2011.11.19
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カテゴリ: 京の見どころ
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 築地塀(ついじべい) 縦線の淡い朽葉色に五筋の白い横線を等間隔に配し、東西250メートルに伸び南北は450メートルに達する御所の外塀です 中の木造宮殿群と調和した厳かで落ち着いた雰囲気を醸し出しています 遠くに見える山なみは東山中心に位置する如意ヶ岳、今夏の時の人 大文字山です小さくしらけた所に大の字が描かれます

 (右)内部からの建礼門 桧皮葺き(ひわだぶき)切妻屋根に角柱を用いた四脚門(よつあしもん)で承明門と向かい合う
 特別な場合を除き内部の拝観は春秋2回おこなわれる一般公開でしか見られません、この日沢山の人出でした

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 「御車寄」( おくるま よせ) 昇殿を許された親王ほか正式な参拝の場合にのみ昇降する玄関で、桧皮葺で優雅なそりをもつ屋根をいただく 諸大夫の間、清涼殿、小御所等と廊下でつながっています

 (右)「諸大夫(しょだいぶ)の間」 正式に参内した者の控えの建物で、襖絵にちなんで虎の間・鶴の間・桜の間の三室あり、昇殿した者の身分により使い分けされたようです  

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 諸大夫の間 中央の鶴の間 襖絵です 狩野派の狩野永岳筆 「鶴」

 (右)「新御車寄」(しん みくるま よせ)大正4年の大正天皇の即位礼に際し建てられたもので、以後天皇皇后両陛下の玄関です  正面に見えるのは、朱の回廊の「月華門」 


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 「承明門」から見る紫宸殿 紫宸殿の正面全体は前に広がる白砂の南庭がある為こちらからしか見られません 承明門は丹塗(にぬり 朱の顔料で塗られたもの)の五間・三戸の十二脚門の威容を誇るものです

 (右)「紫宸殿」 即位礼などの重要な儀式を執り行う最も格式高い正殿で京都御所の象徴的な存在です 正面柱間九間(33m)、側面四間の入母屋桧皮葺き、総檜造りの高床式純木造寝殿造りです 建物前には有名な東に「左近の桜」(向かって右)、西に「右近の橘」(向かって左)が配されています


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 東の「左近の桜」側からの紫宸殿です

 (右)正面すのこ縁の中央に18段の階段を有し、儀式に際しては白砂の平庭も重要な役割を果していることが覗えます
  上には幕末の書博士岡本保孝の手になる紫宸殿の扁額が掛かっています(右上にUP表示)


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 写真は「高御座」(たかみくら) 天皇の御座でその東に皇后の御座「御帳台」(みちょうだい)が置かれています (右上の写真中央にうっすら赤くみえています)
 大正天皇即位礼に際し造られたもので、今上陛下の即位礼の際には東京の宮殿に運ばれて使われています

 (右)「清涼殿」(せいりょうでん) 紫宸殿と異なり天皇の日常のご生活の場としての御殿で入母屋桧皮葺きの寝殿造りで、床が低く間仕切りの多い構造となっています
 殿まえの東庭には平安文学に現れる二株の竹「呉竹」「漢竹」(くれたけ・かわたけ)が残されていて平安の趣きを伝える 


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 清涼殿まえ 手前が漢竹です (呉竹は右上写真の奥中央です)
 (右)天皇ご休息の御帳台とその前に置かれた厚畳は「昼御座」(ひのおまし)と言われる御座です 


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 「御池庭」

 (左)反り橋としてその優美な美しさは他に見られないと謂われる「欅橋」(けやきばし)です

 江戸時代の作庭になる池が中心の回遊式庭園です こぶし大の石で州浜が創られ中央には飛び石で船着き場が設けられています、数多くの木々は四季折々の美しさを現し、さまざまな野鳥も生息していて時期には大きい鷺や鳶も見られるようで、造られた石橋共々どの角度から見ても絵になる鏡のような静かな池と庭です


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 優美な曲線を描く池、その水面に美しく映える木々の風景は幾ら観ていても見飽きることありません

 小御所・御学問所・御常御殿・御内庭など後編にてご紹介します    
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京都市営地下鉄烏丸線 「今出川」下車徒歩15分 但し見られるのは春秋2回の公開時期のみ 
宮内庁HP URL--- http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html



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最終更新日  2011.11.19 06:33:19
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「京都御苑」  京都のほぼ中央に位置し、約東西700メートル南北1300メートルその広さ91万平方メートルの国民公園(皇居外苑・新宿御苑と共にs22年に指定)です、そしてその御苑のなか北西に位置するのが 「京都御所」 (広さ約11万平方メートル)です

 桓武天皇により794年京都に都が遷されて以来、内裏(皇居)として造営された京都御所、元は現在の地より2Km程西に在ったが、以後戦乱や火災に度々見舞われたのち1331年光厳天皇即位より現在の地に遷され、明治天皇による東京遷座までの500年天皇の内裏として尊ばれ、その後は天皇御幸啓や御即位に重要な役割を担っています
現在の建物のほとんどは、安政2年(1855年)に再建されたものです


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