観劇感想その2


 ええと、いつ以来の四季? ってこの前桃次郎を見たっけか。色々パロディを見ていて、この先パロディを見るので(ってこの時期には発表されていなかったっけか)観劇。
 ……やはり、ミュージカルは眠くなるな、と。

★「橘座」       7月21日
 初大衆演劇。チケット代は安いけれど、花を毎回つけていたら結構な出費よねーと思って見ていた。
 あとは、芝居があんなぐだぐだでもいいんだな、と。もうちょっと完成度が高いかと思っていたのでがっかり。
 2部と3部がすべて踊りで、これもぐったりする。ファンだったら面白いんだろうけれどね。これも完成度が……むにゃむにゃ。

★「真昼のビッチ」   7月22日
 久しぶりの阿佐スパ。後味の悪さというか、もやもや感は健在(褒めてます)

★「+P2」        8月1日
 小さな劇場というか、ギャラリーにて二人芝居。物語自体は、オーソドックスで音楽や映像もよい感じ。……んが、何かが足りない。足りないのは「この芝居でいいたかったこと」かな。優等生の作文のように、キレイにまとまっているけれど訴えてくる物がなかった(テーマは明確なんだけれどね)

★「歌舞伎囃子レクチャー」8月7日
 区民ホールで行われたレクチャー。これは面白かった。歌舞伎で使う楽器の細かい説明と実演。そして、最後には役者さんも含めて引っ込みの実演。真後ろを鳴神上人が駆け抜けていった。

★「K.O.B.」      8月12日
 初演が人気で再演だというので、ちょっといってみた。一部に人気があるのもわかる。んが、まったくといっていいほどツボにはまらず。キャラのかきわけ(演じ分けではない)ができてないので、主役兄弟二人がまったく同じに見える。売りの、ダンス殺陣が冒頭にしかなかったのもがっかり。
 あと、動物(生)と身障者を出せばよいというものでもないから。必然性のないこのふたつをなんとかしてほしい。

★「FANTASISTA」    8月19日、21日、22日、23日x2、24日
 1月のMEMOに続いて、完成度の高かった作品。んーでも、実は好きではない(苦笑) 作品として感じるものがなかったのと、どのキャラにも思い入れがわかなかったので。 
 普通に見たら、面白い作品だとは思う。

★「和楽」   9月18日
 なんとなくいってみた、オーチャードホール。尺八などの和楽器の演奏会。もうちょっと古典をやるかと思ったけれど、現代物だったなぁ。うーん、ちょっと期待はずれ。

★「ミス・サイゴン」  9月26日
 なんか今年はミュージカルをよく見てる気もするが。ええと、キムをやった役者さんが個人的に嫌いなので、ともかくキムのダメっぷりに最後まで腹を立ててみていた作品。

★「里見浩太朗(忠臣蔵)」10月2日
 実はよくわかってなかったので、大石の苦悩を中心とした話なので、討ち入りじゃなかったのよね。お約束の展開できっちり涙。

★「アオドクロ」    10月5日、19日、27日
 冒頭を見ると、わくわくして何度も見たくなるのだけれど、途中でもういいかなーと思う作品。うーん、どっちかというとアカのほうが好きかも。

★「ジーザス・クライスト・レディオ・スター」10月13日、16日、17日
 アンドレ初コメディ。楽しく笑える作品だった。キャラもたっていたし。んが、キャラが特徴を持っていながら、事件解決には全然生かされていなかったところがマイナス。いきあたりばったりで解決してるんだもの。そこらへんもすべて計算して話作れていたら面白かっただろうになぁ。

★「シノプシスタクト」 11月28日
 芝居としてはよくできていたけれど、作品としては今年一番嫌いなもの。特に「赤鬼」。つか、赤鬼オンリーで大嫌い。作品のねらいとして、観る方に不快感を抱かせるのが目的ではないので、多分失敗。いや、不快だと思ったのは私一人だろうから、普通に観ると成功。それにしても、思い出しても腹の立つ、赤鬼のダメ男(鬼)っぷりだ……。

★「三蔵」       12月12日
 期待してました。はずしました。もっと三蔵が鬼畜なハードボイルドだと思っていたら、普通のいい人だった。まずそこにがっかり。
 そして話が長いわりに、どこの部分をいいたかったのかが見えてこなかったところが減点。
 今年は西遊記ものははずしたなー。(京劇はよかったけれど)

★「走れメルス」    12月8日
 久しぶりの野田地図。わからなさは天下一品。今まで観た中で一番わからなかった。面白くないわけではないけれど。来年もう一度観ます。

★「SHIROH」      12月13日、21日
 これもミュージカルだ。期待してない分、面白かった。うん、長かったけれど。アオよりも好きだなー。これもあと何回か観たかったけれど、時間がなかったので。

★「ロミオとジュリエット」12月22日
 ううーん、それなりに面白かったような気もするのだけれど。はじめてみたロミジュリだし。なんというか、かったるい展開だなーと。ジュリエット泣きっぱなしだし。

★「日本音楽集団」       12月23日
 これまた和楽器の演奏会。古典と現代を2部構成で。1曲1曲が短いのでよかった。

★「アンドレライブ」  12月28日
 年々洗練されていっているというか、どうした?!段取りいいぞ?!と思ったライブ(爆) 開演も押さなかったし、終演も多分予定内だったし。
 ただ、なんというかわけのわからない勢いがなかった分、面白さという点ではいまいちだったかなー。
 今年の笑いベスト5って、そこだけ切り取っても実はそんなに面白くないんだよね。芝居の流れで観るから面白いのであって。あれを再演(?)するよりは、作品のパロシーンをもっと増やしたほうが面白かったかと。




田目白四古由申甲兄
石右司可句台占旧只
史召可号叶囚旦叱叩


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