たちが初めて出会った場所に通じるところらしい。いままで忘れていたがあそこは確かに俺があっちの世界に行く前に入った場所だった。
「あの路地はまた今度誰も入れないように封印しようとしてたの。
「そうだったのか・・・」
俺は少し驚いた。
「今から行くけどついて来る?」
「うん。いくよ」
俺たちはその路地へと向かった。
「さ、やるわよ」
「これで世界に平和が訪れるんだな」
「あはは。そんなおおげさな事じゃないわよ」
俺は零の笑顔がすごく久しぶりに見たような気がした。
零は路地を封印した。そこを通ろうとしたが、もう通る事は出来なかった。
「なんか少し、寂しいような気がする」
「そうね。でもまた、あの世界に通じるところが現れるかもしれないわ。
「ああ・・・」
俺達はまた零の家へ帰っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わった!!やっと終わった!!今度また違うの書くかもw

響きあう物語へかむばっく


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: