タンザナイトについて

タンザナイトについて

硬度 6~7

タンザナイトという名称が広く知れ渡っていますが、
鉱物的にはブルーゾイサイトと呼ばれる石です。
1967年にタンザニアで発見された比較的新しい石なのです。
本来ならば、ブルー・ゾイサイトという名称が適切なのかもしれませんが、
ティファニー社が”タンザナイト”と銘々してマーケティングを行った結果、
定着して現在に至っています。
タンザニアで発見されたこの鉱物は、
キリマンジャロにそびえる夕暮れの夜空の色合いに似ていることから、
その名前がつけられたといわれています。

強いブルーカラーと多色性が特徴的な石です。
多色性とは、観察する方向によって異なる色を示す性質ですが、
タンザナイトの場合、バイオレット(青味が強い)に、
あるいは石を傾けるとパープル(赤味が強い)に見えます。
昼の太陽光では青光り、夜になると紫光りをすると云われ、
大変人気が高い石の1つとして挙げられます。
原産地のタンザニアでも良質なものの産出量は年々減っているといいます。



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