旭日あび金色輝く金閣舎利殿.......鹿苑寺（ﾛｸｵﾝｼﾞ通称金閣寺）

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2012.01.01

旭日あび金色輝く金閣舎利殿.......鹿苑寺（ﾛｸｵﾝｼﾞ通称金閣寺）

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カテゴリ：京の見どころ

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　本年もどうぞよろしくお願いします
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新年最初は京都の顔の一つ、金閣寺です
　臨済宗相国寺派山外塔頭　北山（ほくざん）・鹿苑寺（金閣寺）

　1397年足利三代将軍義満が元北山第として所有していた西園寺家の屋敷を譲り受け、御所に匹敵する山荘北山殿を造る、広い庭園と共に舎利殿金閣を新築し政治の中枢の役割を果していた、義満の死後その遺言により禅寺とされ、義満の法号鹿苑院から「鹿苑寺」と名付けられる

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　「金閣舎利殿」この建築物の名称が余りにも有名で寺院全体を金閣寺と呼ぶのが通例となる

　国宝に指定されていた舎利殿・仏像はご承知のとおり、昭和25年7月同寺修行僧による心ない放火により全焼、現金閣は昭和30年に創建当時の姿に復元されたものです

　同天皇お手植えと謂われる詫助椿と布袋石などを巧みに配した方丈前庭（白っぽく見えるのは、朝早く霜が降りています）

　京都三松の一つと謂れ　義満自ら植えたとされる船に似せた「陸舟（りくしゅう）の松」（右）

　鏡湖池（きょうこち）の水面に浮かんで見える金閣舎利殿、異なる建築様式を巧みに融合させた独創的な建築物で、二、三層目は漆が塗られた上に金箔が貼られています

　初層は寝殿造りで法水院（ほっすいいん）と呼ばれ宝冠釈迦如来像と足利義満像が安置されています、二層は書院造り（武家作り）で潮音洞（ちょうおんどう）といわれ岩屋観音坐像と四天王像を安置、三層は禅宗・仏殿造りで究竟頂（くっきょうちょう）と呼ばれ仏舎利が安置されています　

　朝まさに旭日を一面に浴び光り輝く金閣、屋根は椹（さわら）の薄い板を重ねた?葺（こけらぶき）で、頂上には消失直前に取り外されていて無事だった金箔張りの今まさに羽ばたく鳳凰が飾られています（文化財指定）

　夕佳亭（せっかてい）　江戸時代の茶道家金森宗和が建てた数寄屋造りの茶室で、正面柱に南天の木が使われ「南天の床柱」でよく知られています　

　（右）銀河泉（ぎんがせん）　足利義満が茶の湯につかったと伝えられる泉いまも湧き出ています

　「龍門の滝」（りゅうもんのたき）　鯉が滝を登ると龍になると謂われる中国の故事「登竜門」に因んだ「鯉魚石」（りぎょせき）が滝を登っている様を顕しています

　（右）金閣寺裏山は、左大文字山です　

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　「鹿苑寺庭園」　浄土を表現していると謂われ金閣の前にある鏡湖池を中心に、手前にある葦原島（あしはらじま）など大小の島々や各地の巨名石が配され、後方の衣笠山を借景にした室町時代の代表的な池泉回遊式庭園で、国の特別史跡・名勝に指定されています

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京都市バス　「金閣寺道」下車　徒歩すぐ

金閣寺HP　URL--- http://www.shokoku-ji.jp/k_about.html

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