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South and east of Glacier National Park
through the Missouri Plateau on US Route 287
Photo by Tom Lussier
images.jpeg




大藪作品『傭兵たちの挽歌』
U.S. GERBER Folding Sportsman II 用スキャバード製作企画
第七章「煉獄の戦士」Vol.07

  『(※ 前回 からのつづき)
   モンタナ州のほとんどは、すでにビッグ・ゲームの狩猟シーズンがオープンしていた。モン
  タナにはナショナル・フォレストやナショナル・パークが多いが、国立公園だといっても禁猟
  区でないところがほとんどだ。
   州都ヘレナの南側は広大なヘレナ・ナショナル・フォレストで、東側はルウィス・アンド・













   モンタナにはルウィスとクラークの名を冠したモニュメントが多い。百七十年ほど前にル
  ウィスとクラークの探検隊が踏破したトレイルは、現在もかなりの部分が保存されている。
   一八〇三年、ナポレオン皇帝は、さまざまな事情から、当時はルイジアナ・テリトリーの名
  で呼ばれていた “蛮地” 、つまりミシシッピー河の西の、現在の合衆国中西部を千五百万ドル
  で米国に売り飛ばした。
   だが、トーマス・ジェファースン大統領政権下の米政府は、西部を買ったものの西部につい
  てはほとんど知らなかった。
   ジェファースンは、かねてからその目的のために秘書として傭(やと)っておいたメリウェ

  を結成させ、“ルイジアナ” の “蛮人” たちに、そこが米国領となったことを知らしめると共
  に、ミズーリーの主要支流の気候、動植物や地下資源、地形、インディアンの各部族の調査な
  どを命じた。
   まだ白人でロッキー山脈を見た者はいなかったが、インディアンから伝わってくる話で、そ
  こに大陸分水嶺(コンチネンタル・ディヴァイド)があることは予想されていた。

  ロンビア河に変って太平洋に通じていると思っていた。コロンビア河の存在は、その十年ほど
  前に、米国船 “コロンビア号” の太平洋航海によって発見されていたのだ。
   だからジェファースンはルウィス・アンド・クラーク隊に、ミズーリー河を遡上(そじょう)
  して、大陸分水嶺でほんのちょっとだけ船を陸路運搬(ポーテージ)させてコロンビア河に移
  す連水陸路の発見を命じた。
   大陸横断の水路が発見されたら、東洋の商品は太平洋側から楽に東部に運ばれ、その経済的
  価値は計り知れないほどのものがあるからだ。
   探検隊はセントルイスからミズーリー河を遡上したがロッキーに近づくにつれ、激流や大滝
  にさえぎられ、船を陸から曳(ひ)いたり、かついで運んだりしなければならなかった。
   カヌーや陸路で西進を続けた一行は、モンタナ・ロッキーにミズーリーの水源を発見した。
  やはり、ミズーリーは西海岸に通じてはなかったのだ。
   途中、一行は凶暴な灰色熊(グリズリー)に襲われたり、マンダンやスーやブラック・フィー
  ト等の剽悍(ひょうかん)なインディアンに遭遇した。平原はバッファロー(バイソン)、山間
  の草地(メドウ)はエルク大鹿(ワピティ)、山はバナナ・ホーンのビッグホーン・シープに
  満ちていた。
   探検隊が傭ったハンター兼ガイドの一人のインディアン妻が、ロッキー出身で幼い時に他の
  部族にさらわれて中部に連れてこられた、ショショーニー族のサカジャウイラといった。
   サカジャウイラの存在のせいもあって、探検隊がインディアンと戦闘状態に入ったのはただ
  一回きりという幸運さであった。



Sacagawea also Sakakawea or Sacajawea






Youtube -  
The true story of Sacajawea - Karen Mensing by TED-Ed
https://www.youtube.com/watch?v=PnT0k9wdDZo







   食糧も尽きかけた偵察(ていさつ)分隊がそれとも知らずに大陸分水嶺(ザ・ディヴァイド)
  を越えると、西方にはまた雪をかぶった高山が幾重にも連なり、大陸連水陸路はとうてい無理
  と分った。
   途方に暮れている偵察隊はインディアンの騎馬隊に包囲され進退きわまった。
   だが彼等はサカジャウイラの兄が酋長(しゅうちょう)になっていたショショーニー族であっ
  た!
   ショショーニー族に馬とガイドをつけてもらった本隊は、九月の雪のロッキーのビター・
  ルートとロロ・パスを十日かかって越え、艱難(かんなん)辛苦の末、スネーク川からコロン
  ビア河を通って太平洋に達し、越冬してから、行きとちがうルートで再びロッキーを越えて東
  部に生還することが出来たのだ。途中で倒れた犠牲者は一人に過ぎなかった。
   このルウィスとクラーク隊の遠征によって、大西部への東部人の大移動の口火が切られたの
  だ・・・・・・。
   片山がいまオンボロ・ダットサンで北上しているあたりの森の樹木は、高原とはいえ山脈の
  標高には達してないから、杜松(ジュニパー)、ピンヨン松(パイン)、ジェフリー・パイン、枝
  が垂れさがっているジャック・パイン、マウンテン・マホガニー、ダグラス樅(ファー)、栂
  (ヘムロック)    米松(べいまつ)と誤って呼ばれているツガ(スーガー)    、針樅(スプ
  ルース)などが多かった。
   地面には落葉のあいだから、さまざまなキノコが顔を覗(のぞ)かせていた。十キロ以上も
  あるカリフラワー・マッシュルームや松タケそっくりの外観をしたキング・ボウリタスなど、
  北米大陸には数千種の食用になる野生キノコ(ワイルド・マッシュルーム)があるが、ほとん
  どの西部の住人は、ワイルド・マッシュルームを敬遠して食卓にはのせない。毒キノコのなか
  には、いい匂いがして食ってもうまいし、動物が食っても平気なのに人間が食うとやられてし
  まう種類が少なくないので、開拓時代に毒キノコで倒れた先祖を持つ西部人は、キノコ狩りに
  怖(お)じ気(け)をふるう者が多い。
   森にしばしば銃声が響き、灌木をかいくぐって、ホワイト・テイルの裏白尾を立てた鹿や、
  ラバのように長い耳のミュール鹿が跳(と)びだして道を横切る。
   立派な角のトロフィー級の牡(バック)は巧みに隠れているらしく姿を見せない。土地の人
  間は牝(ドウ)も食料用として一人一匹だけ射つことを許されているから、少年や老女が運転
  する車もみんなライフルを積んで、食肉探しに血まなこだ。日本で言えばキノコや松タケ狩り
  か栗拾いの感覚だ。食料庫に鹿がぶらさがっていないことには、十一月の第四木曜日のサンク
  スギヴィング・デイの格好がつかない。
   七十マイルほど走り、州都ヘレナの脇(わき)をそれてグレート・フォールズのほうに北上
  を続ける。森がなくなり、左手のロッキーまでと見渡すかぎりの右手は、起伏に富んだ大平原
  だ。
   セイジ・ブラッシュやヒエのようなブローム・グラス、ホイート・グラス、ブルー・グラス
  などがまばらに生え、ポプラ科の太いコットン・ウッド・ツリーが木陰を作っている。
   まさにビッグ・スカイ・カウントリーではあるが、牧草地と水を争って銃で闘い取ってきた
  国だけに、牧場という牧場は丘の上まで鉄条網が張りめぐらされ、ゲートだらけだ。ゲートと
  道路のあいだには、鉄パイプを組合わせて、人間や車は通れるが牛が脱走しようとしても脚
  (あし)を突っこんで動けなくなるキャトル・ブレークがもうけられている。
   土煙をあげて通りすぎるトレーラー・トラックのほとんどは、四角にまとめた家畜の餌(え
  さ)の乾(ほ)し草(くさ)を積んでいた。土地は広くても雨が少ないために牧草はすぐに食
  い尽くされ、乾し草は高価なのだ。
   牧場には、耳にナンバーを書いた赤いプラスチックの札を打ちつけられた黒いアンギス種の
  肉牛が目立つ。
   クジ引き制のためになかなか狩猟許可がとれず、さらに牧場主の許可も必要とするために、
  道のすぐ近くでプロングホーン(エダツノ・レイヨウ)の群れを見ることもある。しかし、立派
  な角を持つトロフィー級の牡(バック)は、無論、用心深いから道からは見えない。用心深い
  から角を立派に発達させる年まで生きのびることが出来るわけだ。
   コヨーテ(カイオーテ)の姿も牧場内に見える。狼(おおかみ)は走る時に尻尾(しっぽ)を
  真っすぐにうしろにのばすが、カイオーテは尻尾を垂らして走るから、遠くからでも見分ける
  ことが出来る。
   グレート・フォールズ市に近づくと、ミズーリーの流れと、ルウィス・アンド・クラーク隊
  を悩ませた幾つもの大瀑布(ばくふ)を見ることが出来た。滝の轟音(ごうおん)は遠くから
  でも聞こえる。








   東西約五マイル、南北約三マイルの中規模の町だが、品質が高い品を置いてある店が多いグ
  レート・フォールズで、最後の幾つかの必需品を買い、郵便局に行って、ロスに向けて三通の
  書留め郵便(レジスタード)を出した。宛先は片山を傭った組織の連絡所で差出し人の名は
  ジャック・ジョンスンという名を使う。内容は片山が合衆国に来てから知りえたことの暗号報
  告書だ。
   危険を冒してレストランに入り、片山にとって文明世界で最後になるかも知れぬ早めの夕食
  をとる。
   若い牡牛を去勢する時に抜取る睾丸(こうがん)のコロモ付きフライは、モンタナ・オイス
  ターという名前の通りに、海の牡蠣(オイスター)とよく似た味だが、もっと濃厚だ。厚切り
  のフランス・パンの切り口に擂(す)り潰(つぶ)したニンニクをまぶしてオーヴンで熱した
  ガーリック・トーストはニンニクがあまり好きでない片山にもうまく食える。
   ディスコを兼ねたバー・ラウンジでは、カレッジの男女学生が、飲んだり踊ったり軽食を
  とったり、友人から借りたノートを写したりしている。うまそうな女の学生が多く、片山は下
  腹が熱くなってきたが、この町にも赤い軍団の網がすでに張られているかも知れないから早々
  に出発する。
   中世のオランダ農民のような格好をし、現代文明を拒否しているエイミッシュの人々の馬車
  とすれちがう。農薬を使わない彼等の野菜や、放し飼いにしている彼等の鶏やその卵は味がい
  いので結構な値で売れる。



Youtube -
History of Amish Farm to Market, Eagle Valley, Libby Montana
by Amish Meadows
https://www.youtube.com/watch?v=szV-MigK9ck







   西へルートをとり、ロッキー山脈に向った。まだ日暮れにはかなり時間があった。近くの民
  間空港やマルムストーム・ミサイル基地から飛びたったジェット機の飛行雲が澄みきった大空
  に長々とのびている。
   昔、このあたりにバイソン(アメリカン・バッファロー)が満ちていた頃、バイソンの皮をか
  ぶったインディアンの勇者がバイソンの群れを崖(がけ)の縁(ふち)におびき寄せ、騎馬の
  仲間がその群れを暴走させて崖から大量に墜落死させていたデスク・ロックの丘の脇を過ぎ、
  西部映画に出てくるスモール・タウンそっくりの、人口三百のオーガスタの裏通りを抜ける。
  標高三千五百フィートだ。








   舗装が切れると、その砂利道をはさんで町の反対側がサン・リヴァー禁猟区になっているの
  で、禁猟区から跳びだしてくる白尾鹿を射とうと女性たちが車を停め、赤いチョッキをつけて
  待ち構えている。車のほとんどがフル・タイムの四輪駆動車でハイ・ロックとロー・ロックが
  ついたオートマチックだ。
   走り過ぎる片山のピック・アップを銃弾が次々にかすめ、片山は反射的に助手席のキャン
  ヴァス・バッグから短機関銃を摑(つか)み出した。
   しかし、バック・ミラーで見ると、三人連れの中年女が、道路に飛びだした、まだ枝分れし
  てない一本角(スパイク)の白尾鹿に乱射した銃弾が、誤って片山の車のほうに飛んできたも
  のと分った。
   道路を越え、柵(さく)を身軽にジャンプして町寄りの牧場に跳びこもうとしたその鹿は、
  右のうしろ脚に偶然にも命中弾を受け、着地した瞬間にもんどり打つ。
   跳ね起き、折れた脚をブラブラさせながら逃げはじめるその鹿に七、八発が浴びせられたが
  鹿はブッシュのなかに逃げこんだ。
   オーガスタから二マイルほど離れると、道路上に立つハンターは見当たらなくなった。路肩
  には車に轢(ひ)き殺されたアナグマ(バッジャー)やヤマアラシ(ポーキー)の死体が転がって
  いる。木の皮を食い荒らすポーキーの針はツマヨウジの代わりにするには硬すぎ鋭すぎるほど
  だ。
   前年の干魃(かんばつ)のあとが残ったニイーロン貯水池には、カイツブリや黒ガモが多かっ
  た。貯水池を過ぎ、ゆるい上りを飛ばすと小池が点在し、ビーヴァーが素早く水にもぐる。
  ビーヴァーを罠に掛ける時のスネアーで最も効果的なものは、ビーヴァーの睾丸の近くの臭腺
  袋の中味を一年ほど乾し固めたもののカケラだ。獲ったビーヴァーはゴムの櫂(かい)のような
  尻尾と首を落し、体の皮を板の上に釘づけしながら、丸い形になるように、次第に大きく引っ
  ぱり張っていく。物凄(ものすご)く脂ぎって独特の悪臭がある肉は、よほどの場合でないと
  犬の餌(えさ)にしかならないが、その肉を好むインディアンもいる。
   道の右側は、またルウィス・アンド・クラーク・フォレストとなる。L&C・N・Fはモン
  タナ州に幾つもあるのだ。
   まだ角(ホーン)が小さなビッグホーンや、枝角(アントラー)のポイントが少ないミューリー
  が右手の岩が多い山にも見える。
   左手の平原にポツンと立つ離れ山(ビュート)は、このあたりで最大の目じるしとなるヘイス
  タック山で、その名の通り、円錐形(えんすいけい)に積んだような形をしている。このあた
  りに放牧されている牛は白く巨大なシャーレー種が多い。
   ようやく夕日があたりを真っ赤に染めはじめた。真向いは雪をかぶったロッキー連山だ。路
  面が氷結してきたのでスピードを落す。路肩脇の空き地のところどころに、他州やモンタナ東
  部からやってきたトロフィー・ハンターのホース・トレーラーが駐(と)めてある。左側も山
  になった。
   さらにしばらく行って左に折れると、丘の谷間のフォード・クリーク沿いに、シックス・ポ
  イント・ハンティング・ランチがある。
   夏は俗にデュード・ランチと呼ばれる観光牧場商売で、都会から来た客に乗馬を教えたり、
  客を乗せたパック・ホースを率いてコンチネンタル・デイヴァイドを越えてボッブ・マーシャ
  ル・ワイルダーネスの荒野まで連れていき、サマー・キャンプを根城にして釣(つ)りを楽し
  ませる。
   狩猟シーズンになると、他州や外国から来たハンターをランチのハンティング・ガイドが案
  内したり、ハンターたちに馬や馬具やテントなどを貸したり、ホース・トレーラーに自分の馬
  を積んできたハンターにカイバを提供したりする。どっちかといえば、大がかりな貸し馬屋
  だ。
   片山は、そのシックス・ポイント・ハンティング・ランチから馬を借りて分水嶺を越え、
  ボッブ・マーシャル・ワイルダーネスでテント生活をやりながら狩猟に二週間ずつを過ごした
  ことが数回ある。
   その時の獲物(ゲーム)のなかには、左右のアントラーの主幹(メイン・ビーム)の長さが
  五十六インチの上に六尖(シックス・ポイント)ずつで太さも直径十インチずつあったが、イ
  ンサイド・スプレッドが四十五インチと狭いためにノース・アメリカン・レコード・ブックの
  二十位前後にとどまったエルクや、角(ホーン)の長さ四十三インチずつで基部の太さ十五イ
  ンチのビックホーン・シープ、それに頭蓋骨(ずがいこつ)の長さは九インチ、幅は六 8/16
  インチのレコード・ブックの二十位以内に入るマウンテン・ライオン(クーガー)もあったが、
  珍しいゲームでは右の枝角はわずか四尖なのに左のほうは十二尖という、ノン・ティピカルと
  いうより奇形のアントラーのエルクもあった。
   片山はわざとシックス・ポイント・ランチに寄らずに悪路を進み続けた。太陽が山蔭(やま
  かげ)に落ち、冷えこみが厳しくなる。道端のホース・トレーラーの脇で、腰に二丁拳銃、肩
  にライフルというハンターたち数人が、オリンピアの罐ビールを飲みながら話をしていた。
   モンタナ州では、狩猟時には最低四百平方インチのけばけばしいオレンジ色の布を身につけ
  ねばならぬ法律がある。誤って射たれるのを防ぐためだ。無論、赤いチョッキや上着でも代用
  できる。
   ハンティング・ランチへの分岐点から三マイルほど行くと、左手にレインボウ・トラウトと
  レーク・トラウトの宝庫のウッド・レークがある。レインボウ・トラウトは日本の虹鱒(にじ
  ます)とちがって、肉が紅鱒(べにます)のように淡いピンク色をしている。ウッド・レーク
  から先は小川の名はウッド・クリークに変った。
   湖の少し先に、今は滅多に使われてない簡易飛行場(エア・ストリップ)があり、道の右手
  にエア・ストリップの番人の丸木小屋がある。オーガスタを出てからはじめてみる家だ。
   そこを過ぎて三マイルほど行くと、グレート・フォールズで一番はやっているクリニックの
  院長である金持ちハンターが建てた立派な別荘のロッジがある。丸木で作ってはいるが、コン
  クリート造りよりはるかに金がかかっている。
   片山はそのロッジでコーヒーやアルコールの歓待を受けたことがある。今は灯りがついてな
  く、車の姿も見えぬから、今夜はそこを無断で使わせてもらうことにする。夜の分水嶺越えは
  危険すぎる。エア・ストリップとそのロッジのあいだには、無論、一軒の家も無い。

 (つづく)




大藪春彦 著『孤高の狙撃手』(エッセイ集)
光文社文庫
 2004/6/20







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Last updated  2021年03月08日 09時07分13秒


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