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先日、新しい名詞の件で印刷屋さんにお邪魔しました。
「金色のインクを使いたいんですけど、できますか?」と聞くと
オーナーさんがちょうどいて
「なんで金色を使いたいの?」と、 ぶっきらぼー
に逆に質問。
アメリカ人には珍しく、笑顔はないし
ボソボソ口調だし、
ちょっとコワイわ、この人・・・・と思いながら
「え、ゴールドが使いたいから。目立つから
」と答えました。
彼曰く、できることはできるのですがコストがかさむので、そんだけ投資する意味があるのか・・・ということらしい。
いやいや、資金は余ってないけれど、
金色を入れたところで
2万も3万円も違うわけではないし・・・、
好きなもの持ちたいじゃん、別にいいじゃん・・・?と内心思うわたし。
納得しないのが顔に出てたのか・・・
オーナーのおじさん、手持ちファイルを引っ張り出し過去のお客さんの名刺をずらーっと見せてくれました。
そして膨大な数の名刺を1枚1枚指さして、
「この人はすでに廃業。これも廃業。 これも廃業。この人はいまだに続いている・・・。」と名刺と照らし合わせて、丁寧に教えてくれました。
そうなんです、一見センスの良い名刺やお金をかけた名刺の人達・・・すでに廃業してる人がほとんど。
おじさんの話をまとめると、
名刺はビジネスツール。
渡した相手に欲しい情報が伝わるか、プロ意識があるか・・・
この部分が大事なのに
他に意識がいってしまって、伝えるべきことが伝わらない。
それでは名刺としての役割を果たさない。
字は見やすいか、
所在のはっきりしないビジネスとは誰もビジネスしたくない・・・とか
そういうことを交えて教えてくれました。
名刺はきっと一例。
こういうところのお金と頭の使い方が、
限られた経営資源を有効に使うために必要なんだ、、、、ということを
おじさんが名刺の例を通して、教えてくれたんだと思うの。
この後、おじさんの広告での構成のポイント・・・みたいなことを教えてくれたりでいろんなアドバイスを受けました。
実際に雑誌を見せてくれながら。
ネット印刷やさんだと、もっと安いけど
こうして プロの意見をもらえんだから
お客さんが戻ってくる。
こうやって、おじさん、グーグルや大手法人のハートをしっかり
掴んでいるのね。 そして、25年のビジネスのエッセンスを教えてくれて
本当にありがとう
それにしても、ラッキー。
こうやって、必要な情報がタイムリーで入ってくること、多いんですよね~、最近。
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