2004【2】

★歌舞伎座 5月★

【四季三葉草】
翁   :梅玉
三番莊叟:松緑
千歳  :芝雀

【暫】
鎌倉権五郎 :海老蔵
加茂義網  :芝翫
那須妹照葉 :時蔵
鹿島震斉  :三津五郎
茶後見   :段四郎
局常磐木  :東蔵
成田五郎  :左團次
桂の前   :雀右衛門

【紅葉狩】
更科姫
実は戸隠山の鬼女:菊五郎
山神      :菊之助
平維茂     :梅玉

【伊勢音頭】
福岡貢  :團十郎 (中村梅玉、代役)
料理人喜助:海老蔵
お紺   :魁春
お鹿   :田之助
仲居万野 :芝翫

【口上】

【勧進帳】
富樫左衛門:海老蔵
源義経  :菊五郎
武蔵坊弁慶:團十郎  (板東三津五郎、代役)

【魚屋宗五郎】
魚屋宗五郎 :三津五郎
磯部主計之助:海老蔵
小奴三吉  :松緑
召使おなぎ :菊之助
女房おはま :芝雀
浦戸十左衛門:彦三郎

海老蔵さん、襲名公演です。よくチケットとれたなー(笑)
昼の回は暫目当てで当然行きました。いや、こたつ布団が花道にいるかと……(爆) かっこいいというか、権五郎は可愛いナーと思ってしまった。悪人に何かいわれて、つーん、とそっぽを向くところとか。
夜の部は当初行くつもりがなかったのだけれど、思い立っていってみた。平日だったので、1幕目は遅刻決定だったので見ず。口上の睨みを正装で見られて満足(俳優祭で、素顔の睨みを見たので)
勧進帳は、三津五郎さんの弁慶という、ある意味珍しいものを見せてもらいました。3階だったので、引っ込みはまったく見えなかったけれど。
やられたなーと思ったのは、宗五郎の召使いおなぎ。かなりのツボの可憐さ。舞台写真がほしかったけれど、終演後は売ってないんだもんなぁ(苦笑)



★鎌倉芸術館 新緑特別講演★

【藤娘】
藤の精:七之助

【共奴】
奴:勘太郎

【三人連獅子】
親獅子:勘九郎
子獅子:勘太郎
    七之助

チケットが見つからず、とりあえず劇場にいったら仮チケット発行でそれを購入、後日本チケットを郵送すると手数料ひいて返金、というとても面倒な手続きを踏む。(今までは大抵、チケット忘れても席番さえわかればいれてくれたんだけれどね)
なんとか藤娘の開演前にすべりこめた。これは、最初場内暗くしてから始めるので必ず席についてないといけないのよね。可憐な藤の精に満足。
噂の勘太郎君の奴も見られたし。
そして連獅子。……普通の連獅子を見たことないので、三人になってどのようにかわっているかわからず(苦笑) ううーん、惜しい。今なら、なんとなく違いがわかるのだけれど。



★歌舞伎座 6月★

【外郎売】
実は曽我五郎時致:團十郎  (尾上松緑、代役)
大磯の虎    :芝雀
小林妹舞鶴   :亀治郎
小林朝比奈   :松緑
工藤左衛門祐経 :段四郎

【寺子屋】
松王丸  :仁左衛門
式部源蔵 :勘九郎
女房戸浪 :福助
春藤玄蕃 :彦三郎
園生の前 :秀太郎
千代   :玉三郎

【口上】

【鏡獅子】
小姓弥生
後に獅子の精 :海老蔵

【傾城反魂香】
浮世又平
後に土佐又平光起:吉右衛門
土佐将監    :段四郎
狩野雅楽之助  :歌昇
土佐首修理之助 :友右衛門
又平女房おとく :雀右衛門

【吉野山】
佐藤忠信
実は源九郎狐 :菊五郎
逸見藤太   :権十郎
静御前    :菊之助

【助六】
花川戸助六  :海老蔵
三浦屋揚巻  :玉三郎
白酒売新兵衛 :勘九郎
朝顔仙平   :歌昇
三浦屋白玉  :福助
福山のかつぎ :松緑
鬚の意休   :左團次
曽我満恵   :田之助
くわんぺら門兵衛:吉右衛門
口上     :團十郎   (市川段四郎、代役)

海老蔵さん襲名第二弾。こちらもまた、よくチケットがとれたこと(笑) 先月よりも激戦。助六は休日をあきらめて最初から平日ねらいです。
昼の寺子屋で泣く。歌舞伎で泣くとは思わなかったなぁ。しかも古典(といっていいのかはわからないが、最近のじゃないよね)で。
鏡獅子は、小姓の時に意識がとびかけ、獅子姿で一気に覚醒。か、可愛い……もけもけ。元気に振り回すとの前評判通り、がんがん毛振りをしてましたね、もけもけ。(このときから、獅子マニアになる。もけ~)
吃又。実はおとくの声がよく聞き取れず(苦笑)。可愛らしい夫婦だったのだけれど。昼夜ともに、夫婦物が入っていた月なのね。
今年5回目の(笑)吉野山。流石に次にどんな演技なのか覚えてます。しかし、誰がやっても、この静御前はあまり見た目が好みじゃないなぁ。
で、助六。まさか、こんなに長い演目とは思わず。途中でぐったりしてしまった。それにしても華やかな舞台だった。海老蔵さんも非常に絵になる色男だったし。



★国立劇場 歌舞伎教室★

【鳴神】

さて、これまた配役がわからず。鳴神上人が橋之助さんだったのは覚えているけれど、姫は誰だったかしら……。
一度見てみたかった演目なので、満足。実は、芝居そのものよりも劇場で売っていた、読み物が興味深かった。
鳴神と毛抜きって世界がつながっていて、あと未見だが不動も同じお話の中の一場面らしい。毛抜きで、雨降らしの短冊を小野家が差し出さなければいけなくなったのは、鳴神上人が龍神とじこめていたからなのよねー。
いやはや、歌舞伎は奥が深い。



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