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2024年12月30日
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カテゴリ: アニメ(た行)



バデーニさぁぁぁぁん!!

喋ってしまうのなら

もっと早く喋ってくださいよぉぉ!!


とオクジー君は思っただろうか。

彼の口は裂けていた。

拷問によって口裂け男にされてしまったのだ。


次は目を潰す。

ノヴァクの拷問の矛先は

バデーニさんではなくオクジー君なのだ。




拷問には耐えるつもりでいた。

どんなに酷い拷問にオクジー君が晒されようと。


だって私は痛くないもん♪(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)


とバデーニさんは思っていただろうか。


否、少なくともこの瞬間には

そんな事は微塵も思っていなかった。


瞳に突き立てられたナイフの切っ先を

目に止めたバデーニさんは

初めて動揺したのだった。


オクジー君はその目で満ちる金星を見たいと

言っていた。



バデーニさんは忘れていない。

忘れられなかった。

満ちた金星を見たいと言ったその瞳は

希望に満ち輝いていたのだから。


それはバデーニさんが失った光だった。



希望をなくしていたのもしれない。

残ったのは野望だけだった。


オクジー君はいつの間にか

バデーニさんにとっての金星になっていたのだ。


その光を失わせることは

バデーニさんには出来なかったのだ。


バデーニさんは箱の在り処を明かすのだった。



その箱の持ち主は12歳だったんだよ!


え、えぇ~!( ゚д゚ )


その瞬間、パッカーン!!

オクジー君の縫合が解き放たれる!


お、驚かせないでくださいよぉぉ~

口裂けちゃったじゃないですかぁ〜( ゚д゚ )



ぶっ

ぶほぉ!(⁠〃゚⁠3゚⁠〃⁠)


いつしか二人は掛け替えのない友となっていた。

二人は希望を目に宿したまま処刑されたのだった。


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​​








バデーニさんが残したものは箱ではなかった。

確かにその箱は地動説にとって重要だったが

彼の本命はそれではなかった。

それは単なる研究成果に過ぎなかったから。


研究を一人占めにしようとしていたバデーニさんは

知ったのだ。

オクジー君によって教えられたのである。


この信仰に縛られた社会で必要なものは何かを。


縛られているのは思考である。

天動説により動かない地球のように

信仰に縛られ動けなくなっている人の心。

それを動かさなければ

地動説は先に進まないのだと

バデーニさんは気づいたのだ。


人の心を動かすもの。

それは理論でも何でもない。

感動なのだと。


オクジー君の書き残した文章には

研究は無いが感動があった。

それを人々が目にすれば世界が動き出すのではないか。


信仰とは生き方だと思う。

異端審問官の職につき現場を見た若い異端審問官は

確信した。


ヨレンタさんの逃亡を導いた彼は

動いたのである。



ー追伸ー

年の瀬も迫る中、1年を振り返り

心穏やか年越しをしようとしていた私。

拷問のエグさに思わず白目( ゚д゚ )


年末に何を見せられてるンだー!


しかし希望を胸に旅立った二人の男の姿に

強い輝きを見たのでした。

二人の最後はまさにきら星の如き

流れ星のようでした。



あれ?

騙されてる!?( ゚д゚ )


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==ここまで読んだ==
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Last updated  2024年12月30日 07時00分09秒
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