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日本平スタジアム、Jリーグ第7節は清水エスパルスとアルビレックス新潟、オレンジ同士の対決となった。オレンジ色の車に乗ってくれば駐車場が無料で、前日に新潟から来た人もいたらしい。 とにかく試合はエスパルスが攻めるも題名のGK木寺のおかげでなかなか得点できず。逆にアルビ(アルビレックス新潟)はカウンターでFWファビーニョ、エジミウソンのスピード&切り返しで決定的なチャンスをつくり何度も逆襲~。 その為エスパルスのDFの消耗は激しく、アルビはボールを支配されるが、ピンチのあと必ず逆襲カウンターを成し遂げ、シュートシーンを作った。だからこそ、アルビの守備陣も集中が途切れることなく本来重苦しい守備の時間を前向きな闘志を持って戦えた。 ただ、アルビは、先制するも、中盤を押し込まれ内容から言ってもそれは清水のペース。その後、清水がセットプレーからチョジェジンの高い打点で1-1に追いついた。いつかは、ボールポゼッションをなしている清水が逆転すると思っていたが、あと一歩のところでアルビGK木寺が4、5本ものありえない反応力でスーパーセーブ。 GK木寺は、鬼神光臨ような反応ぶりでフィステング、パンチング、キャッチの鬼技。反町監督は過去に試合が乱打戦になってもGK木寺を褒めていたが、その理由がまざまざとわかった。 試合はGKの差で、清水エスパルス2-4アルビレックス新潟15分 エジミウソン(アルビレックス)40分 チョ ジェジン(清水)63分 エジミウソン(PK・アルビレックス)76分 高橋(アルビレックス)82分 チョ ジェジン(清水)89分 深澤(アルビレックス) アルビレックスは先制してセオリー通りカウンターを決め逃げ切った。 清水のGK西部に関しては、自身のミスでの失点まであり、申し訳ないが、アルビのGK木寺の引き立て役に見えたぞ。 アルビGK木寺浩一は、風貌はどう見てもコーヒーショップのマスターだが、とにかく読み良し、反応良し、キレキレの遅咲き32歳(前所属は本田技研ルミノッソ狭山!??なんだそれ、埼玉・武南高校出身)なのである。信じがたい経歴・・・Jリーグドリーム!年食った選手にだって、地方地区リーグの選手だって、チャンスはある、可能性はある。 頑張れ、木寺!おっさん木寺!マスター木寺!職人さん木寺! .....ジュビロはウイングで運で神戸に勝ったみたい。菊池が前に適当に蹴ったボールが決勝点?選手同士のコミュニケーションが多かった良い点もあったという。
2004年09月26日
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「三木谷社長は何を考えているんだ!?」 「サッカーだけにするんじゃなかったのか!?」 「サッカーファンは期待を裏切られた!」 私もみなさんのようにそう思います。 思いますが、商売人という、ビジネスの立場だけに立つと、将来のインターネットでのサッカーと野球の試合放映権・利権欲しさだけに動いている。さらに「興行」としてのエンターテイメントをビジネスとして成功させるという考え方。 その姿はプロのビジネスマン・プロの商売人としては理解できます。 ただサッカーを好きか?野球を好きか?という問いには三木谷社長は商売が好きなだけなのかもしれません。 その点でははっきり言ってセリエAのペルージャのガウチ会長の方がマシだと思うくらいです。 ただ・・・聞いてください。 それでも私がまだ、三木谷社長に期待するのは、ビジネスライクな方が経営として成功すると思うからです。成功するというのはサッカービジネスが成功するという意味です。ビジネスは成功しないと何にもなりません。 その為に経営者は、重要なクライアントであり、カスタマーであるサポーターを大事にするしかありません。サポーターがたくさんいて、スタジアムが盛り上がるから、マスコミが注目しTVやインターネットで放送が行われ、その視聴率、アクセス数の高さによって楽天側に入る一番のお金である「広告」の契約が取れる。グッズも売れる。 だから三木谷社長は最終的にファンに頭を下げ、「ありがとうございます。宜しくお願いいたします。お客様あってのビジネスです。」と言ってくるに違いない。 横柄だった孫YahooJapanが、YahooBB個人情報漏洩事件で、やっと顧客向きに変った。楽天市場で小売販売業者ばかりと付き合ってきて、楽天市場で買い物する最終消費者向けにサービス提供してこなかった三木谷社長率いる楽天が、ようやくポイント制などを充実して最終消費者に目を向けるようになったのは2年前。 待っていれば、(株)クリムゾンフットボールクラブの三木谷社長もサポーター向け、サッカーファン向けのやり方に変ってくると思います。一年を目処にそうならなかったら、私もサイト削除覚悟で、激しい批判をここで繰り返してやるぜ。 だから今しばらく、ようすを観ましょう~。
2004年09月25日
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運でクビが繋がったヴィッセル神戸のハシェック監督。 新聞にTVによく出るようになった楽天の三木谷社長は、楽天フットボールクラブ(Jリーグヴィッセル神戸)の社長でもある。今日もアウェイ横浜でヴィッセル観戦。 三木谷社長は「きょう負けたらうちのチームにとっても、監督にとっても、いろんな意味で大変なことになっていた。」と試合後のコメント。 J1リーグ8位以内を掲げ、熱くヴィッセル神戸を始動した三木谷社長だが、怪我人続出(イルハン怪我後帰国解雇、FWレアンドロン脱臼骨折、藤本、小島怪我を抱えるも出場、海本、和波負傷解雇、などなど、などなど)。頼れる中盤の選手はMFホルヴィ(元チェコ代表)だけだ。(これら怪我人の続出は神戸にドクターやリハビリ専門スタッフはおろかフィジカルコーチさえいないからなんだが。) それにしても対戦相手の横浜マリノスサポーターからも「ミ・キ・タ・ニ」コールを浴び「よく来ているの分かったなあと思いましね」とテレ笑い。しかし、これは、神戸の社長である時の人、三木谷社長を揶揄(やゆ)してるんだろうかね。 試合は2-0から、マリノスが2人退場して、神戸が追いつきドロー。引き分けでなんとか監督のクビが繋がった。 ヴィッセル神戸は三木谷社長になってからイルハン事件で6億円(移籍金3億年俸3億)も出し、平瀬に2年半契約で推定年俸3000万出すなんて信じられない。以前も神戸市経営で経営が無理があったが、さらにハチャメチャになったんじゃないのか。 良かったことと言えば、MF藤本の獲得とハシェック監督就任だけだったんだが・・・。
2004年09月24日
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横浜F・マリノス 2-2 ヴィッセル神戸 アルビレックス新潟 3-2 サンフレッチェ広島 ジェフ市原 2-0 大分トリニータ 名古屋グランパス 5-2 セレッソ大阪 ガンバ大阪 1-3 東京ヴェルディ 鹿島アンントラーズ 0-0 清水エスパルス FC東京 1-0 浦和レッズ ジュビロ磐田 1-1 柏レイソルJ2リーグ 第35節結果 コンサドーレ札幌 2-1 水戸ホーリーホック サガン鳥栖 0-0 湘南ベルマーレ 大宮アルディージャ 2-0 アビスパ福岡 京都サンガ 1-1 横浜FC 川崎フロンターレ 1-2 モンテディオ山形 ヴァンフォーレ甲府 2-1 ベガルタ仙台ついでに セリエA第3節 レッジーナ 2-1 リボルノ 中村は先発フル出場 おまけ ACミラン 1-2 メッシーナ 柳沢はベンチ入りメンバーから外れた。 パレルモ 0-0 フィオレンティーナ 中田はベンチ入りメンバーから外れた。パラグアイ後期リーグ グアラニ 0-0 ソル・デ・アメリカ 福田は先発フル出場した。そして、松井は・・・ フランス二部リーグ スダン 1-2 ルマン ルマン勝利。松井は先発出場し、後半途中でベンチに退いた。------------------- ジュビロは6試合やってもぜんぜん勝てず。ただいま最下位の柏レイソルと引き分け。最下位争いやってます。 FW前田遼一が前節退場したので、出場停止中。FWゴン中山とFW西野(アテネ五輪候補だったFW)のツートップ。 前半28分、攻撃参加のボランチ福西からのスルーパス→MF藤田が裏へ走る→弾かれる→浮いたクリアーボール→名波がダイレクトボレーでゴール。 先制点なんて久しぶりだよ。前半落ち着いて試合に入ったことからも今までと違いチームの建て直し。守備の連携サポートに監督が替わってからの練習のポイントを置いてきたのがうかがえる。 ジュビロの3バックの右CB鈴木や左CB山西からのアーリークロスの攻撃が、今日の守備から攻撃へのポイントだった。 前半ロスタイムにFW玉田(日本代表イケメンヒーローFW)がPKで同点。 後半16分には、今のジュビロにあって、唯一の何かやってくれそうな、点取りそうなFWであり、この9月23日が37歳の誕生日だったFWゴン中山が左足首の捻挫と右大腿裏の違和感で動けなくなり交代したことも攻撃に響いた。 後半42分、ラインを押し上げていたジュビロDFのハーフェーライン付近でCB田中とFW玉田の玉際勝負→玉田が勝ち抜け出す→中央どフリーの羽地走る→GK佐藤とFW羽地が1対1→決定的なシーンだったが、FW羽地はゴールを外した。結局ジュビロ1-1レイソルで終了~。 次節は、なんと中2日。ゴン中山は、ヴィッセル神戸戦は、グラウンド状態が悪いこともあり、このままでは出場そのものが微妙だといわれる。 これで公式戦では3カ月間も、勝利から見放されたジュビロ。 レイソルは3バックから4バックに変更後、2試合連続ドロー。こちらもジュビロといい勝負~。しかし、守備を固めつつ早野監督のレイソルはアウェイでいい勝負を展開した。
2004年09月23日
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世界クラブ選手権 2005、2006年とも日本で開催予定このニュース・・・まだまだあやしい。しかしFIFAという確かな筋からの情報。こんなことってあるの? 世界クラブ選手権 2005、2006年とも日本で開催~♪サッカーファンにとってこんな幸せなことは無いよ。2002年並にうれしいことかもしれない。 長年トヨタカップ(欧州と南米クラブチャンピオンの決定戦)を開催してきた実績と、2002ワールドカップ開催と、毎年の欧州ビッククラブを向かえてJクラブの対戦という経験を評価されてかな。なにより、巨大な日本市場、日本人のサッカーファンが評価されて(目をつけられて)のFIFAの世界戦略もあるのだろう。日本企業のスポンサーが望めることもあるだろう。 日本でならテロリストも目だって活動しにくく、サッカーファンも暴徒化せず紳士淑女(比較的に)で、安全で公平な試合開催が出来るということだろう。 しかしながら、開催国特権でJリーグのチャンピオンクラブが予選免除ということはあるのだろうか・・・。日程上無さそうである。悲しきかな、既に予選であるアジアクラブチャンピオンリーグでJリーグ優勝で代表権を得た横浜マリノスも、ジュビロ磐田も敗戦してしまっている。 来年2005年の第一回、世界クラブ選手権には、Jリーグクラブ出場なしか。 でも真剣勝負でアジア、アフリカ、オセアニア、北米そして何より欧州、南米チャンピオンクラブの世界最強決定戦が見られるね。(いや、現時点ではかもしれないね?)
2004年09月22日
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プロ野球赤字縮小とストライキ問題を、他山の石に改革進めるJリーグ。2005年からJ1、J2、全32?クラブの経営状況開示へ 9月21日の記者会見で、Jリーグの鈴木昌チェアマンは、J1、J2全クラブの個別の経営状況を来年2005年から開示するよう検討すると表明。 各クラブの経営について、一層の透明性を示そうというリーグ側の姿勢。 実はこの経営状況の公開はもう12年以上前のJリーグ創設時から計画されていたことだった。しかし、Jリーグ創世記は各クラブフロントに配慮し伸び伸びになってきた。中にはヴァンフォーレ甲府やコンサドーレ札幌など一部のクラブが独自に経営状況を発表してきた。ただ企業色の強い一部のあるクラブが(自らのミスや経営能力が発覚するのを恐れ)大反対し実現してこなかった。 ※※忘れもしない1998年に横浜フリューゲルスの横浜マリノスへの吸収合併が発生。その後、横浜FCが誕生するも、クラブ側に健全経営を求めるファンと協会の想いが高まり、経営健全化への対策の一環として、2000年シーズン後期から毎年、売上高や経常利益、借入金の規模など各クラブの経営状況の一部を大まかな分布にまとめて開示してきた。 最近はJリーグ側が川淵前チェアマン(現会長)、今の鈴木チェアマンの固い意志の下に、2005年を目指して、各クラブフロントとその上部関連会社(オーナー会社幹部)へ下準備や説明(啓蒙?)を進めてきた経緯がある。 個々の情報開示については未だに反対する、例のあのクラブもあり、実現していなかったのが現状。 今後の個別開示のためには、クラブごとに異なる費用項目の調整も必要だが、一番の問題は、古い体制と古い意識の企業からの天下りの一部のクラブフロント幹部の意識改革にある。 鈴木昌Jリーグチェアマンは「もっと開示するという前提で、1年かけて検討したい。(経営状況については)野球であれだけ問題になっているが、基本的に情報開示はした方がいいと思う」と控えめながら強い決意のコメント。 昨今のプロ野球赤字縮小問題とそのストライキ問題が、Jリーグクラブ経営情報開示への追い風となった。経営情報公開反対派のクラブフロントの声が小さくなっていったという。 川淵、鈴木の2代のチェアマンらの努力が一つの区切りを向かえる日も近い。もちろん理想に向けて改革は不断たるべし。 ※ 他山の石以(もつ)て玉(たま)を攻(おさ)むべし よその山から出た粗悪な石も自分の玉を磨くのに利用できるの意から、他人のつまらぬ言行も自分の人格を育てる助けとなりうることのたとえ。
2004年09月21日
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Jリーグクラブ 23チームが黒字と発表。前年より6チーム増えた。 前年より6チーム増・・・確実にJリーグJ1、J2とも日本全国にファンを増やし、発展して行ってるのがわかる結果だね。 Jリーグの発表では、J1の15チーム(神戸は対象外)のち14チームが黒字。まあたった一つの赤字クラブのあそこはしょうがないとして、これはすごいことだね。 15チーム中14チームの黒字。Jリーグ全体では全28チーム中、23チームが黒字で黒字率は82%。J1が財務上、健全に成長して運営されていることの表れ。今後もますます、発展すること間違いなし。 無借金クラブも11クラブに上った。Jリーグブームからバブル後、多くのクラブがメインスポンサーからの借金を抱えていたことから考えると、すごいスピードで借金を返し終わったクラブが多いことが伺える。 このことからも、客観的にビジネスとしてみても、Jリーグクラブは投資対象としても優良。投資するべきエンターテイメントとして今後もクラブは数、質とも拡大するだろう。 Jリーグを作った多くの先人たちの苦労が報われつつあるね。-------------------------------------------------- 2003年度Jリーグ経営状況開示 記事詳細 Jリーグは21日、J1、J2の各クラブの収支など経営状況を発表。公表された平成15年度Jクラブ情報開示資料は「クラブ別の売上高規模分布」「チーム人件費と売上高の比率分布」「営業収入総額の推移」など18項目の情報を開示。 各クラブ別の状況は公表されず、全クラブの平均などが公開されただけだが、全体では赤字クラブが減り、経営が改善されていることが示された。 クラブの情報開示は経営の透明化を狙い、99年から始まった。Jでは98年に横浜フリューゲルスが経営難に陥り、横浜マリノスに吸収合併される事態が発生。 それを契機に当時の川淵チェアマン(現日本協会会長)が先導する形で00年から売上高や経常利益、借入金などクラブの収支状況などの概算を開示。第3者機関である経営諮問委員会も設置して調査を義務づけている。 J規約でも健全経営の条項が盛り込まれており、リーグ主導で、経営の安定化を図ってきた。 2003年度については、経営破綻(はたん)した神戸を除く、27チームを対象に数字を出した。クラブ別の経常利益では、2002年度に黒字を出したのは、J1で11、J2で6の計17クラブ2003年度はJ1で14、J2で9の計23となり、全体で6クラブ増えた。 4000万円以上の利益を出しているクラブは02年/03年度とも計14クラブ。経常利益上位(順不同)は仙台、磐田、名古屋、京都、ガ大阪としている。 赤字は4クラブで、前年度から7クラブ減った。 営業収入の平均はここ数年J1が27億~28億円台/J2が8億~9億円台と大きな変化はない。入場、広告料などの収入も大幅に変わらない中、黒字クラブが増えたことに関して、Jリーグは「身の丈経営」「健全経営」の達成を強調している。 実際、売上高に占める人件費の割合が50%以上のクラブは、2002年度の11クラブから2003年度は5クラブに減少。選手らの人件費を抑えるなどの努力が表れているようだ。 ※プロ野球界で近鉄とオリックスが2003年度の決算報告として38億8000万円と37億円の赤字額を公表したがこれは異例なこと。 プロサッカー界では、未だ情報開示に反対するクラブもある中で、鈴木昌チェアマンは「野球界のようにいきなり合併とか言われても困りますから来年からは(クラブごとの数字も)開示するように検討する」とリーグ全体の足並をそろえた。 危機的状況になってからでは遅く、Jでは財務状況を財務状況をガラス張りにして経営難を未然に防ぐことも狙い。以上
2004年09月20日
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前半カシマに4-1で折り返し、うっほ~、奇跡だぁ。と、思って売店へ。後半追いつかれる。鈴木隆行(日本代表FWね)にハットトリックくらうって・・・。 4-1のリードを守れず、引き分けて帰る愛野駅までの長い道って、敗戦のような重々しさだったよ。いつも混んだ電車が嫌いなのに。 さて、不安定な天気の中、キックオフ。連敗に直に反応したのか日本のクラシコなのにエコパでお客さんは少なめ。 お決まりのセオリー早くも炸裂。DFのギャップを突かれ、前半早くもFW鈴木隆行にヘッドで先制される。 お~更迭後の今日もいつものジュビロかよ。 しかし、ジュビロ鈴木政一新監督が右サイトに期待の河村を布陣して守備だけでいいと指令していたようなため・・・ボランチの福西と服部が安心して攻撃参加して暴れまくる。 ジュビロこれまでの鬱積を晴らすように怒りの4ゴール。福西、藤田、中山、前田の連続ゴール。あ~サッカーファンの幸せを噛み締めた。ベテランの体力の回復と河村が福西、服部の上がったスペースを絞ってよく守備してくれたからこそ。 後半は天国から地獄やね、まさに。 あ~ここまででいいですか。・・・ダメ?あんな鈴木隆行見たこと無い。あんなジュビロは近頃よく見てる。鈴木、金古、鈴木と決められ4-4の引き分けに。 カシマ相手に勝ち点1はまずまずなのか。いや前半大勝、後半大敗。やっぱ調子悪い両者でもこのカードはクラシコだった。地上派全国ネットしたTBSも喜んでるだろうなぁ。 後半前田がハンド、2枚目イエロー退場。ここから若い菊池と成岡が交代で入って、バランスガタガタのジュビロに逆戻り。 こうまで分かりやすいものは無い。ベテランメンバーが揃って復活した前半のジュビロ。若手がはいって1人少ないけどまたバランス取れず、フォローちぐはぐの若手ベテラン混合のジュビロ。選手のいいわけコメントは「1人減ってメンバーが変ってからおかしくなった・・・」予想付いちゃうよ。 ・・・前半のジュビロを続けられない。だって完全優勝の時のベテランばっかりの布陣なんだから。後半の布陣(前田がいて11人)で勝ってこそ本当のチーム力。 今日遠征のカシマサポーターが、あらためて、「最後まで諦めてはならない」ってことを学びましたね。 N-BOXの完全復活を鈴木政一監督で観たわけですがお腹いっぱいです。しばらくはこのやり方を続けて勝ち点を稼いでいくと思います。が、降格の心配が無いこのステージこそ、若手を積極起用し、再構築すべきです。それは次の山本の仕事とか悠長なこと考えてはだめ。過去に戻らず今すぐに~。
2004年09月18日
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JFA(日本サッカー協会)がU-15(15歳以下)の世代の女子選手の育成を目的に発足させた「スーパー少女プロジェクト」が17日、福島県内の合宿でスタートする。 女子は、協会も気を良くしたのか、何でも、「なでしこ」、「なでしこ」と名前がつけられ始めた。女子の国内リーグの「Lリーグ」も「なでしこリーグ」になって、これからもずっと女子代表は「なでしこジャパン」を続けるそうだ。しかしながら今、世間では「なでしこ」というと現金なやな女のことを指していう言葉になっている。以前松島奈々子がスッチー役の「やまとなでしこ」というドラマがあったせいかな。 ともかく女子の強化のために合宿が始まった。今回は特にGKが注目されている。 協会が素人を募集してからこうなった。自薦22人、協会推薦2人の24人が応募し、バレー、バスケット、陸上の経験者ら16人が参加。下は12歳の小6から上は協会推薦の16歳の高1、福島、山形から広島まで全員初顔合わせの少女たち。う~ん。女子の伸びシロは大きそうだ。 講師役にはあのヤマゴーこと日本代表GK山郷のぞみ(俊敏な29歳)。 このようなサッカー未経験でも将来性が認められた選手に対しては、自宅に近いLリーグ(なでしこリーグ)クラブを推薦・紹介するなど、協会が全面的にバックアップしていくという。 今回の合宿は20日までの4日間。今後は、来年3月までに3回の合宿が予定されている。 なでしこジャパン・・・ようやくいろいろなことが始まった感がある。まあこの一連の動きをきっかけに全国に女子サッカー部や女子サッカークラブが出来たら素晴らしい。ママさんバレーに負けるな、ママさんサッカーとかもいいぞ。
2004年09月17日
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ビエルサ監督が突如辞任した。 とにかくジュビロ桑原監督更迭にも驚いたが、こっちも驚いた。 ビエルサ監督・・・ワールドカップ2002大会でアルゼンチンは南米予選をぶっちぎりのトップで通過しながら、本大会で予選グループ敗退。経済危機のアルゼンチンの中、アルゼンチン国民はこの屈辱的な結果をすべて、すましたインテリ気取りのビエルサ監督の責任にし、自国の代表選手を心から嫌ったほどだった。 しかし、ビエルサは監督を辞めなかった。協会からも南米予選での好成績があったため続投を要請された。これに対してまたアルゼンチン国民は反発。すましたビエルサ代表VS国民の何ともいえない関係は続いた。自国の代表を応援したいのに、応援できないというアルゼンチン国民たちはもモヤモヤした状況にあった。それでも代表が試合を行えば必ず試合はみるわけだが。 そしてビエルサは見事に名誉挽回を果たした。A代表ではなく、オリンピック代表の金メダルという結果だ。忙しくて直接指揮をとれないこともあったが、アテネで圧倒的な試合内容を続け優勝し、アルゼンチンに金メダルを持ち帰ったチームを作り上げたのは間違いなくビエルサだった。 9月14日、マルセロ・ビエルサ監督は疲労を理由に突然辞任。「次の試合の準備に入ったとき、以前はあったエネルギーがなくなっていたことに気付いた」 現在行われている2006ドイツワールドカップ南米予選では4日にペルーを3―1で下し、ブラジルに続く現在2位。「予選の状況が芳しくなければ、こういう決断はしなかった。今が理想的な時期だと思った」 激しい国民の批判やプレッシャーによく耐えてきた。名誉ある引き際を探していたのだろうか。オリンピックでも南米予選でも評価が上がり名誉を回復したこのタイミングを待っていたということなのか。49歳とまだ若い。その手腕を日本で発揮してくれないかなぁ。ダメもとでジュビロ次期監督とか。(だってフェリペも元ジュビロ監督だよ)
2004年09月16日
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来年2005年Jリーグオールスターは、大分ビックアイでの開催が決まったね。 これは紛れも無く本決まり! 初の九州四国中国地方のひとには観戦旅行しやすい場所となったのかな。大分県なら愛媛県の南宇和高校のある南予地方(宇和町、宇和島市、大洲市など)からも船で四国側から九州側に渡ればすぐ。だから今までのオールスターと違って、いろいろな変化に飛んだ地方の人が観戦に訪れるかもしれないね。観戦ツアーとか四国中国地方でも積極的にやってほしいな。 大分の人はほんと待ち遠しくて幸せだね。
2004年09月15日
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クビで終了、そういう問題じゃないだろうが。 この期に及んで全ての責任を監督に押し付ける形で、松崎社長以下フロントは桑原監督の解任を決めた。 代表で選手を取られ、代わりのバックアップを長年育ててこなかったツケが今に出てきたのであって、今のこのような成績は監督の采配ミスというような短期的要因から起こったわけではないはずだ。 かつてジュビロを優勝させアジアチャンピオンにまで押し上げた桑原監督に対し、成績不振でリーグ序盤で更迭という、このやり方はどうも腑に落ちない。 問題は、選手、監督スタッフ、フロント強化部の3者にあって、監督だけに責任を取らせるのはおかしいと思うよ。 とはいえ、桑原監督の第一次政権時代の責任もあるしもうクビになってしまったことに抵抗するつもりは無い。 世界のサッカー界で成績不振時にいつもある、「監督を生け贄」にしてチームをまとめようという力が働いたのだ。 これで一段落付け、選手にも奮起してもらうというところか。しかし、シーズン終了後、このままでは終わらせられない。プロクラブとして、松崎社長以上の運営のできるプロスポーツマネジメントを修めた社長の人材はいるし、選手たちの移籍や、年俸面でも厳しく対処されるはずだ。しかも、A代表に選ばれた選手には優遇する面を残して欲しい。そうしないと『代表に選ばれなかった方が良かった』というふうになりかねないからね。 外からいろいろ言わせてもらうと、キャプテンもボランチ服部からGK佐藤洋平に交代させて欲しいし、システムも、もう、名波を中心としたN-BOX派生タイプは今後、若手新人には難度が高く、人材もおぼつかなく、一人欠けても構成できないこのシステムにもう未練は無いよ。 後任の鈴木政一監督就任だが、この人がいて良かった。皮肉にもご本人のプロ監督への消極さからヤマハ職員のままいたために他のクラブの監督にならず、これまで強化部長をされていたわけであるが。考えてみれば、責任は桑原氏と一蓮托生であるべき部門のお人だが。 桑原監督更迭はクラブフロントのサポーターへのアピールなのか。結局何がこうなった理由とはクラブは公式に分析発表していないじゃないか。桑原監督の選手起用に問題があったための不振ではないだろうに。要因はこれから分析するという態度ではなく、これまで何年も言われてきたベテランメンバー固定のツケが今回噴出しただけなのに。 フロントは自分達も、いつかこうなることは分かっていたくせに。それなのにそこを指摘し、模索した柳下前監督を懐柔しようとし、結果、柳下氏は新天地に逃げ、また仲間内の人間を監督再任にするから、いつまでもファンの気持ちもモヤモヤなのだ。その辺は今回もあいまいなまま進んでゆくよ。 だからまたも私は、歯に衣着せぬ暴れん坊の吉田光範(元オフト日本代表ボランチ、柳下監督時のコーチ)氏の監督就任を望むよ。山本昌邦(元アテネ五輪監督)氏にして短期的視野にばかり立つフロントとの考えの違いを押し切れるのか。
2004年09月13日
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昨日のこの日記からの派生した内容です。 なぜ、今、出てきたのがDF菊池やFWカレンやMF成岡なのか。昨年、一昨年レギュラー取りかと思われたボランチ河村やDF上本大海や川口信男、はどうしたのだろうか。代表帰りのかなり疲れている田中誠を無理に使わなければならないほどDFの選手層は薄いのは何故か。 FW高原がドイツへ移籍し、FWゴン中山が怪我をして、FW久保獲得競争にマリノスに負けたから、FW前田遼一がジュビロでFWとしてレギュラーで活躍できるほど成長した。試合に出なければチャンスを与えられなければ、結局どんな良い選手も成長しない。過去にジュビロに契約して厚いレギュラー陣の壁に試合に出る機会の無いまま去って行ったルーキーがどれほど多いことか。湘南に移籍させたりJFLに入ったりしている選手も多いが、完全にプロを辞めた選手も多い。 やっぱり若手は使っていかなきゃならない。例えその時点でベテランより実力が少しばかり劣っているとしても、それは経験の差があるから当たり前のこと。 それにベテランも簡単に引退してはならない。契約年俸が8000万円から80万円になっても、J2、JFLまでと、こだわらず、これまでの蓄えで生活できるのならJリーグ入りを目指す地域リーグ、県リーグのクラブは数十クラブ以上あるのだから、どこまでもリーグを落として40歳ぐらいまで現役でプレーを続けて欲しい。それが本来のリーグピラミッドの姿だし、日本サッカーの人気や発展にどれほど寄与するかわからない。 解説者や指導者、監督になるのはそれ向きの一部のひとだけがなればいいのであって、貰える金額、報酬が少なくても現役ということには特別に尊い意義がある。 プロを辞めたと思っても、サラリーマンをしながら週末は県リーグの現役選手として活躍している姿などがあれば、理想だし、ファンとしてもこの上ない身近な喜びだ。 だから何が言いたいのかというといろいろあるが、選手は流動的でなければならないと思う。クラブとは所属リーグに関わらず、選手の入った「箱」なのであって、その「箱」を必死で応援するのがファンであるはず。その箱には選手よりも歴史とか、主義とか、美学とか、地域性や、愛情などの形の無い目に見えないものの方が重要となるはずだ。 日本で、「箱」より、中に入った一選手が大事なファンが多いのは、まだ箱の美学を尊ぶ歴史が浅いからであって、本当は一選手よりも、「箱」の歴史とか、主義とか、美学とか、地域性や、愛情などの目に見えないものが重要になってくるものなのである。もちろんそれを作り上げてくるのがファンサポーターと所属選手である。 そう考えると、「箱」クラブの今年来年の優勝よりも、歴史や主義などの方が遥かに大事なのである。だからこだわって相応しい選手を獲得しなければならないし、優勝争いしたり下部リーグに落ちたり、消滅の危機や新スポンサーの出現を繰り返すクラブより、毎年トップリーグに居続ける万年中位のクラブの方が比較すれば遥かに素晴らしい。 だからトップリーグ中位・上位に居続けられるクラブにするためには、短期的な判断をしてはならない。長期的な長期的な判断を繰り返し、100年200年というクラブの歴史を創造していかねばならない。 おのずと熱烈で多くのサポーターを持ち、地域社会にしっかりと根を下ろし、中小幾多のスポンサーを得、下部組織ユースやJrユースを充実させ、スタジアムも魅力的なものでなければならない。そうすれば、自ずと優勝という功績は将来の数年のうちについてくるのである。 日本でそういうことを叶えようとしているのは、鹿島アントラーズであり、浦和レッズであり、あと、仙台や新潟や札幌、ジェフ千葉だってなかなかいいのかもしれない。 それからするとジュビロは大間違いなのである。老朽化した小さな小さなスタジアムで、多数の選手をスタメン固定し長年保有して、下部組織から名選手が出てきておらず、磐田・浜松など静岡西部のファン数は伸び悩んでいる。このようなことでヤマハから離れ独立採算制など、どうしてできようか。 将来を見越してクラブ「箱」を発展させることが出来てない、所属する今の選手たちによってのみ、支えられている悪い方の例のクラブだ。やがて今のベテラン選手たちが数年後、一気に去ることになるが、そうなったら思い出以外何も残らない。昔は良かったなぁと、皆がいうクラブになってしまう。 柳下前監督と意見を異にしておきながら、今頃になってそれに気付いた桑原監督は、河村や川口信男らに見切りをつけたのか、中間を飛ばして、カレンや成岡、菊池らの世代を育てる、背負って立つと何度も発言し、急に多くの時間、試合に出すようになった。 しかしジュビロには、河村ら1970年代後半生まれの選手が、これまでのスタメン固定の弊害でごっそりといない。だから、カレンら10代~20歳らの若手と10歳も年齢差のある服部ら30代ベテランの、両極の塊が、上手くかみ合って行くはずも無い。 だいいち、話がなかなか通じない。10歳違いだと、親子でもないし兄弟でもないし、友人にもいないし。 やっぱり各年代バランスよく選手を起用してくることは長期的に観ると非常に重要だった。ジュビロがここから数年のうちに世代交代しなければならないのは相当きつい。ベテランに長く頑張ってもらうことと、若手の急成長、両方が必要になっている。 これら全て、ジュビロがクラブという「箱」の視野に立てなかった、長期的見地に立てなかった結果なのだ。
2004年09月12日
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負け続けて、ついにマリノスに3-0の完敗。こんなに情けない想いをしたのは何年ぶりかな。 そう1999年の2ndステージもこんな感じで酷いもんだった。しかも今と同じ桑原監督のシーズン。 あの時は1STは優勝、2ndは開幕していきなり、マリノスに負け、清水、セレッソに連敗と開幕3連敗。最終的に2nd ステージは5勝1分け9敗で勝ち点15で16チーム中12位。(あ~今データ見て思い出してきたけど、酷かった。結局あの時はベルマーレ平塚とアビスパ福岡がJ2に降格して、2ndだけならジュビロも最下位争いして在留争いしてる感じだったからね。 あの時も今も1STステージに勝ち点を多く稼いでいたから、降格は免れたけど、今、桑原監督と選手は5年前と全く同じ轍を踏んでいるみたい。 今のジュビロに見えるのはお互いのミスをアキラメ顔で、無言で責め合う姿。 スーパーサッカーでは解説の水沼さん(マリノスOBドリブルラー&美ボレーシューター)に 「ひたむきさが見られない」と言われてしまった。まあ、その通りですが。 自虐的に、付け足して言えば、要因にはチーム内のベテランと若手の溝があるように思える。 大げさに言えば、若手に対して試合中も冷たいベテランの姿がある。 若手もベテランに対して自分のこと自分のエリアをプレーするだけで精一杯 と、いうより、それ以上の助け合いに消極的な部分がある。 例えば、ある若手が、相手が来たのに判断が遅れて追いつけなかった場面。あるベテランは、あぁまたお前ねって感じで目も合わせずタメ息をついて次のプレーにいそしむ。 その場面、それは絶対におかしいと思う。自立とか自分で責任をとるとかそういうプロ感覚と、ミスしても助け合う、ミスしそうな場面、瞬間の選手にそれを予測してサポートに行ってやる、スペースを埋めてやる、マークを剥がしてやる、無駄に思える動きの一つ一つを丁寧に補い合うこと、それがチームであるしサッカーであるはずだ。 名前を出して言うと、その前兆は昨年2003シーズンからあった。ボランチ服部やDF鈴木秀人らの敗戦のコメントに「(代表で選手がいなくて替わりに若手が入って)いつものメンバーじゃなかったし・・・」というのが何度も出てきていた。(名波の場合は、気を使うし優しいから口に出さなかったが同じようなことは思っていたんじぁないかなぁ。) 最初はこれらの発言を追いかけながら嫌な感じがしただけだった。しかし、何ヶ月も経つほど、意味深くなっていった。 ジーコジャパンに(田中誠、福西、藤田、西)選手が選ばれ、残った選手に若手を加えて、アジアクラブチャンピオンズリーグに挑み、予選グループ敗退、Jリーグでの敗戦と、負けたときに常にベテラン選手たちのチーム状況分析(いいわけ)としてそれがあった。 サブの若手のレベル(戦術理解実行力、個人技術力、選手としての姿勢、生活・練習への取り組み)がレギュラーベテラン組に比べ大きく低いから。そしてジュビロスタイルのBOXの網が掛からなかったことの理由に「いつもと同じメンバーじゃなかったから」というのが、複数のベテラン選手のコメントにあった。 「(毎年次々と入ってくる)若手に見られるサッカーへの取り組みの怠慢」それは事実だがしかし。 このままではチームが危うくなるという高い視点に立ち、お節介でも何でも プロとしての怠け者 を怒鳴り続けてでも、ベテランが若手に執拗に接するべきだった。そう、ドゥンガが、かつてそうしたように。今思えばドゥンガは変った人だったなぁ。 この事にもっと早く気付くべきだった。 先のベテラン選手のみならず多くのジュビロレギュラー選手たちは、ストイックでない選手に「勝手に潰れていけ。俺たちはプロだから何も言わない。」という態度を取ってきたし、地元TVにもそう言ってはばからなかったこの数年間だった。「若手選手を育てるのは若手選手自身とコーチ。選手(俺)じゃない。」それはたしかにそうだろう。 しかし、そんな若手も怪我や代表で抜けたベテランの替わりに試合に出る。その時、システムに不慣れだから、もっと言って下手クソだからといって、チームメンバーに認めてすらいないような試合中の態度は行き過ぎで、それならばもう負けて当然の状態だ。 この1990年代後半からのベテランレギュラーとサブ若手という年齢の開き、その実力差が大きく付いてしまったこと。ジュビロは近年のマリノスのようにバックアップのサブもレギュラークラスのベテランを次々と獲得して優勝するというクラブの財政状態じゃない。 だから、ベテラン選手にあれこれ若手選手を揉ませながら、絡ませながら成長させ、ベテランは少しずつオファーのあるクラブに移籍させながら、若手を試合に出して運営していかなくてはならないと思う。 そこが柳下前監督と桑原監督とのクラブの方向性に対する考え相違だったし、これまでカシマが苦しんでやって来たことだったと思う。 11年前、ベテランのジーコ選手はカシマで若手を好き勝手にやらせて潰れるのを自業自得だと放っておいたことが一瞬でもあっただろうか。 6年前ドゥンガだったら毎日ガミガミ怒鳴って、若手の腹を殴って、まず、栄養管理ノートや時間割やをやらせていたんじゃないのか。そんなルーキーがいたら情けないが。 結局「ベテランを脅かすサブが出てこない」こと、「レギュラーが揃わないとシステムが成り立たず、網に掛けられない」チームとなったのは、そのレギュラー選手自身のせいでもあるんじゃないのかな。 選手たちは、存在感の薄い下部ユースや、クラブ運営の松崎社長や、桑原監督のせいにばかりも出来ないんじゃないかな。全て自分たちのせいで回り回って戻ってきたことだと思う。 次のカシマ戦に必ず勝てとは望まない。ジュビロスタイルやBOXシステムなどもう出来なくてよい。たぶん今やっても90分間網を張るなど絶対維持できないと思う。逆にベテラン総動員で無理してやっても最終的に良い結果にならないと思う。 チームワークや直向な一生懸命さを見せてくれればそれでいい。それさえ出来ればそんなに悪い結果にはならないと思う。そこが無ければもうサッカーですらなくなっていると思う。スタイルやプライドや質やモダンよりも、今は、上を向き手ごたえを感じられる単純なサッカーの方が絶対にいい。
2004年09月11日
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9月9日沖縄かりゆしFCは全選手の契約解除、加藤監督も辞任となった。 現在地域リーグ(九州リーグ)で戦っているが、JFLに昇格し、そしてゆくゆくはJ2リーグ入りを目指していた沖縄かりゆしFC。 9日、かりゆしFCクラブ社長によると、今季限りで加藤久監督兼GMが辞任し、全27選手も退団すると発表した。 来年1月限りで撤退する主力スポンサーの株式会社かりゆし(本社・那覇市、観光ホテル業他)に代わる新スポンサーが見つからなかったため。 しかし、沖縄かりゆしFCは存続し、サテライトやユースなどで活動を続ける方針。 これで全選手は他クラブへの移籍を模索することとなった。沖縄かりゆしFCは九州リーグに所属し、9日現在で2位とJFL圏内の好成績。 記憶に新しい2002年には初参加で九州リーグを制覇したが、その12月にはラモスの解雇により、選手19人が退団するトラブル。 加藤氏を招いてチームを再建したシーズンだった。トップチーム崩壊でも、かりゆしFCの存続が決まっているのには沖縄サッカー協会や地元商店などの支援があり、下部組織のサッカークラブに通う少年たちと父兄があるためだと思われる。 沖縄かりゆしFC(URLはメインスポンサーの(株)かりゆし内なのでいつサイトが移動するかわかりません)※チーム名の由来 『かりゆし』とは沖縄地方の言葉で「幸せ」「縁起がよいこと」という意味を持っています。沖縄県民一人一人に幸せを運び、活力を与えるチームであってほしいという願いと、沖縄に幸せをもたらす子供達を一人でも多く育てたいという気持ちを込めて。
2004年09月10日
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日本で開催されているU―17アジアサッカー選手権。 第5日は9月8日、静岡・藤枝総合運動公園などで1次リーグA組とB組の最終節を行った。 A組の日本は、すでに決勝トーナメント進出を決め覇気の無い中国に3―1と逆転勝ちを収めた。 しかしブループ2位争いの苦しい日本。勝ち点と得失点差で並んでいた北朝鮮がタイに4―1と大勝したため、A組3位となり、決勝トーナメント進出を逃してしまった。これで2大会連続でU-17世界ユース選手権出場はならなかった。 自国開催でありながらグループリーグ突破さえならないU-17日本代表。 日本は得失点差1で敗退(北朝鮮がタイに4―1と大勝したため)。 中国戦は、後半ロスタイムにFW喜山のゴールで3―1とした。 この時点では誰もが決勝トーナメント進出を信じたが、布監督はベンチで「あと1点だ」とゲキを飛ばしていた。 この試合同点ゴールを決めたMF青山は「ベンチが(落胆し)崩れていたのを見ても、信じられなかった」とぼう然と立ち尽くした。 布監督のコメント「このチームの公式戦はこれが最初。1戦目は緊張。2戦目は先制点を取って気が緩んだ。プレッシャーが厳しい中、選手の力を引き出せられなかった」 また日本人の子ども世代特有の甘さがでたということか。しかしクラブ育ちの彼らには期待していたのだが。今後は結果という厳しさがより求められる。
2004年09月09日
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前半45分、左サイドからドリブルで持ち込んだ三都主がサイドを崩してシュート→GKナンディがはじいたボールを鈴木が左足で決めゴール。 流れの中からゴール。できましたね、相手はインドとはいえ、意識して攻撃のかたちをトレーニングしてこないと出来ないであろう得点が何点かありましたね。 いやぁ、10万人入ったスタジアムの雰囲気、停電、インド代表のカッコいいユニフォーム、どれも観ていて良かった。 後半14分に小野伸二がFKを直接決めるなど、アジア大会の中村俊輔の存在感の替わりに、いや並び賞されるごとく、別のリズム、持ち味を発揮して活躍してくれた。 まだまだ伸二はあんなもんじゃないよね。こらから、これから。最終予選(2次予選)が楽しみになるよ。まだアウェイのオマーン戦が残っているから気が早いけど。 後半27分、FW久保からパス→左SB三都主がクロス→MF福西がGKと競りヘディングシュート、ゴール。 日本、福西が3点目を決めた。 後半41分、小笠原の右CK→ゴール前に山なりのボール→中沢がヘッドで左の宮本へ擦らしてパス→宮本が右足でシュートぉ 日本4点目。 世界の統計では全ゴールの30~40はセットプレーからのゴール。 だから、日本代表の攻撃がセットプレーばかりとは思えない。(「ゴール」はセットプレーからが多いが)今日は半分が流れの中からサイドを崩してのゴール、いや良かった良かった。 後半停電になっていたら15分やったら終了とか、オマーンとの得失点差争いの上で大量得点できるかそれだけが心配だったよ。照明も最後まで切れずに良く頑張ってくれた。 (え、そんなオチいらん?)
2004年09月08日
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頭の痛い問題。TVで試合を観ていてもつらかったので書くのも逃げていたような問題。 アジアU-17選手権 日本は予選敗退決定。2大会連続本大会出場逃す。 布監督が率いてもあのようなガッツがプレーの成功に結びついていないチームに。このような批判は言い過ぎなのかもしれないが、北朝鮮に引き分け、タイに完敗するようなチームでは擁護しかねる。 2大会連続本大会出場逃す・・・。同じグループで対戦した 北朝鮮の選手たち、意外にも良いもの食べていそうな良い筋肉をしていたが、聞いたところによるとスポーツエリートでも栄養面ではそうでもないそうだ。トレーニングを繰り返しついた朝鮮民族特有のしなやかな体、筋肉といった感じでいい環境があればもっと強くなるのに、というところだ。 タイ選手には最近の強化、成長が目覚しい、タイ経済であっても、タイの国技であるサッカーであっても成長は目覚しい。かといって日本以上のA代表の実力になるとは思えない。 U-17日本代表には試合を決める中心選手という存在も、TVで観た試合では粒が小さく観えたし、なにより北朝鮮にも玉際で競り負けたり、奪われたりしていた積み重ねの試合というのはいかがなものか。 ジュビロユースからも選手が出ていたのだが、この年代、ただ勝つための指導をしていなかった時期だとしても、このU-17アジア大会程度のクラスでグループリーグ敗退というのは、アジアのレベルが上がったというより、選手個人個人の大会に対する取り組みや位置付けというものが出来ていなかったのではないかと懐疑的になってくる。 いったい選手たちはプロへの階段というものをどう捕らえているのか。なんかヌルイものを感じる。高校選手権の方が人生をかけて真剣に取り組んでいそうに思えてならない。
2004年09月07日
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ジーコ監督がインド戦に、FW柳沢と司令塔中村俊輔を最初から呼ばなかった。 今までのジーコ監督からすると、意外。熱出してても、怪我人でも、チームに同行することを望んで招集してたから。 相手がインド戦ということと、何より、この前のアジアカップを海外組みを中村俊輔だけで、優勝できたことに、自信を持ってのことだろう。 勝敗は日本の勝ちは間違いないだろうが、問題はオマーンとの得失点差。インド戦でいかに大量得点できるかだが。 まあ、アジア大会は俊輔のFK、CKからセットプレーでのゴール。今回は小野伸二がいる。伸二が、そして他の選手が良いボールを供給すればいい。その力、技術も充分あるだろう。日本の世界的レベルにおいて優れているところはその選手の持つテクニックなのだから。 とにかく大量得点で勝って欲しいが、後半はサイドを崩して流れの中から得点してくれると思う。相手が相手だし、これまでそのこと(流れの中からの崩してゴールが少ないこと)での批判も多かったからね。
2004年09月06日
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一万人には僅かに届かなかったが、「お客さんがたくさん入って、ダービーも制して良かった、大成功」というに充分な成功を収めることが出来た模様です。 今の鳥栖にあってアビスパ福岡に1-0で勝つことが出来たのは大きかった。 この流れを汲んでか、10月3日の水戸戦(県総合運動場)佐賀県サッカー協会は加盟の全三百チームにチケット購入を呼び掛け、水戸戦に約三千人を動員する計画を進めているという。 佐賀県庁から中心に発足した「佐賀県プロサッカー振興協議会」が(県、鳥栖市、県サッカー協会が中心となり、四十九市町村をはじめ農協や商工団体など八十一団体)集客UPにつながる人海術を継続していくということです。 鳥栖の減資問題の反対派株主のコメントがTV FBSの「目撃者」でで取り上げられたりして、この関連をここのサイトでも取り上げてきたが、世間でも公平な雰囲気ができてきたように思う。 状況はもちろん厳しいが、サポーターがもがいて「Road to 25、000」という集客イベントを始めてからというもの、状況が好転してきたと思えるのだ。 ヴァンフォーレ甲府も過去、2002年キャパ満タン の観客動員成功の前後あたりから、大きく流れが変ったと聞いている。
2004年09月05日
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ジュビロ磐田の世代交代に向けジュビロユースから6人昇格することとなった。 ジュビロユースでは大量6人が、来季にむけトップ昇格することが内定した。U―19日本代表DF森下俊らで、クラブでは過去最多の昇格人数となった。 地元静岡県出身者はFW岡本だけなのがさみしいが、5人は中学生のときにスカウトされてきた県外出身選手。 現在ジュビロはプロテストを行っていない。完全に選手全員が全国を回るスカウトによる獲得。 鈴木政一強化部長は「世代交代はチームにとってポイントになる時期を迎えている。とくに今年は有望な選手が多かった」とコメント。 経費のかかるわりに掘り出し物が少ないテストより、有望株をできるだけ早期獲得して育てるやり方がついに総決算となるか。 福西らは高校時代にジュビロからオファー。卒業直前にジュビロと契約。ジュビロには寮もあり地元高校に通わせながら中学卒業時や高校在籍時代に磐田市に引越しさせることも多く行われている。 欧州や南米並みに下部組織制度を充実させていく。ブラジル等には広大なクラブ内に中学や高校、売店、散髪屋などまであるが、将来的には日本にもそういったクラブが現われるだろうか。
2004年09月04日
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西(日本代表、右サイドMF、ジュビロ、24歳)の長期離脱が決定した。西はジュビロの第2ステージでチームの4得点のうち3点に絡んできた。 まえにも手術のおこなわれた右ひざ半月板内側の部分除去という手術だった。以前は5月12日の横浜マリノス戦で右ひざを痛め、半月板外側の除去手術を行った。これで外側と内側の半月版を除去という事態に。 この外側ときは回復が早く、1カ月後の6月12日の市原戦に途中出場して決勝点を挙げる活躍。日本代表にも復帰し、アジア杯優勝に貢献。 しかし、帰国後に同じ部分に痛みが再発した。8月29日の浦和レッズ戦では万全の状態ではないまま復帰し、ゴールをあげるが、後半44分、自ら交代をアピール。 9月1日にMRI検査を受け、この日手術に踏み切った。 おもえば西がぬけてからジュビロはおかしくなった。右サイドの選手が固定せず、問題が広がった。成岡を左にいれて左の藤田をもってきたり、若手FWのカレンを入れたり、途中で森下をいれたり。 西の復帰は2ndステージ終盤から。
2004年09月03日
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それは、とにかく、寒い日だった。今から何年前になるかな、4、5年前のことだったと思う。 当時、私は神戸市中央区の古いマンションに住んでいた。コンクリートに囲まれた都会の灰色の空の中、ひび割れたブロック塀の間に潜むように、ひっそりと排気ガスの臭いの中で、私は暮らしていた。 スーパーで買い物をするのにも出来るだけ安いものを購入し、月の食費を切り詰めるような生活をしていた。一台分が5万円もするような駐車場代を払えるはずもなく、もっぱら2人乗りのスクーターで車の間をぬってアルバイトに、そして初めて持った自分の店へと通勤していた。 私の店はわずか7坪の宝石店、いや水晶屋といっていい、マニア向けの天然石売り場といった感じだった。最初の頃は無我夢中で寝ている間も疲れが取れないほど、ただひたすら突っ走ってきた。やがてお店から上がる売り上げの何パーセントかの私のポケットに入る金額、オーナーの報酬よりも、夜のコンビニで働くアルバイト代のほうが大きな収入になっている時間が続き、全てが重くゆっくりとしか動いていってないことに耐え切れなくなって、私はだんだん店に顔を出さなくなっていった。 城彰二(現横浜FC、元日本代表)が、青い青いマリノスのユニフォームを着て、神戸ユニバーを走っていた。メインスタンドの端っこ、最前列からちょっと前といったところだろうか、私たちは座っていた。 ヴィッセル神戸VS横浜マリノス 観客は1万5千人程だろうか、彼女は唯一自分が知っている有名人の城を目線で追いかけ、大げさに楽しもうとしていた。私といえば、やや暗くうつむき加減で観戦しているといった感じだった。 マリノスが左から右に攻める。城選手が右サイドに流れ、逆サイドからのロングパスを受けるとそのまま前方の開いたスペースにドリブルを始めた。ペルージャにいた頃の中田英寿が好むようなFWの動きだ。城がスペイン・バリャドリードにいたころはまだ記憶にある。 バルセロナ戦、カンプノウスタジアム。ペナルティエリア内で対峙したプジョルを抜き去ってのシュート。GKに弾かれ惜しくもゴールにはならなかったが、城らしいプレーであった。 シーズン途中の移籍にも関わらずチームに馴染んで、チーム戦術を理解し役割を果たした城。味方を活かし前線から必死のアプローチ、守備を徹底してやった城。体が小さいのに城のポストプレイ、ヴィクトルはそのボールを受けて点を取った。 そして VSオビエド 城の2ゴール。 監督の更迭と日本代表戦への参加での怪我、当時、海外クラブとの交渉経験が無かったマリノスが完全移籍にこだわって決裂、結局日本に帰国する破目になった城。 「Jyo~」・・・隣の席の彼女はいつのまにか身を乗り出して声援を送っていた。いや、アイドルに奇声を上げるように彼女はこっちを向いて欲しかっただけなのかもしれない。 それが彼女との最後のプライベートの外出となった。彼女は、私の天然石屋の共同経営者だった。ビジネスパートナー、そんな関係だった。 いつも、何かが連続して起こっている。突然の出来事のように思うのは、それが水面下で常に起こっていることに気付かなかったか、目をそむけていただけだ。 スタジアムにはいろいろな人が来ている。みんな同じことを考えているわけじゃない。 私は両クラブのどちらを応援するわけでもなく、大げさににはしゃぐような彼女にどう謝ろうかと考えていた。私たちは互いに目をそむけていた。その部分がいつの間にか抱えきれないほど大きくなっていた。 いつかへつづく
2004年09月02日
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フランス2部リーグのルマンにレンタル移籍したアテネ五輪代表司令塔MF松井大輔(23歳 元京都パープルサンガ)。 昨日8月31日に、ルマン郊外のミルザンヌにあるクラブハウスにて正式契約を交わした。背番号は「22」。 午前中にメディカルチェックとチーム練習を見学し、午後からホームの「レオン・ボレー」スタジアムを訪れた。 松井大輔選手のコメント「この街がとても気に入りました。何よりも自分にとって新鮮」 ルマンのトップ下は34歳ベテランのMFペイルラードが務めるが、ダニエル・ジャンデュップ監督は運動量を期待し、松井に注目しているという。 今日9月1日から練習に合流した。(ニッカン他)------------------------------------------------- フランス2部に行くぐらいならJリーグでとの声もあるだろう。しかし、リーグのレベルはともかくとして、ヨーロッパと日本では、やはりステップアップ、移籍チャンスの違いがある。 日本では横浜マリノス、鹿島アントラーズやジュビロ磐田などのクラブになると、入るだけでも非常に壁が高い。日本A代表に入れるぐらいの技術がないと移籍契約できない。ましてや試合に出るのはさらに難しくなる。 かりに、J1の他のクラブに入っても、いくら活躍してもまず、日本A代表に入れなければ欧州移籍は難しい。例えばJ2で得点王をとったとしても欧州ビッククラブへの移籍のチャンスは皆無といっていいだろう。 しかし、ヨーロッパであれば事情は違う。ドイツ4部リーグに所属していても試合記録が新聞に載るゴールという数字を出せば、すぐさまビッククラブ、準ビッククラブから注目される。日本にいるより遥かにチャンスがある。 だから上を目指す選手は、とにかく欧州のリーグに行きたがる。フランス2部がJリーグと同じレベルだろうが、松井が行きたければいいじゃないか。 フランス2部で活躍してスペインやイタリアの2部リーグに移籍しても、ステップアップだし、オランダやドイツのトップリーグに移籍できるかもしれない。そうやって注目され日本A代表に入れるかもしれないし、そうすればドイツワールドカップでピッチに立てるかもしれないのだ。 ただ、松井の今の実力、経験では険しい道のりかもしれないが、これからの成長しだいでは不可能ではない。松井の夢を応援しましょう。
2004年09月01日
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