Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

ガンプラ初心者講座

ガンプラつくろうよ!



このコーナーは、「今まで1回もプラモなんてやったこともない人」がプラモ始めると
したら、どんな道具が必要でいくらくらいかかるのか?

ということをまとめたものです。

第1章:こんな道具を揃えよう!



様々なガンプラホームページで様々な道具が紹介されているが、初心者の方の中には
どれが必須でどれが推奨なのかわからないという方もいるかもしれない。

私はガンプラを作成するのに最低限必要な道具は、

・ニッパー
・スミ入れペン
・綿棒
・ティッシュ
・これらを収納する箱

だと考える。

ニッパーはパーツを切り離すのに必要な道具。他の道具(ハサミや爪きり)でも代用できる
らしいが、作業効率が悪い。作業効率が悪いとプラモ作りという行為を楽しむことが出来ない
ので、安く済んでも何の意味もないので、ここは用意しよう。
で、ニッパーだけは高級なものを用意すべきである。100円ショップでもニッパーは売って
いるが、そのようなニッパーはプラモ作りには向いていない。

ちなみに私が持っているのは

(タミヤ)精密ニッパー

これだが、yuが持っているやつは800円くらいの薄刃ニッパーで、このくらいでも十分だ。
1000円前後の精密ニッパー、または薄刃ニッパーを選ぶようにしたい。

続いてスミ入れペン。スミ入れとはプラモのへっこんでいる部分に線を引いていく作業の
ことで、簡単にプラモにリアル感を出すことが出来る。
で、このスミ入れペンなら、普通のペンと同じ要領で使えるので扱いやすい。

ガンダムマーカー スミ入れ用(ブラック)
GM01.スミ入れ用(ブラック)

ガンダムマーカー スミ入れ用(グレー)
GM21.スミ入れ用ふでペン(グレー)

ガンダムマーカー スミ入れ用(ブラウン)
GM03.スミ入れ用(ブラウン)

1本200円。ちなみに3色あるのはパーツの色によってスミの色を変えるからである。
白・・・グレー
赤系(オレンジ、黄色も)・・・ブラウン
上記以外・・・ブラック

という感じであるが、最初から3本用意する必要はない。ブラックが1本あれば十分である。

残りの道具は家にあると思うので、特に説明は不要だろう。
ちなみに綿棒はスミ入れがはみ出した時にふき取るために使う。

というわけでプラモを除くと道具への初期投資は1000円前後である。
意外と敷居は低いんです。

さて、道具は揃え、自分の好きなガンプラを買ったら、作ってみよう。
(どんなプラモを選んだら良いかは別の機会に書きます)
説明書どおりに作ればOK。後はスミ入れをすれば完成だ!

さて自分だけのプラモの仕上がりはどうだろうか?満足?不満?
真っ先に不満に思うとすれば以下だろう。

・ニッパーで切り離した部分が汚い
・パッケージの写真と完成したプラモで色に違いがある

この辺は気になる人と気にならない人とがいるので、気になる人だけ
その対策用の道具を買い揃えていこう。

対策に必要な道具等は次回お話します。


第2章:プラモを買おう/初心者に適したガンプラとは?



この章でのテーマは「初めてのプラモにはどんなものを選ぶべきか?」である。

ガンプラはグレード分けされており、HGUC(ハイグレードユニバーサル
センチュリー)、MG(マスターグレード)、PG(パーフェクトグレード)、
それとSD(スーパーデフォルメ)などがある。

SDは別物なので、HGUC、MG、PGの違いを述べていくと

値段 PG(15000円) > MG(4000円) > HGUC(1000円)
パーツ数 PG > MG > HGUC
サイズ PG(1/60) > MG(1/100) > HGUC(1/144)
精密さ PG > MG > HGUC

という感じである。
要は値段と精密度が比例関係となっているのである。

なお、値段はだいたいの目安でガンプラ毎に値段は異なるので注意。
MGなのに1万円するものや、HGUCなのに5000円するものもある。

で、SDであるが、これは名前の通りデフォルメされたガンプラである。
2頭身のかわいいやつでリアルとかそんな言葉とは無縁である。
しかし、値段が安く(500円)、とっつきやすいと言えるだろう。

こちら から完成品も見てみよう!

というわけでオススメはHGUCまたはSDである。

やはり最初は簡単でパーツ数が少ないものでチャレンジしてみたい。
この場合、値段が安いのもポイントである。
お店によっては箱を開けて中身を見せてくれる場合もあるので、積極的に活用しよう。

間違ってもPGなんて選んではいけません。たぶん初心者があのパーツ数を
見たら、見ただけでやる気失くすと思う。
やる気満々な人ならMGでもOK。気合を入れて取り掛かろう!

ちなみに模型屋に行くとMGやHGUCなどと書かれていないプラモもたくさん
あるが、サイズ(1/100など)と値段が同レベルなら、だいたい同じくらいの
代物なので、気に入ったものがあったらそちらから選んでも良い。

実際には、どんなプラモを選んでもまったく問題ないわけで自分が一番
好きなモビルスーツを選択するのが一番正しい回答と言える。


第3章:最小限セットの仕上がりに不満を覚えたら



さてさて、「ガンプラ製作最小セット」の仕上がりに不満を覚え始めたら
ぜひ購入したいのが

・紙やすり(+トップコート)
・塗料

である。

紙やすりはニッパーで切断した跡(ゲート跡)をキレイにするために使う。
紙やすりには目の荒さ(ザラザラ加減)が分かれており、番号がついている。
プラモで使うのは400番、600番、1000番くらいで、番号が小さい方が目が荒い。

これを使うことで、ゲート跡をキレイにすることが出来る。
その上、値段は3枚セットで200円くらいである。

これが何故「最小セット」に入らないのか?というと、紙やすりは使い方の
都合上、ゲート跡とその周りをやすりでこすることになる。
で、こすると今までピカピカしていた表面が曇ったような白い感じになってしまう。

実際には400番でやすり、400番のキズを600番でやすり、600番のキズを1000番で
やすり・・・とやっていけばかなりのキズは消えるが、それでもなんにもやすりを
かけていない部分に比べると、輝きは随分変わってきてしまう。

これはさらに1500番、2000番とさらに細かいやすりをかけていくか、トップコート
と呼ばれるものを使うことで解消することは出来る。

しかし、中途半端にやすりを使うと、ゲートは消えるがその周りが白くなってしまい、
余計仕上がりに不満を覚えることとなるのである。

yuはこれがイヤでやすりは使わない(ニッパーを慎重に使ってゲート跡をきれいにする)。
私は1000番までやすりをかけ、トップコートを使用する。

トップコート(つや消し)

トップコートは閉めきった家の中では絶対に使用してはいけない、雨の日など
湿度の高い日は使用してはいけないなど制約が多く、また使い方にも慣れが必要である。
今だに私も良く失敗します。

続いて塗料だが、私はガンダムマーカーを使用している。
ただし、ガンダムマーカーは扱いは非常に簡単だが、仕上がりは筆塗装や
エアブラシには遠く及ばない。本格的にやりたい場合はそちらを検討しよう。
ちなみにこの3者を比較すると

ガンダムマーカー・・・
ペンタイプなので、扱いが簡単。後片付け不要。1本200円程度。
色の種類は少ない。仕上がりはあまり良くない(色むら多発)。

筆塗装・・・
塗料を筆で塗っていく(そのまんま)。
比較的手軽。塗料は1ビン100円程度。筆の後片付け(洗浄等)が必要。
色数豊富。さらに混ぜ合わせることで好きな色を調色可能。
仕上がりはマーカーよりは圧倒的に良い。

エアブラシ・・・
筆塗装で使用する塗料を器械で噴霧する。
仕上がりは最高だが、初期投資がかかる。また塗装に専用の場所が必要。
本格的にプラモデルをやっていこうと思わない限り考えなくて良い。




さあ、3回にわたってお送りしたガンプラ作ろういかがでしたか?

説明不足の所も多々ありますが、
「とにかくガンプラ作ってみ!」
ってことです。

自分のスタイルに合ったガンプラライフを楽しみましょう~


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