フィンドホーンクラブ

フィンドホーンクラブ

2007.01.13
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これはこの時のフィンドホーンのパンフレットの表紙であり、このときわたしを迎えてくれた面々のなつかしい姿である。

この写真の中の人たち、この面々から感じられるエネルギーがこの時のフィンドホーンのエネルギーだと思う。

半数はすでにフィンドホーンを去っている。
幾人か紹介すれば中央のコック帽が美枝さんで今の日本語体験週を担当している。
その真上のキャップが忘れ得ぬロバート、ロバートは何人かいたので識別のためにダッチ・ロバートと呼ばれていた。

ロバートの左上の黒い帽子がマーティン=美枝さんのご主人であり同じく体験週を担当している。
その他、厨房でお世話になった人やバスに乗せてもらった「あ~あの人!」と思わず叫ぶ方もいるだろう。

さて、わたしがクルーにーヒルに上がる道を運転していると右の道端に手押し車を停めて草引きをしている青年がいた。


そして数十メートル、クルーニーの玄関前に着いて車を降り、さてさて今度はどうやって入ろうかと思っていると先ほどの青年が手押し車を押しながらやって来て手を差し出し「ハーイ、マイ・ネーム・ロバート・アー・ユー?」と言ったように思う。

そして「どこから来た?いつまでいる?何がして欲しい?」と聞く。
わたしはここへ来れて大変うれしい…というようなことを言ったと思う。

「そうか、まず俺が丹精を込めている<チャクラ・ガーデン>を案内させてくれ、いいか?」と。

それは夢のような花園で、わたしの拙い写真の技術では到底伝えられないオーラを放っていた。
花たちは訪問者を興味深く首を伸ばして見ているようにも見え、ただの植物を超えた存在と思えた。

そしてクルーニーのリビングに連れて行ってくれてコーヒーを淹れてくれた。
腹が減っているならトーストを焼いてあげるよ…と言う。

ただこんなやり取りで終始するが、なぜか彼とはずっと前から親友であったと感じられ、これからもいつでも彼はわたしが腹をすかせたらトーストを焼いてくれる…労働の途中であれ、何か他の用事をしていようと…と思えた。

わたしはこのときのことを想いだしこの稿を進めながら涙がとまらない。
わたしも彼が腹をすかせたら何か作ってやる、何かの用事の途中でも…


そうロバートは無条件の愛が人間の姿をとっていたのだと思う。

それは何かをしてくれたからではなく、トーストを焼いてくれるからでもない。
もっとご馳走をしてくれた人もいるし、もっと甘い言葉をかけてくれた人もいる。
あらためて、そんな人たちに感謝したい。

ロバートが伝えてくれたこと、わたしが感動したことは無条件の愛は伝わるということだ。



《続く)





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Last updated  2007.01.13 21:36:01
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heavyman @ Re[1]:フィンドホーン探訪 コーダ城の花♪(09/29) Earth Drops@睡蓮さん、コメントありがと…
Earth Drops@睡蓮 @ Re:フィンドホーン探訪 コーダ城の花♪(09/29) 映画の中のような雰囲気ですね。 とって…
heavyman @ Re:444の天使さん♪(06/22) 花愛(はなあい)さん こちらこそ、い…
花愛(はなあい) @ 444の天使さん♪ おはようございます♪ 朝早くに目が覚め…

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