フィンドホーンクラブ

フィンドホーンクラブ

2007.01.08
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不思議に今までと違って何かを貰おうとかいう気持ちよりは何かを与えたいという気持ちが強くなってきた。

メンバーの貢献や業績を賞賛する気持ち、アイリーんさんの数奇な運命と人生に対する共感などが心にわきあがってきて、自分を扱うような場面にはならなかった。

サンクチュアリを出て、旅の最大の目的を達したが実感が湧かず、さらにフィンドホーンを体験したくなりビジターセンターに向かった。

このころはユニバーサルホールにあり、担当はデビッドさんだった。
このデビッドさんに会ったことも本当に大きなことであった。

この人は<ユー・アー・ウェルカム>を具現しているような人で、あとから考えると大変忙しい最中だったにもかかわらず「どこから来た?いつまでいる?何がして欲しい?」とこちらを向いて真剣に聞いてくれた。

今日一日しかいない…と言うと、本当に残念そうにして「じゃ、ビデオを見せてあげるから二時に来なさい」と言ってくれた。

気が付くと正午頃、お腹も減ったなと外に出るとき、さっきとは違う出口が見えたのでそちらから出てみるとそこはカフェになっていて軽食を取る人たちでにぎわっていた。


「どこから来た?今日はどこを見た?えっネイチュアサンクチュアリにはまだ行っていないのか?わたしが案内してあげよう」とか「腰が痛いって?どうしてフラワーエッセンスのラボに行かないの?わたしは午後予約しているけど、いっしょに行く?」と相棒にもお誘いがかかる。

お話しをしたり約束をしたりしていると時間がいくらあっても足りない感じなのでデビットさんのところに行くと「ビデオはもういいよね!」とまるで見透かされている。

お腹が減ったらカフェが出現し、いまだ知らなかったが見たいところには案内してもらえるというジェットコースターに乗ってしまった感じだった。

今この瞬間のフィンドホーンを知らないけれど、当時から2004年ごろまでは携帯を持っているような人はいなかった。
いわく「会いたい人や話したい人は向こうからやってくるじゃない、携帯なんていらないわ」と言うし、当番で外部からのアクセス用の携帯を持たされたわたしの次女などは外部の時の流れが不意につながってくる携帯を持つこと自体を嫌がっていたものだ。

そういうものを持っていると逆に会いたい人にも会えないし、文明の利器を使う必要が生じてくる。

また、目の前に来た人は偶然ではない。
表面意識では知らない人でも何か意味があって目の前に来ているのだ。

(続く)

当時、ビジターセンターがあったユニバーサルホールと今のビジターセンター=前のフラワーエッセンスのラボ、それとコミュニティーセンター=CC。

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Last updated  2007.01.08 14:12:39
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heavyman @ Re[1]:フィンドホーン探訪 コーダ城の花♪(09/29) Earth Drops@睡蓮さん、コメントありがと…
Earth Drops@睡蓮 @ Re:フィンドホーン探訪 コーダ城の花♪(09/29) 映画の中のような雰囲気ですね。 とって…
heavyman @ Re:444の天使さん♪(06/22) 花愛(はなあい)さん こちらこそ、い…
花愛(はなあい) @ 444の天使さん♪ おはようございます♪ 朝早くに目が覚め…

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