京都五山の上・別格本山............紅葉の南禅寺

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2013.12.02

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カテゴリ：京の見どころ

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　（山中で無く階段には迂回路があり行って来られました、今年ご紹介出来る唯一の紅葉の名所です）

（この画像は拡大します）

　750年前1274年の鎌倉時代、当時の亀山天皇に依り造営されました、建物は応仁の乱で焼失し、現在の伽藍は桃山時代に再建されたものです

　五山とは、中国南宋時代に上位の五ヶ寺を官寺に指定したことに始まる制度で、京都五山はそれに倣い室町時代に制定されたもので、南禅寺を別格五山之上として天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺の順で五山と定められたものです

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　↑「中門」　すぐ西にある御所の日ノ御門が移築された「勅使門」が正門ですが通常はこの中門が表門とされています

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　↑参道は見事な紅葉で覆われていました

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　↑「三門」　知恩院三門と東本願寺の御影堂門と共に京都三大門とされています、

　↑三門正面と背後の紅葉です

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　↑山門上層部より境内と北山を望みます、山門は歌舞伎・石川五右衛門の名科白「絶景かな絶景かな・・・・」で知られます　　

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　↑境内奥の法堂・方丈へ参道、背後は東山です

　↑三門一つの柱間で建物の大きさが推し測れます、（右）境内苔庭ももみじ一面です

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　↑「法堂（ﾊｯﾄｳ）」　への参道です、法堂内には釈迦如来像、文殊・普賢の両菩薩像が祀られています

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　↑法堂正面です、元は豊臣秀頼の寄進に依るものでしたが現在の伽藍は焼失により明治42年再建されています

　↑法堂の屋根瓦にはすべて南禅の文字が彫られています

　（右）法堂天井の龍は今尾景年翁筆のものです　（写真は当山資料より）

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　↑もみじ降る本坊「庫裡」正面、いかにも禅宗寺院の庫裡らしい大屋根の切妻造りで、正面の大きな妻壁が綺麗に整えられています、方丈へはこちらから昇殿します

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　↑「方丈」（国宝）の大玄関です、大方丈は旧御所の対面御殿が移築されたもので、六間取りで各室には桃山時代の狩野派の障壁画124面（重文）が配置されています、大方丈の背後に接続して桃山城の小書院が移された小方丈かあります

　↑小方丈の襖絵の狩野探幽の傑作「水呑みの虎」は特に名高い作とされています　　　　　　　　　　　　　　　（当寺資料より）　

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　↑「方丈庭園」　小堀遠州の作と伝えられ江戸初期の代表的な枯山水庭園で、細長い地形に川と水をイメージする白砂と6っの石組みで親虎と子虎に見立てて表現、一般に「虎の子渡しの庭」と呼ばれています

　↑庭に面する宸殿造りの優雅な方丈、庭に見入り座り込める広縁が設えられています

　（右）世の煩悩六道輪廻（ﾛｸﾄﾞｳﾘﾝﾈ）戒めの庭とされます苔生す「六道庭」、と面する中庭へ巡る回廊です

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　↑小方丈庭園「如心庭（ﾆｮｼﾝﾃｲ）」　「心」字形に庭石を配した枯山水の石庭で、心の如くとの禅の教えを顕わす落ち着いた雰囲気の庭園です

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　↑池を隔て、窮心亭・不識庵の二つの茶室を覆う色鮮やかな紅葉です

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　↑南禅寺とこのｴｷｿﾞﾁｯｸなレンガ造りの疎水橋直接関係はありませんが、美しいアーチを描く橋は長年境内の景観に融け込み、京都の代表的な風景の一つとなっています

（この画像は拡大します）

　↑南禅寺の鮮やかな紅葉、代表する一枚です

　（過去の「京都ええとこ」一覧は左側サイド欄よりご覧ください）

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京都市バス　「南禅寺・永観堂道」下車　　東へ徒歩5分
京都市地下鉄・東西線　「蹴上（ｹｱｹﾞ）」　下車　北.西へ13分

南禅寺HP　URL--- http://www.nanzen.net/