山口小夜の不思議遊戯

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2010年02月01日
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 今朝、娘を駅まで送る道々、受験生の親子の姿を何組か見ました。
 男の子には、やっぱり父親がついていくんですね。青木のみんなもそうでした。
 今頃は、試験が終わった頃でしょう。
 みんな、ほっとしていることでしょう。     

【先週木曜日に本当にあったちょっと不思議な話】

 本、とは物語を含んだ書物であることは言うまでもないことですが、本との出会いというのも、すでにひとつの物語になっているのかもしれないと、最近しみじみ感じます。
 前回のコメント欄で、オルゴールさんに本との出会いのエピソードを教えていただいたその日の午後、本当にあったちょっと不思議な物語─どうぞ聞いてください☆

 まず最初に、二年前に引っ越したこの街の、少し奇妙な偶然について語らせてください。
 以前の日記で、引越し先についての エピソード を書かせていただきました。出会うべくして出会った物件だったのだと、私は今も信じています。
 そして、娘が一年生に上がり、駅までの登下校の送り迎えをするようになったのですが、このルート上のとある家の表札に、スバリ楓の姓を発見したのです。
 皆さまご存じのように、楓の姓はそうありふれたものではありません。調べてみると、 361世帯 しかない姓なのだそうです。楓は実父の姉(つまり伯母)夫婦に引き取られていたので、実父の妹尾姓ではなく伯母の嫁ぎ先の姓を名乗っていました。となると、全国に361世帯しかない姓の表札の主は、あるいは楓の伯母の嫁ぎ先の遠縁に当たる方なのかもしれません(意外に近い血縁者だったりして;)

 しかもこの家、どっかで見たことがある…;
 「ねえママ。このおうち、うちとおんなじ!」
 娘の指摘に、私も我が意を得たりと頷いた。
 たぶん…施工会社が同じなのでしょう。家の外観から外壁まで、そっくり─笑。
 歩いて五分以上離れているので、こちらの楓姓の方が双子の住宅に気づくことはないと思われますが、私にとってはすごく不思議で、親近感あふれる事実発覚、といったところですv
 我が家は建売りではなく、注文住宅です。なのに、これだけ外観が似るということは、お互いの「シュミ」がとっても似ているのではないかと─しかも思いっきり楓姓だしウィンク
 こういうことって、あるんですね☆

 さて、本題です。
 その日、私は『オルゴール』という本のことを思いながら書店に向かっていました。
 道すがら、とある家の前に今日も小さな看板がかかっているのを見つけました。それは、通りがかるときにいつも気になっている看板です。手書きで、「こども図書館」と書いてあって、毎週木曜日の午前中に掲げられ、午後の早い時間にはもうしまわれてしまうのです。
 私はふと、今日は中に入ってみようと思い立ちました。
 紹介者もなく、通りすがりに家の人を見たこともなく、ましてや知り合いでもない─でも勇気を出してドアの前に立ってみました。すると、いきなり玄関の扉が自動ドアのように左右に開いたのです。いえ、実際に自動ドアだったのでしょう。そして、その向こうにはさらに重厚な扉があり、中から人の声が─

 笑い声です。楽しそうにおしゃべりする声。
 私は思い切って扉を開けてみました。
 日が燦々と差し込む小部屋の中には、車椅子の若い男の子。中学生くらいに見えます。そして、その母親らしき人。二歳くらいの小さな女の子。その若いお母さん。
 年上のお母さんが、小さな女の子に松谷みよ子の本の読み聞かせをしています。女の子のお母さんも笑顔で耳をすませています。
 闖入者に、ふと絵本が読み止められました。
 「はじめまして。こちらは図書館ですか? 本をお借りできるのでしょうか」
 なんと言っていいのかもわからず、私はとりあえず声を出しました。
 「どうぞどうぞ。本も借りられます。ここで本も読めます」 
 答えてくれたのは、車椅子の男の子です。
 見れば、窓を除く部屋の三面いっぱいに設えられた本棚に、児童書が何百冊も詰まっています。

 「娘が一年生なのですが、学校では一冊しか借りられず、公共の図書館も遠いので、こちらでお借りできれば大変嬉しいのですが─」
 「一冊だけ!? それは少ないですね! うちでは七冊まで借りられますよ」
 七冊!!! 一日に一冊読めるなんて!
 「ぜひ貸してください。娘も喜びます。今、学校に行っているのですが、私がお借りしてもよろしいでしょうか」
 「どうぞ。だいじょうぶです」

 気がつくと、読み聞かせがいつともなしに始まっています。
 「ここにご住所とお名前と電話番号…あと、Eメールのアドレスがあれば教えていただけると便利かな。こちらが急にお休みの日や、そちらがいらっしゃれないときなどにご連絡ができますから」
 用紙とペンが差し出され、私は娘の名前を書き込みました。
 「これはお嬢様の名前ですね」
 笑顔で指摘され、私は慌てて「母・小夜子」と娘の名前の横に書き込みました。

 惜しむらくは、娘の帰宅時間が近づいていて、ゆっくりとお話しすることができなかったこと。
 「ごめんなさい。娘が帰ってくる時間になってしまったので、今日はこれでおいとまさせてください。初めてうかがったというのに、バタバタしてしまって大変失礼致しました。次回はぜひ、ゆっくりうかがわせてください」
 「あ。もうお帰りですか─本は借りていかないんですか?」 
 「えっ、いいんですか?」
 「どうぞ。一年生の女の子なら、あっちの本棚に入ってる本がいいかな…時間がないのなら、僕が選んでもいいですか?」
 「お、お願いしますっ!」

 さっと選んでくれた七冊は、
 『こんとあき』
 『きいろいばけつ』
 『車のいろは空のいろ』
 『雲のピアノ』
 『ふしぎなかぎばあさん』
 『ちいちゃんのかげおくり』
 『マザーテレサのおねがい』 

 私は男の子の顔をじっと見つめてしまいました。
 みのりはあまんきみこさんが大好きです。ミッション系の学校に通っているので、いきなりマザーテレサの本を読んでも、違和感をおぼえないことでしょう。
 しかしなぜ、彼はみのりの情報を知ることなく、この七冊を不可分なく選んだのでしょうか。
 「本の背表紙の裏にあるポケットからカードを出して、ここに置いていってください。これで手続きはおしまいです。期限を書き込むこともありません。来週までにみのりちゃんの箱を用意しておきますから、箱に入っているカードを借りていた本に戻して、返却手続きは完了です。次回からは同じ手順で本を借りていってください」
 「ありがとうございます。来週、必ずうかがいます」
 「ではお気をつけて」

 私は大切な本を携え「こども図書館」を後にしようと扉に手をかけました。
 「あら。かわいいわねぇ。見てくださいな」
 見てくださいな、と声をかけられたのは私です。男の子のお母さんらしき婦人が、私にほほ笑みかけています。指先を、小さな女の子の方に向けて、私の注意をひきました。
 「あのマフラー、かわいいわねぇ」
 見れば、小さな女の子も帰り支度をしていて、いちごの柄のマフラーをお母さんから巻いてもらっているところでした。
 「あら。かわいいですね」私もそれに和すと、女の子のお母さんもほほ笑み返してくれました。
 「またお待ちしていますね」
 「ありがとうございました」

 それから本を抱えて走った走った──ギリギリセーフで娘をゲットし、三時過ぎに同じ道を帰ってくると、すでに「こども図書館」の看板は下げられていました。
 魔法の家を訪れてしまったかのような、不思議な気持ちが今もしています。
 でも、手元にある七冊の本と、男の子からもらった「会員証」が何より現実の証拠です。
 そして、その日の四時頃、なんと私の携帯にメールが届きました。

 「今日はいらしてくださり、ありがとうございました。
  アドレス登録いたしました。どうぞよろしくお願いします。
  新しい出会いに感謝」

 来週、私は七冊の本を返しに、またあの家を訪れることでしょう。
 春休み、娘を連れて、あの家の扉を開けてみたいと思います。

ドラえもんおにぎりv

                    2月10日、ドラえもんおにぎりv

とっとこハム太郎ランチv

        2月9日、とっとこハム太郎のキラキラおめめランチv


 ◆ 応援ありがとうございます!
  次回更新は2月15日(月)です。
 ◆フリーページの方に新しい連載を始めました。
  【Pi:e:ta】第二節をアップしております。
  よろしければ、ぜひ一緒に歩いてあげてください。

 先日も七歳の男の子が親の虐待によって命を落としました。
 子供が苦難に遭うとき、当の本人は苦しみを苦しみとして受け止めていないことがままある─ヒロのことを思うとき、そんな印象を強く持ちます。食べ物を与えられないことを苦しむのではなく、「お腹がすいたなぁ」「お腹がすいたなぁ」と死んでいく子供。ぶたれて痛かったことを、自分は愛されていなかったのだと理解するのは大人になってから。大人になれば、恨んだり憎んだりすることが、生きるエネルギーにかわることもあるかもしれない。ただ、それまでは、自分がなぜこういうめに遭っているのかということすら、疑問に持たない─逆に言えば、かれらは子供だから疑問を感じない。疑問にできないくらい子供なのです。

 キリシタンの嫌疑をかけられて殺された与一のことを調べていると、自然、江戸の禁教時代のキリシタン史に触れることになります。
 あるキリシタンの五歳の少年は、二度と手を合わせて祈ることができないようにと、親の前で両手首を斧で切り落とされる拷問に遭いました。でも、その子は刑の後、血のしたたる両手を掲げて、「お花みたいできれい…」と言ってじっと眺めたそうです。
 一番小さい十字架を見つけて「あれがぼくの十字架?」と確かめ、そうだという返事を聞くや、駆け寄って自分が磔にされる十字架を抱きしめたルドビコ茨木など、幼いキリシタンの話は美談として語り継がれていることも多く、どこまでが事実であるのか疑いを要するところではあります。また、信仰に裏打ちされた行動を、そのまま一般論に結び付けてはいけないのかもしれませんが、かれらの一連の情動を鑑みると、ひとつだけ思い至ることがあります。それは、幼い心を持つ者たちは、自分の身の上にふりかかった苦難を、苦難そのものとして感じていないことです。苦難の意味するところ、それに至る原因、そしてそれを回避する術──これらはいつも、かれらの考えの外に置かれています。

 助けを求められない、否、助けを求めることを知らない子供たちだからこそ、誰かが守ってあげなければならない。しかし、もしそのとき誰も守ってくれなかったのならば、未来の私たちが今、かれらの思い出の中で一緒に歩いていくことは許されるでしょうか。
 私たちがしなければならないこと。しなければならなかったこと。これからは私のライフワークとして、長く考えていきたいと思います。








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最終更新日  2010年02月11日 20時47分02秒
コメント(24) | コメントを書く


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雨は夜更け過ぎ…  
とーこ。  さん
待たずに雪になっちゃいましたねぇ。
窓の外は見事な銀世界。
明日の試験に響かないと良いのですが…。
中学受験生も高校受験生も大学受験生も、そしてそして、就職活動中の学生も、みんな願晴れ!

さてさて、小夜子さんが素敵な出会いをされた小さな図書館。
どこか時間の狭間にあるような雰囲気がドキドキしますね♪
読み聞かせが松谷みよ子さんというのも渋い。
モモちゃんシリーズ、大人になった今だからこそもう一度読み返したいです。
男の子がみのりちゃん用にセレクトしてくれた本も素晴らしい~☆
優しかったり、哀しかったり、柔らかい心に受け取って欲しいものがいっぱいつまった本ばかりだと思います。

ま、透子は、かぎばあさんシリーズというとまっさきに美味しそうな料理の数々を思い出す訳ですが…(笑)

pieta。
理由もわからずに付いた傷は、時が重なって埋もれてしまうけれど、傷が癒されている訳ではないと、最近、実感しています。

いつか傷ついた子供が癒され、これから傷つく子供がなくなるように、大人として寄り添えるように、まずは過去の彼に添っていきたいと思うのです。


(2010年02月02日 00時02分24秒)

Re:とーこ。さん  
小夜子姉貴  さん
とーこ。さん

雪になりましたね!!!
深夜にしんしんと降っている雪の風情は、なかなかのものでした。
今日はみのりも鋲付の雪靴を履いて行きました。
まだまだ受験生らしき親子連れも多し。
私たちが中学受験をした日が記録的な大雪だったことは、すでにご存じのことと思います。そして、その日こそ、みんながそれぞれベストな結果を出した日でもありました。
きっと今年の受験生も、みんなベストを尽くしてくれると思います。私にとっては、雪の日は縁起がいいというジンクスがありますv

「時間の狭間にある図書館」!!!
私に才能があれば、それこそを舞台にしてなにかファンタジーを書いてみたい。みのりがいつか、書いてくれないかな☆

松谷みよ子さんのモモちゃんシリーズ。
大人になって読み返してみると、実はモモちゃんのパパがいなかったりするなど、「おや?」と気にかかる発見をしたりしますよね。オットもソファでじっとモモちゃんシリーズを読み込んでいたりします。

かぎばあさんシリーズも楽しいですよね☆
みのりは物語の挿絵の楽譜を、ピアノで引いたりしています。トンデモな曲にトンデモな歌詞で、面白い♪
透子さんと児童書懇談会もしてみたいです^^

私もこれからはあの図書館で自分から本を選ばないで、彼の感性の趣くままにセレクトしていただこうと思っています。あさってまた、そっと訪れてみようと思います。

(2010年02月02日 09時44分46秒)

pieta。  
小夜子姉貴  さん

透子さんのおっしゃるとおり、深く深く埋もれてしまって、もう外側からは治せない傷は、どのようにしたら癒されていくのでしょうか。

傷の上に自ら傷を重ねて、最初に付けられた傷を見えないようにしてしまう、誤った癒し方をする人もいることでしょう。

それでも全部の君が大事──君の身体の傷も心の痛みも、全部。

そう言ってくれる人が現れれば、彼は癒されるのでしょうか。
彼を見ていると、どうやらそういうわけでもないような気がします。

次回、彼の話を聞こうとして、まったく失敗してしまっている福祉士とのやりとりを更新する予定です。この人は会話の進め方にもとても気を配っていて悪い人ではないのですが、話を聞いて癒すどころか、相手が抱えている闇に一歩も近づけていないことが私にもわかります。

では、深い傷と心の闇を抱えた子供たちはどうすれば──
透子さんと一緒に歩を進めながら、私も考えていきたいと思います。

(2010年02月02日 09時45分08秒)

Re:先週木曜日に本当にあった、ちょっと不思議な話v(02/01)  
愛、燦々と さん
助けを求めることを知らない。疑問を感じない。
術を知らない。
本当に。

重なる、だいじょうぶ。の言葉。
お父様。どうして?!
話しておいでって・・・。

あやじの声に答えているようで応えていない大人…
あやじに映る大人の姿。
手も足も動かんよねえ。

_____________

不思議な導きの縁。
きっと、また呼ばれたのでしょうねぇ♪
始まる。始まる。
小夜子様。なんて素敵な始まりなんでしょう。
男の子のおまかせ☆また、お知らせくださいな♪
わたしは、幼いヒロちゃんと読みたくなりました。
小夜子さまのお弁当食べ食べして…☆
・・・ほんと、小夜子様オリジナル弁当すごい!
   ついに雪まで。!!
今日は、『鬼はそと!』『福はうち!!』
豆まき?弁当?かしらん?☆☆☆うふ。










(2010年02月03日 05時13分16秒)

おにはーそとーふくはーうちー  
とーこ。  さん
と、追いやられているはずの赤鬼の笑顔が可愛らしいv
アスパラで木の緑…、この立体感ステキです。
小夜子さんのお弁当画像が大好きなので、職場で行き詰まると息抜きでアクセスしちゃいます。
頻繁にケイタイの足跡がある時、透子が現実逃避してんなぁと笑ってやってください^^;

癒す方法…。
ひとまず、こちらは今度お会いする時までの宿題ということで。
不器用な透子は、考え始めると「てーいっ」と仕事を放り出しちゃいそうなので、明日と明後日は、頑張ってお仕事してきます☆

もう、木曜日。
今週は、どんな本がセレクトされるのでしょう?
また、ステキな新しい世界とみのりちゃんが出会えますように。 (2010年02月04日 00時38分48秒)

Re:愛、燦々とさん  
小夜子姉貴  さん
愛、燦々とさん

誰も助けてはくれない。自分でおまじないのようにだいじょうぶと繰り返すしかない──この状況が、かえってヒロの精神を強靭にしたということも言えるような気がします。

37年も生きていると、人生が多面体で見えてくることがあります。悪いこと、と一概にくくれない事実もある。あのことがあってこそ──と言えることも。

子供だからという甘えが許されない状況の中で、たったひとりで自分の走るべき道を見つけて走り抜き、理性と知性、実力を身につけていった自信が、今のヒロを「さまに」しているのだと思います。

ヒロの手記を読んでいると、なるほど「だいじょうぶ」という言葉がよく出てくる。それから、自分は強い、という確信。弱くて崩折れそうな自分を全て知っているから、補強して補強して、ほかの人よりも強くなっていった──

ヒロのお父さまも、妻を亡くして間もなくのことで、幼い二人の子供を抱え、なにをどうしたらいいのか、自分のことだけで精一杯だったのでしょう。

(2010年02月04日 08時44分11秒)

つづきますv  
小夜子姉貴  さん

愛、燦々とさんが幼いヒロに絵本を読んであげて、ふたりで手作りのお弁当を食べて──どんなに平安な光景に見えても、それはバーチャルな母子の姿でしかない。
それは、ヒロのお母さんがすべきことだった。
でも、本当のお母さんではないのに、本当のお母さんのようにあたたかくヒロのことを思ってくれる人がいる、というのも、とても大切なことだと思うのです。

家族でもないのに、自分のことを愛してくれる人がいるから、やがて自分の中でその人がかけがえのない存在になって、ふたりは結婚していくのでしょう。そして、子供を得たとき、人は自分よりも大切なものが本当にあるのだと、驚きとともに満ち足りた気持ちになることでしょう。

家族ではない人のぬくもりも、人の一生を支える大切な要素になる。
ヒロは父親役、母親役、家族の役割を全部自分自身でこなしてきた人だから、その自立度は常人をはるかに超えている。そんな「ひとりでもだいじょうぶ」なヒロを超える人が、私はヒカリであると思うのです。

ヒカリに出会ったとき、敏感なヒロは自分と同じサバイバーのにおいを感じ取ったことでしょう。そして思ったことでしょう。自分よりも上のヤツがいた。父親も母親もいなくて、身体には障害もあるのに、今日まで生き延びてきたやつが──

何事にも変わらずに自分をコントロールすることができるヒロが、唯一ヒカリによって化学変化を起こすありさまを見るのが、私のライフワークでもあるのです。

ヒロの持つ、「だいじょうぶ」の意味。
物語の中で、通奏低音のように聞こえてくる言葉。
やがてヒロの友人たちが、「だいじょうぶ?」「だいじょうぶなのかな」「あいつはだいじょうぶだよ」と、より一層この言葉を補強していきます。
きっとこの中に、愛、燦々とさんの声もあるのでしょう。

(2010年02月04日 08時44分39秒)

Re:とーこ。さん  
小夜子姉貴  さん
とーこ。さん

おお! 透子さんの職場でのオアシスになりたいv
明日もお弁当を頑張りたいところなのに、学習発表会の準備で午前授業で帰ってきてしまうのです;
せっかく応援していただいたのに…残念!
来週からまた頑張ります☆

癒しについて。
傷ついた人が本当の意味で癒されるとき、そこにどんな心象風景が広がっているのでしょう。
透子さんと語り合いたい。
来週が待ちきれません!

そして今日は今日で、もう木曜日!
実は今日も午前保育(授業)だったので、みのりを連れていっちゃったのですv

ここから先のお話は、実は先ほどまでコメント欄に書いていたのですが、詳しく次回の日記に書くように──との要望があったので、2月25日の更新まであたためさせて下さい☆

なんだかそのまま童話になりそうな、不思議な不思議な図書館なのです──

(2010年02月04日 20時45分14秒)

☆合格発表☆  
小夜子姉貴  さん
待ちに待った吉報をいただいております。
私が存じ上げているかぎり、全員第一志望に合格です。
おめでとうございました!!!

面接での質疑応答で『ワンダフルワールド』を話題にしてくださった方、ありがとうございます! 感激しております!!!
楓は確かにいいヤツではあるのですが、いかんせん目立ちたがり屋なところがあるので、今年も絶対にどこかで自分の存在をアピールしてくるだろうな、と私は踏んでいたのですが、やっぱり自己主張してきましたか(笑)。ありがとう。楓も喜んでいます。

青木のみんなも四半世紀前、同じ気持ちで同じ道を通っていきました。
みんなみんな、青木の仲間ですね☆

(2010年02月04日 20時52分26秒)

Re:先週木曜日に本当にあった、ちょっと不思議な話v  
愛、燦々と さん
こんにちは(*^^*)
今日もとってもいい天気ですね♪
昨日は娘の幼稚園のお友だちと、
いちご狩り♪に行ってきました☆
キラキラひかる大きかったり小さかったりのお気に入りの赤い実を、見つけては食べ、見つけては食べ…。
受粉を手伝うハチさんといちご畑を飛び回ってました。(*^^*)
お腹の中はイチゴでいっぱい♪大満足の母子でした\(^o^)/うふ。
みみちゃんの(*^^*)
発表会の 可愛いらしい姿を 想像して ひたすら癒されて和んでる私です)^o^( (2010年02月06日 11時17分59秒)

Re:先週木曜日に本当にあった、ちょっと不思議な話v(02/01)  
しつもん さん
Black Monday ってなぬ (2010年02月06日 20時22分03秒)

Re:  
BOSE さん
ブラッディ・マンデイについて聞きたいのかねえ。。。 (2010年02月06日 23時37分33秒)

Re:BOSE様  
オルゴール さん
僕もそう思いました。
さすが、よくご存知ですね。
僕からの情報としては、原作の漫画(絵のほう)をかいている人は、創竜伝のコミックスバージョンをかいていましたよ。
あとの情報は他の人たちに任せますv。
(2010年02月07日 01時34分14秒)

Re:  
小夜子姉貴  さん
単なる1987年の世界的株大暴落のことを聞きたいのかも^^

そりゃエコノミストの星に聞いてくれ。

(2010年02月07日 19時58分41秒)

Re:愛、燦々とさん  
小夜子姉貴  さん
愛、燦々とさん

いちご狩り!!!
ビジュアル的にもミニ燦々にぴったりだ~~~☆
実は私、「ハンター系」をさぼりまくっていて…潮干狩りのほか、いちごもぶどうも一度も行ってないんです;
遅まきながら、これから小学校のお友達を誘ってみよう!

今年、私は「愛、燦々とハンター」になりそう☆
お引越しが決まった愛、燦々とさんを追って──でも宮城は鞍馬天狗の爺ィゆかりの地だし、何度もお訪ねしようと思っています。きっと爺ィが呼んでいるのでしょう。そういえば、天狗橋という橋があったはず…。

学習発表会は聖歌と『はじめましてぼうけん』という歌を元気に歌っていましたv
ガッタン、ゴットン!というかけ声から始まって、かわいいパフォーマンスに父兄の客席から笑い声があがっていました☆
泣いている人もいました…感激したのか!?

そういうわけで、明日は代休です☆
お友達とキッザニアに行ってきます♪

コメント欄も書きたいように書かせていただき、愛、燦々とさんに感謝しています。
自問自答のようなお返事になっていることも多々ありますが、書き進むにあたって、それだけ考えなければならないことが多いのだと心を寄せてくださっているのがわかります。
当事者を目の前にして書き進めることに緊張はありますが、いつかは書かなければならないこと──それは今──であることを信じて進んでまいります。
引き続き、幼い人への援護射撃をお願い致します!

(2010年02月07日 20時14分46秒)

木曜日の図書館日和  
オルゴール さん
不思議な図書館での出会い。
その部屋自体がすでに絵本のような印象を抱きました。うん、その空間を題材にしたお話を読んでみたい。
文面からでしかイメージすることができませんでしたが、それにしても不思議な『雰囲気』を持った少年ですね。
低学年の女の子のために本をピックアップできるということは、彼がそれだけ数多くの本に触れているということ。
優しいお兄ちゃんができてよかったね、みのりちゃん。
その素敵な出会いに祝福を――。
(2010年02月07日 21時31分46秒)

傷が、啼いている――。  
オルゴール さん
Pieta、拝読させていただきました。
個人的に色々と思うところはあります。
以前にもちょっと触れたかもしれませんが、大人の理不尽に子供を巻き込むことを、僕は一番嫌います。
これはあくまで個人的な考えですが、この世に癒える傷など存在しないんだと思います。
癒すのではなく眠らせる。心の奥底に沈める方法を知ってしまっている。
傷が――啼くのです。
でも、どこかで救いであったり安らぎであったりを求めている。
(以下、横レスを含みます。)
だからこそ僕は、Pietaを読んだ旭陽さんが心情の整理をどうつければいいのかわからず感情のあるがままに秋野さんの許に駆け込んだ姿を見て、どうしようもないほど優しいと思えた。
僕はその真っすぐな優しさに、救われました――。
(2010年02月07日 21時40分06秒)

Re:オルゴールさん  
小夜子姉貴  さん
オルゴールさん

オルゴールさん!!!
コメント欄での会話が遅れてしまって本当に恐縮しております;
今日は朝から管理画面に入れないというシステムエラーに見舞われ、帰宅後は楽天のメンテナンスが入っていて、ブログ自体が見られないというお手上げの一日でした;;

でも今日は透子さんとランチができたのでとっても嬉しい一日でもありました^^
オルゴールさんの話題満載でしたv
今日はオルゴールさんは「良い噂話」によるくしゃみが止まらなかったのではないでしょうか☆

今朝は私の聖マグダレナ女子学院の先輩からメールで、「青木を読みました」とご報告をいただき、透子さんと青木の話をして帰ってきた後、これもまったく偶然に以前私がお世話になっていた博物館の事務局のおじさまから電話があり、「青木を読みました」と──楓は今年に入ってからも営業に大忙しのようです(笑)。

(2010年02月09日 18時54分01秒)

それからそれから…  
小夜子姉貴  さん
不思議な図書館での出会い。

何回か通ったら、そのエピソードだけで物語が書けそうなのです。私に児童書の文才があれば──そういえば、新年の抱負に「絵本を書きたい」としたためたことを思い出します。それから間もないうちに絵本がいっぱいの不思議な図書館との出会いに恵まれて──私もなにか深く思いめぐらすべきことがあるのかもしれません。

手前味噌で恐縮なのですが、幼い私の前に豊という不思議くんが忽然として現れ、その後の人生が大きく展開するひとつの起因となったように、幼い女の子の魂がより深いものになるためには、ちょっと年上の不思議な男の子、という存在が欠かせないのかもしれません。

でも昨夜、メールが入ったのです。
「こんばんは。今週の木曜日は祝日なのでこども図書館はお休みにさせてください。みのりちゃんもご家族で楽しく過ごされますように。学校がお休みになったら、図書館にも遊びにきてください。おまちしています。おやすみなさい」


残念!!!


追:オルゴールさんに娘を「みのりちゃん」と呼んでいただいて嬉しいです^^

(2010年02月09日 18時54分25秒)

Re:オルゴールさん  
小夜子姉貴  さん
オルゴールさん

Pietaを読んでいただき、ありがとうございます。
大人の理不尽に子供を巻き込むことを嫌うオルゴールさんの力ある言葉──これから親になる人たちの未来に一条の光を見たような心持ちがいたします。

癒えること。
癒すこと。
癒されること。

今日、透子さんと語り合いました。
人は(あるいは子供は)理不尽にも身に起きてしまったことから、いかにして回復していくか──私もまだ答えは見えていないけれど、緋路を見ていると、同じ場所をぐるぐる巡りしながら、でも少しずつ上がっていく螺旋階段のようなその道のりが、「本当の愛を知る」道行きといつしか重なっていっているのが見えるのです。

何も知らない子供だった緋路が、知る人になっていく。自分はなんのために存在しているのか、自分は人を愛してもいいのか、誰かから降り注ぐ愛に応えてもいいのか──少しずつ、考えている。緋路を見ていると、「癒される」ことを渇望することは「本当の愛ってなに」と激しく問い続けることと同義のことのように感じます。

愛の定義は難しいけれど、ヒカリを見ていると、本当の愛まで行き着いてしまうと、愛自体はけっこうバランスよくやることが出来るんだなぁなんて思います。
緋路は本当の愛に至る途中にいるのかもしれません。でも、いつかそこに至る日が来れば、緋路は誰よりも「本当の愛」を知ることができるのかもしれません。

オルゴールさんが旭陽さんの姿に見た優しさ。
緋路もまた、救われているのかもしれません。
もしよろしければ、これからもフリーページへの更新に心を寄せていただければとお願いいたします。
(横レス、大歓迎です!)

(2010年02月09日 21時28分53秒)

Re:先週木曜日に本当にあった、ちょっと不思議な話v(02/01)  
小夜子姉貴さんの人生は不思議と言えばハリーポッターの世界ですね。
ハリーポッターの話は小夜子姉貴さんがテレパシーで送ったものでしょう。
全ての出来事がコンピューターのプログラムのように寸分たがわず
展開して魔法の世界のようです。
家族の皆さんは何処の星から訪問されたのですか。

無抵抗な子供たちの生命を守るというのは大きな使命ですね。
世界では誘拐される子供たちも多いとか。
子供たちに限らず地上の生命を守り助け合うのは
簡単なようで難しいことです。
青木学院の皆さんと共に元気で活躍してもらいたいです。
やがては小夜子姉貴さんという渦の中に世界の人々が集まりそう。
(2010年02月12日 19時52分11秒)

HAPPY ばれんたアイ~~ン(⌒~⌒)  
はにゃーん(‘o‘)ノ さん
しつもんはきっとはるまきのコト聞いてるアル( ̄∀ ̄)

明日はバレンタインデーね(o^∀^o)
みんなぁ
あいしとおー逃走ε=ε=┏( ・_・)┛

(2010年02月13日 21時06分03秒)

Re:ゆうじろう15さん  
小夜子姉貴  さん
ゆうじろう15さん

ああ~やっとオットとみのりが寝た…。
(↑ふたりして何時に寝てんじゃい!)
これでゆっくりとブログに入れます^^

ゆうじろうさん☆
私たちがどこの星から来たって──何を隠そう、鳥取の隠れ里ですよ^^
あの里は毎日が不思議に満ちていて…おかげさまで、いい大人になった今でも、日常に不思議を見つけ出さずにはいられません。

不思議を不思議と感じるだけではなく、「不思議」に意義を見い出すと、それは「運命」に変わる──そう考えています。
たとえば、過去は過ぎ去った出来事を指すのみにあらず、偶然の出会いや巡り合わせなど、人の目には「不思議なこと」が起こったその瞬間、過ぎ去った時間の全てが再構築されると私は考えます。
私は日常に起こる不思議の中にこそ、私が生きてここに在る意味を見出しているのだと思います。

そうそう! ゆうじろうさん☆
ゆうじろうさんは、子供好きですか?
私は──どちらかというと、自分を「子供好き」のタイプではないように感じています。
愛、燦々と曰く、「それは小夜子がまだコドモだから^^」
そんな愛、燦々とは真性子供好き!
私がコドモである限り、愛、燦々とには愛してもらえると思っています^^

あ。鳥取といえば──
みくまりから電話もらってたんだ!
これからかけ直そうっと☆

(2010年02月14日 20時08分39秒)

Re:はにゃーん(‘o‘)ノさん  
小夜子姉貴  さん
はにゃーん(‘o‘)ノさん

最近、人気の若者に疎いのよ~~~っ!!!
木曜日、ラゾーナに行ったら、「50TA」なる男性シンガーのライブを広場でやっていたんだけど、家族全員が、「50TAってなに?」とヒカリ的クエスチョンマークが浮かび、通りすがりの若者に「雨なのにずいぶん人が集まってますけど、50TAってなんですか?」と恥をしのんで聞いたところ、「狩野英孝ですよ」との親切な答えが──「狩野英孝? 狩野永徳なら知ってるんですけど…」などと首を傾げるオット(←不審人物ともいう)。みのりも思い当たる人はいないらしい。そして私も──

今日は今日で、ちょっと若いママ友がはしゃいでいた水島ヒロと錦戸亮と佐藤健の話にぜんっぜんついていけず──水島ヒロ以外、読み方もわかんねー;
諸葛亮とスター錦戸ならわかるんだけどなぁ!!!

(2010年02月14日 20時57分46秒)

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