チュニックブラウスを縫いました。
昨年、マーケットに出ている時に
「以前、プレゼントで頂いたのだが
自分では着る予定がないので
何かに役立ててもらえないか?」
と、上のブラウスの元になった着物を
持ち込まれた方がいらっしゃいました。
たとう紙を開けてみると
柔らかい感じの桃色のお着物。
ろうけつ染めかな?
私自身としては
苦手なタイプ。
どうこなしていいかわからない・・・
そんな色合いに柄行。
あっさりお断りできればよいのですが・・・
それが
なかなかそうもいかない。
持ち込まれた方は
多分、捨てるには忍びないが
捨てたい感じなのだろうな、というのが
やり取りの間に感じた印象。
結局、
受け取りました。
年明け、
まっさらな時間に第一弾で
縫ってみるか・・・と。
きれいに保管されていたように見えましたが
解いて
1回洗ってみると
折り山にスジが付いたままだし
(折り目が付いているのではなく
こすれて色が落ちている)
長く保管されていた間に
じんわりシミになった部分もある。
小紋のような全面柄だと
汚れを避けながらの
裁断も出来るのですが
こういう部分柄ではそれも難しく。
大きく柄を出しつつ
汚れを避けるというのがなかなか難問。(笑)
しかも、
水染みが付きやすく
縫製している間にアイロンをかけた時に
うっかり大きな水染みを付けてしまった。
しかも胸元!
ああー!
ブローチで何とか隠れていますが。
まあ、シルクなので
着心地はいいですよ、と。
そんなこんなでしたが
ボディに着せてみると
思ったより
さわやかで春っぽいイメージかなぁと。
白いボトムに合わせて頂いたらいい感じかも。
持ち込まれたものというのは
いつもとても難しいです。
「実家にたくさん着物があるんだけど」
というの、
何度となくご連絡頂くのですが。
秋口に
ネットで購入したレザーのバックを
返品したというのを書きましたが
その代わりに購入したのがこちら。
THULE
(私はトゥーレだと思っていたら
スーリーと呼ばれているのですね)
機内持ち込み用のバッグを探していて
タブレットとか電子機器用にクッションが付いていて
それでいて、
ジャケットなども入る
そこそこ容量の大きいもの。
同じサイズ感で
最初は別なブランドのレザーのバッグを
購入したのですが、
どうもしっくりこなくて再度探して
このバッグに。
元が車のルーフキャリアやボックスの会社。
何とも質実剛健というか
ファスナーの持ち手にしても
絶対壊れないよね、これ?的な安定感。
よいお買い物が出来ました。
そして、
サイズが合わず返品したコートも
別なものを見付け
12月半ばに到着してから
日々、愛用しています。
2回、立て続けに
ネットショッピングで返品となってしまいましたが
その後、リカバリー出来て
ハッピーエンドとなりました。(笑)
今週、久しぶりに
映画館で映画を観ました。
ヴィム・ヴェンダースの
パーフェクトデイズ
先に観た友人は
何も起こらないつまらない映画
(↑よい意味で)
と評していましたが
確かに。
起承転結のある映画ではなかった。
淡々と、粛々と日々を送る、そういう映画。
ある種の世捨て人のお話でした。
ヴィム・ヴェンダースは
世捨て人や隠遁者に
あこがれているのではないか?
むかーしむかしに観た
パリ、テキサスも
世捨て人の映画だった。
でも、哀しい世捨て人。
それが時を経て
今回は
幸せな世捨て人だった。
自分の手の届く範囲の中で
一瞬一瞬の時を愛でながら
日々の生活を送る幸せな世捨て人。
好きな小説のシリーズ
ブラザー・カドフェルを少し思い出しました。
カドフェルの周りで事件は起こるが
カドフェル自身はいつも
満ち足りて落ち着いた生活を送っている。
映画の中で
効果的に
音楽や本が使われるのですが
これが、私にはツボで。
出会う瞬間を楽しんでほしいので
どの本が、どの曲が、は、
書かないで置きますね。
ではでは!
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